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【動画】体形別ランニングフォームで坂道をラクに走る方法 ③「胴長さん」編

  • 2018.9.12
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Women's Health

ランニングにトライしようと思っているのなら、正しいランニングフォームを知っておきたいところ。「理想の走り方は、体形によって違います」と指摘するのは、ランニングトレーナーの鈴木清和先生。この集中連載では、鈴木先生が分類する「脚長さん」「均等さん」「胴長さん」の3つの体形別に、坂道をラクに走る方法をご紹介。少し奇抜な走り方だけど、その効果は抜群! 3回目の今回は「胴長さん」の走り方をレッスン。

「体形が違えば、走りやすいランニングフォームも人それぞれ」と、鈴木先生。その理由は、体形や骨格や筋肉によって重心の位置が異なるから。「胴長さんは身体の重心が低い位置、腹部のあたりにあるので、その低重心を活かして“足で地面をかく動き”をイメージすると走りやすいですよ」と鈴木先生。

■胴体と脚の長さを比べて、自分はどのタイプかチェック! ① 鏡の前に立ち、全身を確認する。② 肩から股関節の長さと、股関節から足の外くるぶしの長さを比べる。

【ポイント】股関節は股間から指2本ほど上、大転子と呼ばれる、外側に出ている骨が目安。

脚長さんタイプ… 肩~股関節 股関節~くるぶし

均等さんタイプ… 肩~股関節 股関節~くるぶし

胴長さんタイプ… 肩~股関節 股関節~くるぶし

胴長さんが坂道をラクに走る方法は?

■上り坂:前傾走法上半身と地面が平行になるくらいに、上半身を前に傾ける。

鈴木先生のアドバイス胴長の人が坂を上るときに上体が起きていると、重心が後ろに残されてしまいがちだそう。「重心が後ろにあると、脚の力で無理やり上らなくてはならないので、上体を伏せてスムーズな脚の運びにしていきましょう」

■下り坂:のけぞり走法 左右の腕でバランスをとるように、両腕を広げる。キューピーになりきって走ろう。ぐんぐん前進して、足が後ろへ流れていく感覚を得られるはず。下り坂はスピードが出やすいのでご注意を。

鈴木先生のアドバイス胴長さんは上体が重いため、脚の回転が追いつかなくなる傾向にある。「上体を後ろに倒すことで、脚への負担を軽減し、脚の回転を妨げないようにします」

坂道の途中で普段の走り方から体形別の走り方へシフトすると、その違いに驚くはず。マラソン大会でもぜひ活用してみて!

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