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あなたは持ってる? “バーム”活用術9選を達人に聞いた!

  • 2018.9.22
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ここ数年、マルチな使いやすさで注目が高まっているバーム。ヘア&メイクアップアーティストのイワタユイナさんは、バームが人気になるずっと前から、さまざまなシーンで愛用していたというバームの達人。

「ヴァセリンのミニサイズとドクターブロナーのオーガニックバームは、コンパクトでかさばらず使い道も多いので、いつも化粧ポーチに入れて持ち歩いています。現場ではもちろん、プライベートでも毎日のように使っているバームは、学生時代からの付き合いなんです。使っていくうちにどんどん使い方が広がって、今では朝から晩まで頼りっぱなし。ひとつは持っておいて損はないアイテムですよ」

イワタさんが編み出した目からウロコのバームの利用法は、保湿だけにとどまらない。

「メイク直しやヘアケア、花粉対策、ツヤ感が欲しいときのプラスワンアイテムとしてなど、使い方は無限大。固形タイプのバームは、手のひらにとって体温でゆるませてから使うのがポイントです。ドライヤーで溶かしてもOK。今年はそのまま直接肌にオンできる肌なじみのいいスティックタイプも登場しているので、ますます便利に使えそう。私も1本欲しいです」

それでは、イワタ流・バーム活用術をお教えします!

パウダーチークにプラス

クリームチークのようなツヤ感が欲しいときは、パウダーチークをのせた上からバームをポンポンとなじませれば、瞬時にグロッシーな質感に。アイシャドウにも使えるテク。

花粉よけに

花粉の季節には、綿棒で鼻の穴の入り口にバームを薄くつけておくと安心。バームが花粉をしっかりとらえて侵入を防いでくれるので、ムズムズするツラさが軽減されます。

練り香水に

バームを手首の内側や鎖骨に少量なじませておき、その上からフレグランスをつければ即席の練り香水に。香りが揮発しにくくなり、ふんわりやさしい香りが長時間続きます。

ささっとメイク直し

綿棒にバームを薄く取り、メイクのヨレにやさしくなじませたあと、ティッシュオフ。バームの油分でメイクが負担なく落とせるし、保湿もできるので化粧持ちもUP。

虫さされケア

かゆ~い虫さされ。ついかきむしりたくなりますが、そんなときはバームを塗ってみて。なぜか不思議とかゆみが抑えられます。外からの刺激がシャットアウトされるからかも?

ピアス穴のケア

ピアスホールの滑りが悪いときは、耳たぶに少量つけて。バームが潤滑剤になり、スルッとピアスが入りやすくなります。指がむくんで外しにくくなった指輪対策にもおすすめ。

アホ毛を抑える

バームはヘアスタイリング剤としても優秀。アホ毛をなじませるほか、髪に動きをつけたり、顔まわりの後れ毛をウェットな束感でまとめたいときにも重宝します。

へそのごま掃除

綿棒にバームを取ってへそにやさしくなじませ、くるくるなでるだけで汚れがすっきり。清潔で汚れもふやけていて取りやすいお風呂上がりに行いましょう。

+砂糖でスクラブに

砂糖、バーム、蜂蜜かオイルを、2:1:1の割合で混ぜれば、唇用のスクラブに。低刺激でデリケートな唇にも安心。砂糖を塩にすればボディ用スクラブとして使えます。

イワタユイナさん ヘア&メイクアップアーティスト。河北裕介氏に師事後、独立。女優やタレントのメイクを中心に、女性誌でも活躍中。旬の色っぽメイクが得意。

※『anan』2018年9月26日号より。写真・中島慶子 イラスト・白ふくろう舎 取材、文・岡井美絹子

(by anan編集部)

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