1. トップ
  2. おでかけ
  3. 夏の終わり、彼と行きたい…生まれ変わった『星野リゾート リゾナーレ熱海』に潜入

夏の終わり、彼と行きたい…生まれ変わった『星野リゾート リゾナーレ熱海』に潜入

  • 2018.8.23
  • 4925 views

パワースポットとしても注目され、都内から新幹線で約40分というアクセスのよさから女子旅人気が高まっている熱海。ここは都心から一番近いリゾート。だからこそ、仕事に忙しい彼も誘いやすいのです。女友だちと行っても、そして彼との仲を深める旅先としても、うんと楽しめそうな、リゾートホテル『星野リゾート リゾナーレ熱海』を体験視察してきました。

写真・文 今井 恵

花火の下、熱海の味に舌鼓! 週末は『星野リゾート リゾナーレ熱海』へ。

相模湾を一望できる高台に位置し、オーシャンビューの全室から花火や絶景を楽しめる『星野リゾート リゾナーレ熱海』。昨年、全客室がリニューアルされ、最上階にはビーチを再現したカフェ、さらに4月にメインの和食ダイニング『花火』がリニューアルされ、ホテルから出かけなくとも、ゆっくり、そしてふたりだけの時間を存分に楽しめる、新しいリゾートへと変貌したのです。

夜になるとこのようにライトアップされる『星野リゾート リゾナーレ熱海』のエントランス。四季を通じて開催される熱海の “花火” とホテルから眺められる海の “青” を基調としたデザインに。

チェックインしたら、部屋に向かう前にフロントのワンフロア下のアクティビティラウンジへ。フロント脇の「親子の北壁」は巷で人気のクライミングが体験できるアクティビティ。ゲストは無料で一度体験できるというのだから、ちびっこたちに混ざってでもやってみない手はありません。するする無邪気に登っていく子どもを横目に、どのホールドを選べばいいのか、どこに手をかけ体を移動させたらいいのか、意外と頭も使うからおもしろい! スポーツマンの彼ならもちろん、日頃運動不足という彼も誘ってぜひチャレンジを! 高さにビビりながらも必死に登っていくとスリル満点。左から順に初級、中級、上級とわかれているので、15分の制限時間を目いっぱい使い、3グレード制覇する強者女子もいるのだとか。

高さ6.5mの壁。専任スタッフが登り方をレクチャーしてくれるので子どもも初心者も安心。

客室はどの部屋からも熱海の絶景が楽しめます。今回泊まったのは、海と空の青さが窓から飛び込んできたようなブルー×ホワイトを基調としたビューバススイート。小上がりの和室もついたゆったりしたレイアウト。窓際に丸テーブル、テレビの前にはやソファセットがあるので、夜になったらここで夜景を眺め、ロマンティックな気分を味わえそう! ベッドで部屋が目一杯、バスルームの音が丸聞こえなんて心配も皆無なので、彼との初めての旅先に選んでも安心。もちろんワインを飲みながらおしゃべりしたり、映画を見たり、いろいろな楽しみ方ができそうなお部屋です。

海と空を基調とした客室。ビューバススイートは107㎡のゆったりした広さ。

夕ご飯までの時間はのんびり温泉に入ってもいいのだけど、「ご飯の前に一杯飲みたいね!」と、最上階にある『ソラノビーチ Book&Cafe』へ彼を誘って。何が最高って、素足になって砂の感触を味わいながらビールやカクテルを飲めること。サラサラの白い砂に足を潜らせるだけで、ひんやりと冷たく、そしてこんなにも癒し効果があるとは! ビーチチェアだけでなく、お昼寝できるカバナもあるし、棚にはおもしろそうな旅の本やら料理本も! しかも窓の外は真っ青な海と空が広がる絶景が広がっているんです。

ホテルの最上階は白砂のビーチ!

営業時間は10:00から23:00。コーヒーやビール、カクテルも頼める。

最上階にある『ソラノビーチ Book&Cafe』。彼とふたりごろごろしたら、一気に距離が縮まりそう。そして次こそここで、カクテルを飲みながら彼と花火鑑賞を!

