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「大阪天満宮」の楽しみ方!天神祭や願い玉など見どころがたくさん

  • 2018.9.7
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大阪天満にある「大阪天満宮」は、“学問の神様”として知られる菅原道真(すがわらのみちざね)公を祀った神社です。 歴史ある建築物やユニークな開運スポットなどが残る「大阪天満宮」の歴史や見どころをご紹介します。

大阪・天満の由緒ある神社「大阪天満宮」

大阪・天満「大阪天満宮」は、1,000年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。 日本三大祭りの一つに数えられる「天神祭」をはじめ、「えびす祭」「てんま天神梅まつり」など、年間を通してさまざまなイベントが開催されています。

「ご本殿」と「梅花殿」

「大阪天満宮」の境内には、たくさんの小社が祀られています。 「ご本殿」は、1837年に火事で全焼していますが、奉仕者などによって1843年に現在の姿に再建されました。

1025年に建立された「梅花殿」は国の登録文化財に指定されている建物で、伊勢神宮の古材が使われているのが特徴です。

毎年130万人近く訪れる「天神祭」

毎年6月下旬~7月25日の約1か月間にわたって行われる「天神祭」は、生國魂(いくくにたま)神社の「生玉(いくたま)夏祭」や住吉大社(すみよしたいしゃ)の「住吉祭」と並ぶ、大阪三大夏祭りの一つです。

「大川」に多くの船が行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」や、奉納花火などが行われます。 ほかにも、商売繁盛を祈願する参拝客で賑わう「えびす祭」や、梅の見頃に開催される「てんま天神梅まつり」など、年間を通してたくさんのイベントが行われます。

「大阪天満宮」は大阪の守り神

1,000年を超える歴史を紡ぐ神社

「大阪天満宮」の歴史は、今から1,000年以上も前にさかのぼります。 901年、菅原道真公が現在の「大阪天満宮」と同じ場所にあった「大将軍社」に参詣したのがはじまりです。

菅原道真公が亡くなって50年近く経った949年、「大将神社」の前に一夜にして7本の松が生えたことから、村上天皇の勅命により「大阪天満宮」が建立され、菅原道真公の御霊が厚く祀られました。

“天神さん”と親しまれている

「大阪天満宮」は、大阪市民から“天満の天神さん”と呼ばれ親しまれています。

「ご本殿」が1724年の妙知焼けや1837年の全焼に見舞われた際も、氏子の人々が“天神さんを焼いたらあかん”という思いで神社を守り続けていました。 1,000年以上ものあいだ、地元の人々に愛され続けている神社です。

表大門天井の十二支に注目

大門の天井に、実はあまり知られていない色鮮やかな十二支の彫刻があります。 十二支の酉の位置に、鶏(にわとり)ではなく鳳凰(ほうおう)がいるのが特徴です。

菅原道真公が都を追われて太宰府に旅立つときに、鶏が鳴けば出発しなければならず、“鶏は別れを急かすもの”と嫌ったために鳳凰が配置されているのだそう。

願い玉を投げて願掛けしよう

6色の願い玉のなかから3つを選び、初穂料500円を納めます。 成就したい思いを心に浮かべながら、天満宮の境内の北側にある星合池の梅形の的に向かって願い玉を投げます。 願いごとに応じた色の花に願い玉が乗れば、その願いは叶うといわれています。

・赤(良縁・恋愛)
・黄(商売繁盛)
・白(健康・病気平癒)
・青(芸能・芸術・武術)
・緑(学徳・合格)
・金(万願成就)

ユニークなお守り

願い玉以外にもさまざまなユニークなお守り(各1,000円)があります。 「大阪天満宮」を訪れる際には、ぜひチェックしてみてくださいね。

「梅小町守」

“いつまでも健康で美しくありますように”という願いが込められています。

「絆守」

カップルの絆をより深いものにしてくれます。

「諸芸上達御守」

才能の開花とさらなる技芸の上達が祈願されています。

「大阪天満宮」で神前挙式

「大阪天満宮」では、「梅花殿」で婚礼の儀を行ったあとに親族とともに「渡殿」を渡りながら「ご本殿」へ向かって誓いを奉告参拝する、神前挙式が行えます。

少人数の会食や大人数の披露宴、挙式のみのプランなど、新郎新婦の希望に合わせたさまざまなプランがあります。 「大阪天満宮」でしか体験できない、格式ある神前挙式です。

由緒ある「大阪天満宮」へ足を運んでみて

「大阪天満宮」には、再建から200年近く経つ「ご本殿」をはじめ、表大門の天井にある十二支の方位盤など、さまざまな見どころがあります。 また、願い玉を使って願掛けしたり「天神祭」をはじめとするイベントに参加したりして楽しむこともできます。

大阪・天満に足を運ぶ機会があれば、ぜひ「大阪天満宮」にも立ち寄ってみてくださいね。

スポット情報

  • スポット名:大阪天満宮
  • 住所:大阪市北区天神橋2丁目1番8号
  • 電話番号:06-6353-0025
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