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日本三大秘境の一つ!宮崎県「椎葉村」の魅力

  • 2018.8.29
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宮崎県・椎葉村とは

宮崎県にある日本三大秘境のひとつ、椎葉村(しいばそん)。広大な面積を有する椎葉村は、その約96%が森林で占められる緑豊かな村です。椎葉村では、農作業をお互いで助け合う相互扶助の文化「かてーり」が古くからあり、村民の絆が田畑や森林、文化を守るいしずえとなっています。

椎葉村には、「重要無形民俗文化財」に指定されている26地区の「神楽」が伝承されています。「神楽宿」へ猪や鹿を奉納したり、粟・大豆・小豆などの雑穀を使って舞をしたりして、古くから山の生活を表わしてきました。

ほかにも、「椎葉型」といわれる十根川地区の瓦屋根の集落地帯の風景や、林地を伐採した後に火入れをして地力の回復を待つ「焼畑農法」など、昔からの伝統が色濃く残った椎葉村には、まるで時が止まったような不思議なスポットが数多く存在します。

鶴富屋敷

およそ300年前の建築物と推察される「鶴富屋敷」。大きく太い材料を使用した椎葉独特の型式で建てられています。傾斜をうまく利用した「一列型平面型式」の造りは、国指定の重要文化財となっています。

八村杉

全周は99mの巨木「八村杉」は、高さでは国内2番目、根回りでは国内4番目を誇り、国指定の天然記念物となっています。1871年まで「十根川神社」が「八村大明神」と呼ばれていたことから、「八村杉」と呼ばれるようになったのだそう。

十根川神社

縁結びの神様として崇敬される「十根川神社」。「椎葉」という村名は、鎌倉時代初期の武士とされる伝説上の人物・那須大八郎が「椎の葉(しいのは)」でこの地に陣屋を作ったことからつけられたといわれています。

大久保のヒノキ

「大久保のヒノキ」は、「八村杉」から標高700mの山腹にある大久保集落に自生する、推定樹齢800年の巨木です。複雑に絡みながら四方に枝を伸ばすその姿は圧倒。その圧倒的な景観と存在感から、平成6年に国の天然記念物に指定されました。

お食事処 「よこい処 しいばや」

椎葉・厳島(いつくしま)神社近くの「つるとみ通り」の入り口にある、お食事処「よこい処しいばや」。希少な椎葉産のそば粉を使用した手打ちそばを、昆布、椎茸、地鶏からダシをとった特徴的な甘めのつゆでいただけます。ほっとするご当地の料理を堪能してくださいね。

近くにある商店街は、とても懐かしい気持ちになれる場所です。時間を気にせずに、ゆっくり散歩をしてみてはいかがでしょうか。

スポット情報

  • スポット名:鶴富屋敷
  • 住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1818−1
  • 電話番号:0982-67-2320

スポット情報

  • スポット名:十根川神社
  • 住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良字十根川
  • 電話番号:0982-67-3139(椎葉村観光協会)

スポット情報

  • スポット名:大久保のヒノキ
  • 住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大久保
  • 電話番号:0982-67-3139(椎葉村観光協会)
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