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あなたは違う?恋愛・結婚を遠ざける「母娘共依存」の恐怖とは?

  • 2018.8.31
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結婚できないとお悩みの女子の中に

「母親と仲が良すぎて、実家から離れられない」

というケースが増えているそうです。

これは「母娘共依存」と呼ばれ、実は筆者も以前はこの例に該当するのではないか?と周囲から指摘されたこともありました。

筆者の場合は、通常「もう自然な出会いからの結婚はできない」と言われる年齢になってからパートナーに巡り逢えたため「母娘共依存=恋愛・結婚が絶対にできない」とは言い切れないと考えています。

しかし実際問題として「家族、特に母親との仲が良すぎること」が、恋愛や結婚を遠ざけるきっかけになってしまう可能性はあるようです。

母娘共依存になりやすい家庭環境

母と娘が共依存しやすい家庭環境は、「1人娘」「1人っ子」「長女」などが圧倒的に多いです。

筆者の場合は「1人娘」「1人っ子」「長女」の全てに該当していた上、「母子家庭」でもありました。

筆者は母に、子供の頃から

「お母さんは友達だから、何でも話しなさい」「彼氏ができたら、必ずお母さんに会わせなさい」

と言い聞かせられて育ちました。

更に、離婚した父親の悪口も何度となく聞かされ、

「男なんかいらないんだよ!」「男はバカばかりだ」

とも言われ続けてきました。

それに対し何とも言えない反感を抱きつつも

「母の言うことは絶対なのだ」

と、今思えば完全に洗脳されていました。

このようなパターンは、母娘共依存になりやすい母と娘の典型と言えます。

また筆者の知人のA子さんは、下に弟のいる1人っ子長女でした。

彼女もまた母親ととても仲が良く、なおかつ30歳を過ぎても独身、前の恋人と別れてから何年もフリーでした。

A子さんの場合も、何らかの形で母娘共依存に陥っていた可能性があります。

何が問題になるの?

母娘共依存になると問題になるのは、娘が「自立したい」と願っても、それがかなわなくなることです。

「お母さんが心配だから」という理由で実家から出られなくなったり、就職先ひとつ探すにも実家から通える仕事でなければと自分で自分に制限をかけてしまったり、何かを買うにも母親に相談しないと決められなくなったりします。

このことは、娘の恋愛や結婚にも大きな影響を与えます。

娘が恋愛をすると、娘と共依存している母親は「娘を彼氏に取られた!」と思い込む傾向があります。

場合によっては娘に対して「ガキのくせに色気づきやがって!」「恋愛なんかまだ早い!」と激怒したり、「あの男は良くない」と相手の男性を全否定したり。

また娘の恋愛がうまくいかなかったときに、「お母さんも、あの男はダメだと思っていたのよ」と一見理解を示しつつも「だから彼氏なんか作るべきではないのよ」と娘の恋愛自体を否定する発言をすることもあります。

実際、小・中学生時代に好きな男の子ができたときに、母親に鬼の形相で家中追い回され「ガキのくせに色気づきやがって!」「お前にはまだやらなければならないことがあるだろう!」と罵倒され、ずっとそれがトラウマになったという女性もいます。

筆者も母親の「外泊は絶対禁止!」という教えを大学卒業まで死守し、その結果恋愛や友人関係がうまくいかなかったことがありました。

抜け出すためにはどうしたら良いの?

ここまで読んで

「私も、もしかしたら母娘共依存かもしれない・・・」

と思ったあなた。

抜け出すためには、どうしたらよいのでしょうか?

まずは、母親と適度な距離を置くことが必要です。

あなたがずっと実家暮らしなら、思い切って家を出てみると良いでしょう。

また先述のA子さんは、母親が自宅で経営する事業を手伝っていましたが、このような場合は他へ就職することをお勧めします。

「生活のほとんど全てが実家だけで完結している」という環境から脱却することで、かなり精神的にラクになるでしょう。

そして「何でもお母さんに聞いてから決める」という習慣からは卒業しましょう。

いくら母娘でも、お母さんとあなたは別々の人間ですから、考え方や好みなどは違っていて当たり前です。

「頑張っているつもりなのに、なかなか恋愛や婚活がうまくいかない」とお悩みのあなた、今回の内容に心当たりはありませんでしたか?

「そういえば私も、家族、特にお母さんと仲が良すぎるかも・・・」と思い当たったなら、今こそ人生を変えるチャンスです。

精神的な自立は、幸せな恋愛・結婚をするために必要不可欠なのものの1つなのですよ。(Nona/ライター)

(愛カツ編集部)

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