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災害知識が楽しく身につく防災体験施設

  • 2018.9.9
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「東京消防庁」が管轄する防災体験施設のひとつ「東京消防庁本所都民防災教育センター(本所防災館)」。インストラクターに案内してもらいながら、「地震・消火・煙・都市型水害・応急手当・暴風雨」などのさまざまな体験ができます。防災月間である9月はぜひ防災について見直してみませんか。

「東京消防庁」が管轄する防災体験施設

「本所防災館」

東京押上にある「本所防災館」は、身の回りの災害について実際に体験しながら学べる防災体験施設です。

「地震、暴風雨、火災、応急処置」など、いざというときの対処法を身をもって体験できます。子ども連れのファミリーや企業で体験する大人の方も多いのだそう。

2つのコース

「本所防災館」では2つの体験コースを提供しています。おすすめは「基本コース」ですが、時間のない方には「ショートコース」もあるのでお好きな方を選んでくださいね。各回体験できる人数に上限があるので、事前に予約するのがおすすめです。

・「基本コース」

「基本コース」は「シアター・地震体験・消火体験・(煙体験または都市型水害体験)・(応急手当体験または暴風雨体験)」の4体験ができます。

所要時間は1時間50分ほどで、1日4回開催(9:10~11:00、10:30~12:20、13:10~15:00、14:30~16:20)されているので、お好きな時間を予約しましょう。

・「ショートコース」

時間のない方にぴったりな「ショートコース」は、「シアターと2つの体験」ができます。所要時間は1時間10分ほどです。

自然の猛威を体験「暴風雨体験」

「暴風雨体験」では、レインコートと長靴を借りて、強風と大雨を体験できます。風水害をもたらすほどの暴風雨は、その威力が強くなると前に進むことができません。

台風の通り道となることが多い日本に住んでいるからこそ、知っておきたい強風や大雨に関する知識を学びましょう。

使用方法を覚えられる「消火体験」

お店や会社などあらゆるところで見かける消火器。実際に使い方がわからない方も多いのではないでしょうか。

「本所防災館」の「消火体験」では、参加者に消火器の使い方をレクチャーしてくれます。目の前にある大型のスクリーンには、実際の火災をシミュレートした映像が流れます。そのスクリーンにむかって、消火器または屋内消火栓で火を消しましょう。しっかり使い方を覚えてくださいね。

正しい避難方法を学ぶ「煙体験」

火災のさいに発生する煙は、視界を遮って息をするのも苦しくなりますよね。そんな煙のなかを避難する方法を学べます。

煙の特性を学び、煙と空気の境目となる“中性帯”のなかを進んで避難しましょう。パニックにならず冷静な判断力と、確実な行動力が求められるので、正しい避難方法を身につけて、いざというときに備えてください。

水害の恐ろしさを学ぶ「都市型水害体験」

「都市型水害体験」では、近年日本の各地で起きている水害“局地的集中豪雨や津波”に関する映像からその怖さを再認識します。

また浸水して水圧がかかった建物のドアや自動車のドアを想定した「ドアの開放体験」ができます。水深が深くなればなるほど、ドアが開かなくなっていく恐怖を実際に体験できることでしょう。

大切な人の命を守れる「応急手当体験」

心停止してから1分ごとに7~10%ずつ救命率が下がると言われています。大切な人を守るために身につけておきたい心肺蘇生法などの「応急手当」を学ぶことができます。

「応急手当体験」では、訓練用の人形を使ってレクチャーを受けます。また、AED(自動体外式除細動器)も実際に使って使用方法を覚えられます。もしその場に遭遇したら、学んだことを思い出してくださいね。

いざというときに備える「防災体験施設」

テレビで見たことがあったり、本で読んだことがあっても、実際に災害を体験しなければその恐ろしさはわかりません。

「本所防災館」では、さまざまな災害を学ぶことによって、正しい知識を身につけることができます。ぜひ大切な方と、自分の身を守るために足を運んでみてはいかがでしょうか。

スポット情報

  • スポット名:本所防災館
  • 住所:東京都墨田区横川4-6-6
  • 電話番号:03-3621-0119(予約)
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