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「チア☆ダン」プロデューサーにロングインタビュー! ドラマの舞台裏を赤裸々に明かす

  • 2018.8.29
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ドラマ「チア☆ダン」(TBS系)を担当する韓哲プロデューサーにインタビュー!
(C)TBS

【写真を見る】毎回、感動を呼ぶROCKETSの絆の深さ

毎週金曜夜10時から放送中のドラマ「チア☆ダン」(TBS系)。土屋太鳳演じる女子高校生・わかばが、チアダンスで仲間とともに全米制覇を目指す青春ストーリーだ。8月24日に放送された第7話では、麻子(佐久間由衣)の恋愛事情や、妙子(大友花恋)の大会不参加の危機などが描かれ、話題を呼んだ。

8月31日(金)放送の第8話では、わかばをチアダンス部に誘った立役者的存在・汐里(石井杏奈)がある問題に巻き込まれ、チアダンス部が絶対絶命に。次から次へと降りかかる危機に、ROCKETSは一体どう向き合っていくのか!? 目まぐるしい展開に、一瞬たりとも目が離せない!

今回、ザテレビジョンでは第8話の放送を前にドラマを手掛ける韓哲プロデューサーにインタビューを遂行。

8話の見どころのほか、視聴者からの反響や撮影の裏側について赤裸々に語ってもらった。

――ドラマもいよいよ終盤。視聴者からの反響はいかがですか?

ありがたい言葉をたくさんいただいて、すごくうれしいです。意外だったのが、若い人に向けたドラマを作りたいと思って作ってきたんですが、自分が想像した以上に自分と同世代、自分より上の方々からもたくさんの反響があったことです。

こういう学園ものにはあまりご興味ない人が多いのかななんて思っていたのですが、ふたを開けてみたらそういう方々から「『チア☆ダン』見て泣いた! もう年とって、涙腺緩んだのかな?」って、言葉をたくさんいただいて(笑)。

自分が若かった時の懐かしさを感じたり、自分が観ていた青春ドラマとの繋がりを感じたり、若い人のキラキラしている姿を見て、そこにホロリとさせられる。そういう風に思ってくださる方々がいることが、すごくうれしかったです。

僕らが若い頃ってこういうドラマってたくさんあって、多感な学生の頃に自分たちに向けたメッセージをたくさん当時のドラマから受け取っていた感じがして。その時に比べたら今そういうドラマは少ないというか、むしろ大人向けのドラマを子供が観ることに慣れてしまっているように感じていました。なので、今回はありがたいチャンスだと思って、若い人に少しでもエールを送れるドラマにしていこうと思って作りました。

【写真を見る】毎回、感動を呼ぶROCKETSの絆の深さ
(C)TBS

もちろん、若い方々からも反響がありましたね。THE BLUE HEARTSの「人にやさしく」を選曲した時に、ROCKETSのメンバーに「どう?」って聞いたら「初めて聞きました!」とか「お父さんが好きで、聞いたことあります」って言われて…。もちろん知らない子もいましたし。ちょっとしたジェネレーションギャップを感じて、軽いショックを受けましたね(笑)。

でもそれはそのまま台本に反映させようと思って。そしたら、「そっか、今の若い人はTHE BLUE HEARTS知らないんだな…ショックだ」っていう反応とか「やっぱりいい曲は世代を超えるな」とか、THE BLUE HEARTSを現役で聴いていた人たちからの反応もあったのでうれしかったですね。若い人が、過去の名曲を知るきっかけになったらそれもうれしいです。

夢を追い続ける女子高生・わかばを演じる土屋太鳳
(C)TBS

――現場の雰囲気や、主演の土屋さんの印象を教えてください。

現場の雰囲気は本当によくて、それと同時にみんな本当に頑張っています。現場から離れていても、彼女たちのチーム感がずっと継続しているんです。彼女たちは、撮影と練習がほぼ同分量で、撮影が終わった後や、撮影がない日はほぼ毎日練習をしています。そういう姿に、僕はいつも頭が下がる思いです。それは全スタッフがそう思っているんじゃないかなと思いますね。

――ROCEKTSのメンバーに、練習などでノルマはあったんでしょうか?

僕はノルマを出すようなことはしなかったんですが、彼女たちのほうがはるかに自分たちでノルマを課していました。彼女たちもオーディションでこの企画が決まった時は、まさかこんなに踊らされるとは思ってなかったと思うので(笑)。毎回、いろんな曲を新しい振りで踊らないといけないので、とても過酷だと思います。それをちゃんとやりながら、終盤に向けて優勝を目指す高いレベルのチアダンスを披露しなくてはいけないので、始めのころと比べると何倍もレベルの高いことをやらなくちゃいけない。本当に大変なことだと思います。

――彼女たちのダンスを見ていかがですか?

