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“グッド・ドクター”でも話題の萩原利久「女子たちの友情はトゲトゲしてる(笑)」

  • 2018.9.5
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第1回「未完成映画予告編大賞」でグランプリを受賞した予告を基に長編映画化された「高崎グラフィティ。」(8月25日・土より全国順次公開)。群馬・高崎を舞台に、高校を卒業して新しい生活を始めようとしている男女5人の青春群像劇が展開される。

【写真を見る】青春群像劇で「JK、怖いって思いました(笑)」

佐藤玲、岡野真也、中島広稀、三河悠冴といった、数々の話題作で頭角を現している若手俳優たちが共演。4月期のドラマ「あなたには帰る家がある」(TBS系)で、家族に対して誰にも言えない闇を抱える高校生を好演した萩原利久が、5人の若者の一人で将来に対して特に夢を抱いていない阿部優斗役で出演している。

5人の俳優陣の中で唯一“10代”の彼が、高校を卒業したばかりの心に抱えた屈折を持て余している青年というキャラクターとどんな風に向き合ったのか。オーディション秘話や高崎での撮影エピソードを交えながら、役への思いなどを聞いた。

――5人の男女の青春群像劇はとても面白かったです。でも、青春ってなんか面倒くさいなと思いました(笑)。特に女子たちの友情は怖い…。

何か、トゲトゲしてますよね(笑)。その場にいない人に対して、あんなに言うかってぐらい言いますから。変な話、男の場合は面と向かってはっきり言うじゃないですか。だからこそ、ある意味お互いのやりとりの中にうそはないのかなって。女の子のオンとオフの違いにはびっくりです。JK、怖いって思いました(笑)。

――(笑)。今回の作品に出演するきっかけは、オーディションだったそうですね。

実は、最初は中島(広稀)さんが演じた直樹役で受けたんです。そのときに役とは関係なく、普段の学校での話をすることになって。学生時代は仕事もしていたので、学校以外に楽しい場所がという感じでした。だから学校では広く浅くしてますって話したんです。

――割と、赤裸々に学校生活を語ったんですね。

そうなんです(笑)。そして、次のオーディションは、なぜか優斗役で受けることになっていました。結果的に優斗を演じることになった後、川島(直人)監督に聞いたんですけど、僕の学校での過ごし方というか、友達との距離感みたいなものが優斗とマッチしたらしくて。優斗にも学校にいるより、憧れている先輩と一緒にいるほうが楽しいという時間があるんですよね。

――役作りは、そこからヒントを得た感じですか?

そうですね。もちろん、優斗は普段の僕とは違う男の子。だけど、自分も経験として優斗に近いものを持っていると川島監督に言われて、そのマッチした部分から役を作っていくという作業は、とても新鮮でした。新しい役作りの型で臨めたような気がします。

【写真を見る】青春群像劇で「JK、怖いって思いました(笑)」
撮影=コザイリサ

男子たちは、素の部分が出ているような気がします

――監督からは、何かアドバイスはあったんですか?

監督からは、クランクイン前にみんなと仲良くなってくださいとだけ言われました。撮影に入る前から、5人で結構会いましたよ。プライベートでも仲良くなりました。僕以外は、全員20代で年の差はあったんですけど、全くそれが壁にならなかったです。今でも三河(悠冴)さんには、すごくお世話になっています。

――劇中の5人のやりとりは、とても自然ですよね。

特に男子たちは、素の部分が出ているような気がします。自分にしか出せない色のようなものを役に刷り込ませたいと思っていました。

――どこまでが台本に書かれているセリフだったのか。結構、アドリブも多かったですか?

中島さんが演じた直樹は、おちゃらけていて空気が読めないキャラクター。ホントに、読めないんですよ(笑)。それが面白くて。中島さんの芝居では、結構素で笑っちゃっているところがあります。毎回、パターンが違うからどうしても我慢できない(笑)。5人の関係性はすごく自然で、気持ちを作りやすかったです。だからこそ、優斗も自分の思いを出すことができたんじゃないかなと思います。大人になると、自分の気持ちをストレートに他人にぶつけることが減っていくじゃないですか。我慢したり、自分の心の中にしまいこんだり。でも、この作品に出てくる高校を卒業したばかりの男女5人は、急にシリアスになったり、また仲良くなってみんなで笑ったりする。この不安定な状態って、10代ならではの現象なのかなと。きっと、誰もが経験していることだと思うので、懐かしい気分になれる作品かもしれません。あらためて、学生時代って面白いなって思いました。

群馬の高崎市を舞台に、5人の男女の若者の姿を描いた映画「高崎グラフィティ。」
(C)2018 オフィスクレッシェンド

皆さんウキウキしていましたよ

――商店街をみんなで走っている姿は、“THE青春”でしたね。

ちょっとヤンチャなことをして逃げているシーンなんですけど、あの撮影はすごく楽しかったです。普段は、なかなかできないことですもんね(笑)。スタッフの方たちも何だか楽しそうで、皆さんウキウキしていましたよ。高崎市の方たちは撮影に協力的で、いろんな場所を使わせていただきました。時間があまりない中で朝から深夜まで撮っていたので本当にありがたかったです。

――全編にわたって高崎で撮影でしたが、撮影中の思い出は?

僕はずっと、高崎に泊まり込んでいました。丸一日休みがあった時は、僕と同じく高崎に泊まり込んでいた三河さんと一緒に過ごしました。高崎にある大きなゲームセンターへ行って、メダルゲームをしたんですよ、二人で。ホントに高校生の休日みたい(笑)。しばらく遊んでいると、そこに監督たちも合流して来たりして。地元の友達がみんな集まったみたいな感じで面白かったです。

中島さんや三河さんと「明日のシーンはどうしようか」とか、3人でああでもないこうでもないって話す時間も楽しかったです。自分の出ていないシーンは客観的にで見ることができるから、結構遠慮なく意見が言えるんですよね。そこにはお世辞なんかなくて、みんなお互いにストレートに思ったことが言える。とても濃密な毎日でした。(ザテレビジョン)

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