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目覚めが悪いときに!ベッドの上で行う「ながら筋膜リリース」

  • 2018.8.27
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ベッドの上で伸びをする女性

そもそも筋膜リリースとは?

筋膜とは「筋肉、骨や内臓、血管や神経などのパーツを機能的に包み、支えている」組織のこと。全身に張り巡らされていて、体はいくつかの筋膜のまとまりやつながりで構成されています。
筋膜リリースはそういった重要な役目を持つ筋膜を“機能的に動かす”ことを目的にしたメソッド。かたまった筋膜を動かしていくと、体の動きが抜群に良くなります。

筋膜リリースはこんな人におすすめ!

 首のうしろを抑える女性

肩こりがひどい、体がだるいという人は、血の巡りが悪くなっているのかもしれません。筋膜リリースで全身をゆるめると、体の活動量が上がるので、血の巡りがよくなってダイエットにも効果的。

朝起きたらそのまま布団の中で「背中とわき腹をリリース」

朝、なかなか起きられないという人は、わき腹の筋膜リリースをとり入れてみましょう。リリースするのは横腹・わき腹に広がる腹斜筋。血流がよくなり目覚めがスッキリしますよ。便秘解消やお腹まわりを引き締める効果もあります。

背中とわき腹をリリース1

1、あお向けになり、ひざを立てます。腕は軽く投げ出す感じで、力を抜きましょう。

背中とわき腹をリリース2

2、お腹の前で腕を組み、顔の前を通るようにして腕を頭の上で伸ばしましょう。同時に左足を右足にかけます。

背中とわき腹をリリース3

3、2の状態から組んだ両脚を右側に倒します。そのとき、上半身も右側に傾けていきましょう。反対側も同様に行います。

布団をめくりながら筋膜リリースができる!? 続いてはその方法をご紹介します!

 

 

布団をめくりながら「首、肩、背中をリリース」

布団をめくるという動作も立派な筋膜リリースになります。腕を突き出し頭の上にあげることで、広背筋と首の後面の頭板状筋、頚板状筋をリリース。こちらは肩こり予防やいわゆる四十・五十肩の予防におすすめです。

布団をめくりながらリリース1

1、あお向けの体勢で布団の端を両手で軽く持ち、布団を胸元まで引き上げます。

布団をめくりながらリリース2

2、バンザイをするように腕を頭上で伸ばしましょう。

布団をめくりながらリリース3

3、肩甲骨を外側に出すイメージで、腕を伸ばしたまま背中の伸びを感じながら起き上がりましょう。

体が伸びて気持ちよく目覚められる朝の筋膜リリース。
時間や回数、強さには個人差がありますが、「行ったあとに感じる体のダルさや重さは、今まで動いていなかった筋膜が動き出した証拠」とのことです。ポイントは自分が伸びて気持ちいいと感じること。ベッドの上でできる筋膜リリースなら、気負わずに毎日の習慣にできそうですね。

みなさんも、さっそく今日から朝の筋膜リリースを始めてみませんか?

【参考書籍・写真協力】
のぐち 径大 (著), 阿保義久 (監修)『ながら筋膜リリース』あさ出版

のぐち 径大 (著), 阿保義久 (監修)『ながら筋膜リリース』あさ出版

 

文/庄司真紀

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