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早く理想の体型になりたい! 1日2回のワークアウトは多すぎるの?

  • 2018.9.20
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Women's Health

早く効果を出したいからと言って、1日2回ハードなワークアウトをしていいの?

1日2回もワークアウトするのは安全なの?

全米スポーツ医学協会NASM認定パーソナルトレーナーのダグ・スクラーいわく、「体系的なプログラムとプロの指導に従っていれば、安全と言えるかも」

でも、認定強化調整スペシャリストのアルバート・マスニーは、ワークアウトとワークアウトの間に十分な回復時間を設けなければ、けがをする羽目になるかもしれないと注意を促す。

それだけワークアウトしていれば、燃え尽きてしまうこともある。でも、回復時間に質の高い睡眠を取り、しっかり食べて (カロリーとタンパク質を十分に摂る)、水分補給をしている以上、1日2回ワークアウトしても “まったく問題ない” とマスニーは考えている。

週1日の完全オフで十分回復できる人もいるだろうし、もっと休まないと続かない人もいるだろう。

でも、一般的には 「オフは間隔を開けて取った方がいいので、火曜日と金曜日、または月曜日と水曜日と金曜日をオフにしてみるのはどうかな?」 とマスニー。「でも、何がベストかはその人次第」

1日に2回ワークアウトすることのメリットは?

米ミシガン州立大学の運動学教授ジム・ピヴァルニック博士いわく、ワークアウトを適切に増やせば、もっと短時間でフィットになれる。

このアプローチは、いくつかの状況で役に立つ。例えば、マラソンや水泳のレースに向けて持久力をつけると同時に、スピードも強化したいとき。トライアスロンに向けたトレーニングをしていて、強化するべき項目がたくさんある場合にも使える。

ピヴァルニック博士によると、1日2回のワークアウトは、持久力を高めながら筋肉を増強するなど、まったくタイプの違うゴールを同時に達成したい場合にも便利なんだそう。

スクラーの話では、「2回目には、スキルに特化した低強度のワークアウトで体を調整する」 のが非常に有効。仮にハーフマラソンで自己ベストを出すのが目標なら、朝はレース本番さながらのペースで走るスピード特化型のワークアウトをして、夕方は8キロメートル程度をゆっくり走るか、長めのサイクリングを楽しむのがおすすめ。

1日2回のワークアウトをうまく組み立てるには?

ここは賢くいきたいところ。マスニーいわく、超ハードなワークアウトを1日2回するのはおすすめできない。同様に、同じワークアウトを1日2回するのもNG。むしろ、バリエーションを持たせるのがポイント。

実際のワークアウトの内容は、あなたのゴールに応じて決めるべき。でも、午前中にハードなスピンクラスを終えたなら、2回目のワークアウトでは、ヨガや軽めの水泳で違う筋肉を使うのが賢明。「1日2回ワークアウトするなら、それぞれが違う内容で相互に補完し合うものでないと」

ピヴァルニック博士によれば、何よりも大事なのは体の声に耳を傾けること。

1日2回ワークアウトした後に気分が悪くなるのなら、たぶん頑張りすぎている。また、マスニーが言うように、徐々に体を慣れさせる必要もあるので、1日2回のワークアウトを週2~3回できるようになりたいのなら、まずは週1回でやってみて、体が大丈夫そうなら回数を増やすようにしよう。

実際に結果が出ていることも確かめて。マスニーは、「回数を増やすこと自体を目的にしないように」 と呼びかける。「でも、1日2回やることで良い結果が出続けるとすれば、それは全部うまく出来ている証拠だよ」

ゴールを達成する上で、1日2回のワークアウトが役に立つことはある。でも、体に無理をさせることなく目的に沿ったワークアウトができるように、トレーナーの指導のもとで行うのがベスト

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

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