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“洒落感”がぐっと増す! 河北流・シンプルトップスを格上げするメイクの秘訣

  • 2018.8.29
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夏の終わりに活躍のシンプルトップスを格上げする秘訣は?「MAQUIA」10月号では、ベーシックな服を輝かせるメイクを河北裕介さんがレクチャー!

河北裕介だけが知っている

夏の終わりのシンプルトップス×メイク

夏の余韻がまだ残るこの季節は、着るものに迷ってシンプルトップスに頼りがち。そんな時こそ、服の色に合わせた“秋色スパイス”をメイクにひとさしすれば見違える。


HAIR & MAKE-UP ARTIST
YUSUKE KAWAKITA


服の色が持つ力に合わせて
旬のスパイスをオン

「なんてことのないベーシックなファッションも、トップスの色にリンクさせながら、メイクに少し旬のスパイスを入れ込むだけで一気にあか抜ける。だから、僕はメイクをする時、大きな鏡の前でトップスの色を見ながらしているんだ。それだけで、『今日は、こんな女性像で行こう』っていうイメージが明確になるから」と、河北さん。確かに、トップスの色を意識してメイクするだけで、トータルでの“洒落感”がぐっと増すし、マンネリ顔にも陥りにくい。では、夏の終わりに活躍のシンプルトップスを格上げする秘訣は?「秋冬に流行る80'sのスパイスを、メイクに先取りして吹き込むことが秘訣。寒色やモードな色をピリッと効かせて、クール寄りに振るのがいいと思う。ただ、強い色はちょっとのことで印象ががらりと変わってしまう分、範囲を狭くか、淡くのせてミニマムに入れるのが効果的! また、ネイビーやカーキなどの寒色系トップスは肌がややくすみやすくなるので、メイクに暖色をミックスするとヘルシーに肌映えするはず。誰でも簡単におしゃれ上級者になれるから、ぜひ試してほしい」(河北さん)

ネイビー

寒色×暖色のツートーンで
ヘルシーに格上げして

「黒と似てかなり深みがありながら、透明感と清潔感も高い色。カチッと品がよく賢そうな印象だから、制服とかにもネイビーが多いよね。顔に与える影響も大きくて、意外と表情が沈みやすいから、メイクは寒色とともに暖色も効かせてトーンアップを」

ぐっと締まる、強い色。
メイクはシンプルがお約束

「シックかつクールな印象のブラックは、どんな色とも調和する万能カラー。ミステリアスな色っぽさを演出しやすい色でも。ただ、メイクを甘めにしたり、ごちゃっと盛り過ぎてしまうと、一気に安っぽくなってしまうので要注意。シンプルな潔さが大切」

主張のないノーカラーこそ、
遊びで目を引いて

「白はどんな色も自由にのせられる、いうならば“キャンパス”。プレーンだからこそ、メイクには目を引く仕掛けや遊び感を盛り込むのがおすすめ。メイクの方向性は、トップスの素材がカチッとしているか、柔らかいか、などの質感で決めるのが正解」

カーキ

季節感満点のカーキは
暖色使いで血色をプラス

「秋の推しカラー・カーキはややマニッシュな印象。一見着こなすのが難しそうに見えるけれど、日本人の黄みがかった肌になじみが良く、実は相性のいい色。メイクは、くすみを払う暖色を効果的に使いつつも、全体の印象がほっこりしすぎないように注意」

パープル

引き算&スパイスで
バランスをとる

「カーキと並ぶ僕の推しカラーが、パープル。着るだけでミステリアスさや色気、肌の透明感がぐんと増すんだ。とても個性的な強い色なだけに、メイクは引き算が欠かせない。ただ抜きすぎてもパープルに負けちゃうから、寒色系を少量ピリッと効かせて」


MAQUIA10月号

撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/杉本学子〈WHITNEY〉(モデル) モデル/藤野有理 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 企画・構成/吉田百合(MAQUIA)


【MAQUIA10月号☆好評発売中】

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