若い人が何かに向かって打ち込んでいる姿って、それだけで勝手に泣けちゃうんだろうなって思いました。そこに、踊りの力というものが加わるので余計にそう感じるんだと思いますが、若い人が大人的な損得感情を持たずに、ただひたすら一生懸命何かを頑張っている姿は胸を打ちますね。

撮影の合間も練習を重ねているROCKETS
(C)TBS

――ROCKETSの成長を感じる部分はどんなところでしょうか?

人間的にも成長していると思いますし、チームとしても成長してます。一人一人のダンスのレベルも成長していますし。今回はのドラマは、彼女たちのお芝居を中心に作りたいと思いました。なので、チアダンスメンバーのほとんどが女優さん。もちろん、ダンスを経験しているメンバーも含まれてはいますが、まったくの未経験の子もいましたし、一番最初の練習の時にコーチが言っていたこととか、今思えばまったくわかっていなかったんじゃないかなと思います。当時、自分がやらなくちゃいけないレベルが一体どれだけのものなのか、頭で理解していても実感として伴わないレベルくらい、全然できないようなことを言われてたんじゃないかなと。当時は体が全然曲がらない子や、全然リズム感のない子もたくさんいましたから。もちろん踊りの経験というのは、選ぶ上ですごく重要なポイントだったんですけど、それだけではどうしても選べなかったんです。やっぱり、お芝居の力はとても大事ですし、人間的な魅力もそうですし。

ただ、そうであっても「チームとして一緒に頑張れる子かどうか」っていうのは、大事にしていましたね。今、経験がなくて上手くなくても、彼女だったらきっと努力してくれるんじゃないかとか、頑張ってくれるだろうなと、思えるかどうかは、大きかったです。

元・熱血教師の太郎を好演するオダギリジョー
(C)TBS

――顧問・太郎役のオダギリジョーさんについての印象を教えてください。

今回のドラマは、ROCKETSと、顧問である太郎の成長、2つの物語がドラマの柱になるので、どなたに太郎を演じていただくか、企画の段階からすごく重視していました。最初、オダギリさんにお話をしに行った時にオダギリさんから「面白いけれど、あまり僕はこういう役をやったことがないし、得意じゃない」と言われたんです。自分が積極的に演じようと思ってきたキャラクターとは正反対ということだったんですが「だからこそやってほしいんです」と、いうお話をして。見たことがないオダギリさんが見れるだろうし、誰も見たことのないような教師像をオダギリさんに視聴者の方々に見せてほしいと伝えました。

実際にオダギリさんに演じていただいて、見ている方々からもすごく新鮮な人物像に映っているんじゃないかなと思いました。オダギリさんのイメージからも遠くて、「あれ? これってオダギリさん?」って感じながらご覧になる方も多いんじゃないかなと。撮影が進む中、オダギリさんが「こういう役をやる歳になったのかもしれない。年齢を重ねていくにつれ、自分にも太郎にかぶる部分があるんだろうなと感じる」とおっしゃられるようになって。僕もわりとオダギリさんと世代が近いので、若い人の頑張っている姿を見て少しでも何か力になれたらと、心から思う部分が重なるのかなって思いますね。

ROCKETSを支え続ける顧問・オダギリジョー
(C)TBS

多くの人が挫折を経験しますが、そういう時こそ自分のためとは違う視点で「もう一度誰かのために頑張ろう」と感じる気持ちを、太郎というキャラクターに表現してもらっています。太郎に関しては教師であること関係なく、広い世代の方々に通じる部分があるんじゃないかなと思いましたね。

ROCKETSを引っ張ってきた汐里(石井杏奈)の驚きの告白とは…
(C)TBS

――8月31日(金)放送の第8話の見どころをお願いします。

8話では、石井杏奈さんが演じる桐生汐里の暴行疑惑が巻き起こり、ROCKETSの絆が大きく揺らぎます…そんな中、かつて部室の壁に穂香(箭内夢菜)が書いた「You will never walk alone」の文字が大きな意味を持つことになります。

第6話でチアリーダー部員が合流してROCKETSが20人になる撮影をするタイミングで、橘穂香役の箭内さんが「みんなが一つになれるように」と願いをこめて、全員のイニシャルをつけたミサンガを一人一人に手渡したそうです。

箭内夢菜が作り、ROCKETSに配ったミサンガ。劇中にも登場する
(C)TBS

ちょうど主役の土屋太鳳さんが収録前にROCKETS全員を集めて結束を強めようと話していた時だったので、「みんなとてもびっくりしたし、感動した」そうです。その後、ROCKETSメンバー内で「ミサンガをドラマの中でもつけたい」という話になり、土屋太鳳さんから相談されました。

ちょうど8話がROCKETSの結束が試されるストーリーだったので、作家の徳尾浩司さんと相談しドラマの中でも箭内さんが作ったミサンガが登場することになりました。(ザテレビジョン)

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