さてそんなふうに過ごしていると、あっという間に夕食の時間です。今回の旅のメインはリニューアルした『和食ダイニング 花火』。サザエや金目鯛などの魚介を中心とした、旬の食材がいただけるコース料理。60年以上続く『熱海海上花火大会』をモチーフにしたという、半個室気分のテーブル席がゆったりしたレイアウトで並んでいるから、隣のお客さんの目を気にせず、彼とふたり、ゆっくり会話を楽しみながら食事ができるのも魅力です。

空間デザインの監修は建築ユニット『クライン ダイサム アーキテクツ』。頭の上に鮮やかなグラデーションの花火が浮かんだかのようなテーブル席。

夏のお品書きは魚介を中心に、ナスやトマト、とうもろこしといったおいしい夏野菜もコースのあちこちに散りばめられ、目にも楽しいラインアップ。メインは「牛ヒレ、ロース、もも肉の三味焼き」「金目鯛の煮つけ」「金目鯛の風船焼き」の三種から選べます。おすすめは伊豆半島で日本一の水揚げ量を誇る金目鯛ですが、目の前の鉄板でジュージュー焼くお肉も、それぞれの味の違いを楽しみながら完食! 9月からはメインが「金目鯛と牛のしゃぶしゃぶ」に変更になるようです。

先付は女子が大好きな冷製茶碗蒸し「サザエの磯香蒸し」。こりこりしたサザエと磯の香りにお腹のエンジンがアイドリングを始めます。

「おくら翡翠豆腐 唐黍つくね」はトウモロコシがぎっしりのつくねとオクラの緑がちらほら見える豆腐。夏の素材が口の中で溶け合うおいしさ。

「八寸」「お造り」「酢の物」がひとつになった「宝楽盛」は波の模様が施された木彫りのお盆に、錫でできた帆船のような器。インスタアップで友だちと大盛り上がり!

彩に菊の花が散りばめられていて美しい「茄子と鶏そぼろの博多蒸し」。上にちょこんと乗ったトマト味噌がアクセント。

「牛ヒレ、ロース、もも肉の三味焼き」はポン酢、金山寺味噌、ステーキソースにつけていただけます。

デザートにはマンゴー、ベリー、いちごが入ったラムネのゼリー。ほのかな甘みとピリッとしたラムネのゼリーで口の中が甘くさっぱりと。

食後はいよいよ温泉へ。半露天なので窓からは宝石を散りばめたような熱海の夜景がキラキラ輝いています!

満月と花火も一望!

満月の前後なら、海面に月の道ができるムーンロードを眺めることもできる。

日中とは違うこの絶景に、タイミングがよければ湯船に浸かりながら花火も見られる好立地。「熱海で一緒に花火を見ない?」。シャイなあなたもこのセリフならきっと素直に彼に言えるはず。

チェックアウトまでの時間に、 香り高いコーヒーの淹れ方を学ぼう!

翌日もチェックアウトまでの時間を存分に利用して。もし彼がコーヒー好きだったら、最上階『ソラノビーチ Book & Cafe』で開かれる「コーヒー講座」に誘い、参加してみては?

定員最大4名までのプライベート感あふれる講座。気軽に質問もできちゃいます。

『星野リゾート リゾナーレ熱海』のオリジナルブレンド「海」の豆を使い、フレンチプレス、アメリカンプレス、エアロプレス、ハンドドリップ、サイフォンという5つの器具から好きなものを選んで抽出し、その味の違いを楽しみ、最高の一杯の淹れ方を教えてもらえます。抽出の仕方によって酸味や油分が変わり、同じコーヒー豆とは思えない仕上がり。

この日の先生はスタッフの石丸さん。コーヒーショップで働いた経験もある、抜群においしいコーヒーを淹れる名人なのです。

こちらはエアロプレス。空気の圧をかけながら抽出するので油分がカットされ、酸味がやや強調される味に。

しっかりお勉強して、あなたも彼もコーヒー豆博士に。

この講座を受ければ、日頃のペーパーフィルターでの一杯もきっとカフェ並みにおいしく変わるはず。そして旅から帰ったあとも、彼との共通の話題として盛り上がること間違いなし。日頃はなかなか体験できない、大人ならではの講座です。

一泊二日で思い切りのんびり、そして充実の時間を過ごせるリゾナーレ熱海。仕事にプライベートに忙しい二人でこそ、思い切って気分を変えて、ふたりだけの濃密な時間を過ごしてみては?

Information

星野リゾート リゾナーレ熱海
客室数:77室/部屋タイプ:8タイプ 泉質:低張性・中性・高温泉
料金:大人1名 ¥19,400~(1泊2食付/2名1室利用時)
住所:静岡県熱海市水口町2-13-1 ℡0570-073-055

海を味わう ソラノビーチコーヒー講座
要予約:前日17:00まで
開催期間:1. 9月4日(火)~12月21日(金)の火、水、木、金曜日、2. 1月15日(火)~2月28日(木)の火、水、木、金曜日
対象:大人12歳以上(お子様の付き添いもお控えください/宿泊者限定)
定員:1. 1~4名、2. 1~5名
料金:¥1,500(1名)

元記事で読む
の記事をもっとみる