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ダイエット的に正解な野菜&果物の食べ方って? 正しいルールを伝授!

  • 2018.8.28
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ダイエット的に考えると、実は摂り方や食べ方にルールのある野菜&果物。「MAQUIA」10月号の特集『ダイエットの正解100問100答』から、そんな野菜&果物の正しい摂り方を教えます!

さまざまな説のあるダイエット。そこで今回は……いろいろな識者の方々に、それぞれの立場からお答えいただきました!


延べ20万人以上の患者を
診てきた医師として回答

AGE牧田クリニック院長
牧田善二先生
糖尿病専門医、医学博士。著書『医者が教える食事術 最強の教科書』(ダイヤモンド社)は大ヒット中。


女性が憧れるボディメイクの
プロとして回答

フィットネストレーナー
森 拓郎さん
加圧トレーニング&ピラティススタジオ「rinato」代表。確かな指導でメディアからも注目を集める。


栄養指導に携わる
管理栄養士として回答

臨床栄養実践協会理事長
足立香代子先生
管理栄養士として医療現場で栄養面から患者をサポートするほか、年間100回を超える講演も人気。


自身の経験から
ダイエット専門家として回答

ダイエットエキスパート
和田清香さん
NYで学んだボディケア術をはじめ、自らの350種以上のダイエット経験を通して得た知識を生かし活躍中。



選び方にポイントが

 野菜&果物の疑問 

美容に効果大! だけどダイエット的に考えると、摂り方や食べ方に実はルールあり。


Q ダイエットするなら野菜中心の食事がベスト?

A 野菜はあくまで補助と考えて

「野菜中心の食事は、タンパク質不足に陥りがちなのでNG。なにかひとつだけをOKとするような食事は栄養が偏り、不健康になるのでおすすめできません」(森さん)


Q 野菜にも糖質があるって本当?

A 本当です

「野菜には食物繊維やビタミンが豊富に含まれていますが、なかには糖質の高いものもあるので注意。とくにカボチャやイモ類など、ホクホクした食感のものには気をつけて」(牧田先生)

糖質量の多い野菜

じゃがいも

(1個・135ℊ)…22.0ℊ

玉ねぎ

(1個・282ℊ)…20.3ℊ

トウモロコシ

(1本・125ℊ)…17.2ℊ

かぼちゃ

(80ℊ)…13.7ℊ

レンコン

(スライス・40ℊ)…5.4ℊ


Q 糖質オフ的にOKな野菜を簡単に
見分ける方法は?

A 葉物野菜は比較的糖質が低めです

「ほうれん草やサニーレタス、ブロッコリーなど、土の上で育つ葉物野菜は糖質が低め。土の中でじっと栄養を蓄える根菜類は、比較的糖質が高めです」(牧田先生)


Q 果物の糖質は気にしなくていい?

A 種類によっては気にしなくてOK

「糖質のなかでも、果糖が多いリンゴやキウイ、梨などは大丈夫。ブドウ糖やショ糖が多いぶどうやパイナップル、バナナは食後血糖が上がり下がりしやすいので要注意」(足立先生)


Q 果物はいつ食べるのが理想的?

A 朝食後がベスト!

「1日の始まりの朝に、食後のデザートとして食べるといいでしょう。エネルギーとして糖分も消費しやすくなります」(牧田先生)


Q 痩せるとウワサの食前キュウリ。なぜ?

A 脂肪を分解する
ホスホリパーゼの働きのおかげ

「1日2本を目安に、すり下ろして食べるのがおすすめ。糖分が多くなりますが、ホスホリパーゼは同じウリ科のスイカにも含まれています」(和田さん)


Q 糖質を気にして根菜類をずっと食べていません。ダメ?

A ダメではないですが……

「旬の食材を種類豊富に食べたいもの。ごぼうやレンコンなら、歯ごたえを生かせば少量でも満腹感が得られるので、食べてもいいのでは?」(足立先生)


Q ダイエットに向いている野菜ってある?

A 緑黄色野菜がおすすめです

「ほうれん草やパプリカ、ブロッコリーなどの食物繊維が豊富でカロリーが低い緑黄色野菜を摂りましょう。食物繊維には糖の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を抑える働きが」(足立先生)


Q 糖質の低い野菜ばかり
食べていると体が冷えそう

A 温野菜にして食べれば問題なし

「生野菜は栄養の吸収がよくなく、ドレッシングも糖質が多いので摂り方に注意が必要。糖質の少ないブロッコリーやアスパラガスなどを温野菜にして食べましょう」(森さん)

【 材料2人分 】

キャベツ…1/4個 ブロッコリー…100g

アスパラガス…2本 カリフラワー…50g

【 作り方 】

キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラガスを食べやすいサイズにカット。レンジでチンすれば栄養素も逃げにくい。

Q ダイエット的に
正解なのは、どの果物?

A キウイやブルーベリー

「おすすめは糖質の少ないキウイやブルーベリー。キウイにはビタミンCも豊富に含まれており、ブルーベリーには高い抗酸化作用があります」(牧田先生)


MAQUIA10月号

撮影/資人導〈vale.〉(モデル) 岩城裕哉(料理) ヘア&メイク/清水美和 スタイリスト/立石和代 モデル/朝比奈 彩 イラスト/おのしのぶ 取材・文/関本陽子 構成/山下弓子(MAQUIA)


【MAQUIA10月号☆好評発売中】

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