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アジア屋台取材のこぼれネタ。タイ、バンコクの絶品テイクアウト飯。(Shizue Hamano)

  • 2018.8.24
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アジア屋台取材のこぼれネタ。タイ、バンコクの絶品テイクアウト飯。(Shizue Hamano)
2018.08.24 12:00
発売中のVOGUE JAPAN9月号で特集しているアジア4都市の屋台企画。中でも取材で訪れたタイ、バンコクの屋台は、専門店も多くクオリティの高さに移住を考えたほど。誌面では紹介できなかったテイクアウトもできちゃう屋台事情を追加レポート。

道端で目にする、この光景。


区画整理などの影響で、その数も随分減ったとは言え、バンコクには屋台文化がまだまだ根強く残っています。ローカルの方々からは「デイリーにつかう食堂みたいな存在だからなくなったら困る」という声も。

ランチ時になると人気の屋台は人でごった返している光景を見かけますが、もう一つのバンコクらしい光景と言えば、この”ぶら下がりランチ袋”。


こちらはカオソーイ(カレーラーメン)専門店の「シップソーン パンナー」。昼どきともなると軒先に予約分テイクウトの袋が並び、ピックアップに訪れる人が続々と小さな店に飲み込まれていきます。


テイクアウトが人気の理由は、この持ち帰り用の梱包を見れば分かります。食材ごとに丁寧に小分けされているので、持ち帰っても美味しく食べられるのです。


持ち帰って盛り付けるとこんな具合に。

麺類のテイクアウトは当たり前!?


日本では、汁ものはなかなかテイクアウトできませんが、基本的にどんなメニューでもテイクアウトができるのがタイの嬉しいところ。こちらのヌードル専門店ではイートインをしましたが、テイクアウト用に細かく梱包された食材が調理場に並んでいるところを見るとテイクアウト需要の高さがうかがえます。

モダンなパッケージのパッタイTo Go!


こちらは行列のできるパッタイ専門店「ティップマサイ」のテイクアウト用パッケージ。ポップでモダンなデザインもキュートですが、こちらでも「ソースは食べる直前に、野菜をフレッシュな状態で」という心遣いが感じられる小分けスタイル。

夜食を、お持ち帰り。


バンコクでは、夜のみ開店するテイクアウトの「ムーピン(豚の串焼き)」専門店もちらほら見かけます。

この「ムーピンヒアオワン」はシーロム駅の近くに出没し、常に行列ができる話題の屋台。席はなく持ち帰りのみ、ムーピンのみ。長時間漬け込んで味の染み込んだ豚肉を炭火で焼き上げる店主のこだわりが、グルメなバンコクっ子に人気の理由。行列に並んで観察していると、皆さんここぞとばかり大量に注文。持ち帰って、セットのもち米と一緒に食べるのが定番のようです。


バンコクに行ったなら、テイクアウト屋台でローカルな雰囲気を味わってみては?

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