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有田哲平「半分、青い。」出演で相方・上田晋也が『初めて嫉妬してる感じでした』

  • 2018.8.22
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「半分、青い。」で終盤に向けての“キーパーソン”となる津曲雅彦を演じる有田哲平
(C)NHK

北川悦吏子脚本のオリジナル作品で、七転び八起きで昭和から平成を駆け抜けるヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の人生を描く連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。

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同作の終盤に掛けて “キーパーソン”として出演する有田哲平に、出演が決まった時の率直な感想から、お笑い芸人としての仕事との違い、作品に込めた思いまでたっぷりと語ってもらった。

――出演のオファーがあった時の率直なお気持ちをお聞かせください。

去年初めて連ドラ(「わにとかげぎす」2017年、TBS系)をやらせていただいた時、バラエティーの仕事をしながらだったので、スケジュール的にも大変で皆さんに迷惑を掛けてしまって。かなり過酷だったので、事務所の社長から「今後ドラマの仕事どうする?」って聞かれた時に、「ちょっと休ませて」って話していたのに、社長から「ドラマの話がある」って言われて。「えーっ」てなったんですけど、“朝ドラ”って分かって背筋が伸びて「もちろんやります!」って即決しました。

――有田さんがクランクインされたのは、放送が始まってからですか?

そうなんですよ、毎朝楽しみに見ていて、「鈴愛ちゃん、漫画家頑張れ!」って思っていたのに、僕が撮影に入ったら(鈴愛が)漫画家を辞めていて。わけが分からないですね、毎朝見ているんですけど、いまだに僕が出演するところにつながらなくて。

――演じられる津曲雅彦の印象をお聞かせください。

撮影前にスタッフの方と話をした時に、「バブリーな時代を駆け抜けた小悪党というか、でも最後の最後まで裏切ることのできないやつ」と聞いていて。いろいろイメージをしていたんですけど、そんなに悪いやつじゃないと思います。人間だから魔が差しちゃうけど、でも情に弱いというか。

――ご自身と重ね合わせていかがですか?

僕もテレビに出始めたころは、業界用語とか使いたくて使っていましたけど(笑)。でもなんか芸人っぽくなっちゃうと(作品に対して)邪魔しちゃうかなって思うので、折り合い付けながら演じています。

――永野さんと共演していかがですか?

永野芽郁ちゃんと共演している感じじゃないんですよね、今朝も(OAを)見てきているし。なんか複雑な心境ですよ。ものすごい長いせりふをバシっと決めるし、本番になったらスッと鈴愛ちゃんになって、ほんとに尊敬しています。

――北川さんが有田さんの役について、“終盤のキーパーソン”っておっしゃっていましたけど、プレッシャーってありましたか?

マネジャーに話していたんですけど、俺キーパーソンかな?って(笑)。確かに鈴愛ちゃんの人生のサポートにはなると思いますが、ドラマの展開を左右させるような人ではないですよね。そんなおこがましいです。

――既にチームワークのできている現場に、途中から入っていかれたと思いますがいかがですか?

(OAで)見ていた中に入っていったので、すごく緊張しながらでした。(撮影現場は)出来上がっているだろうから、入りにくいかなって思ったんですけど、でも皆さん温かく受け入れてくださって。皆さんといろんなこと話しました。撮影が終わっても話していたくらいで、どっちがメインか分からないですよね(笑)。それぐらい仲良くなれました。

――演じるということについて、何か感じたものはありますか?

今までドラマのお話を頂いても断ってきちゃったので、経験させていただきたいなって思って。自分に向いているとか向いてないっていうのは、やってからだなって思って。ドラマはバラエティーと違って、朝から夜中まで撮影して(OA上は)それが10分だったり。大変ですけど、でもみんなが一つのものに向かって一緒に頑張っていくのは、すごくやりがいのある仕事だなって思いました。

――北川さんが“イケメンの決定打が有田さん”っておしゃっていましたが、いかがですか?

いい加減にしてくださいよ(笑)。あんなこと言われて、でもそういう役じゃないですからね(笑)。ちょうど律くん(佐藤健)が出ないってなったら、秋風先生(豊川悦司)が現れたり、斎藤工さん、間宮祥太朗さんってイケメンが出て。ロスになったときに出るってそういう役じゃないですからね(笑)。そう言われて僕が一番びっくりしましたから(笑)。

――当て書きされてるなと思うところはありますか?

そういうふうに冷静に見られるほどの余裕はないんですけど、いいやつなんですよね。ちょっと調子にのってるけど(笑)。ただ僕は、こんな格好いいこと言えないなって思いながら演じました。

――相方の上田(晋也)さんはどんなふうにおっしゃっていますか?

去年ドラマに出演した際は、特に声も掛けてくれないというか、ドライなんですよ。でも楽屋で「半分、青い。」の台本を見ていたら、「えっ出るの? すごいドラマに出るな」って初めて嫉妬してる感じでした。

――お笑い芸人との違い、難しさってどんなところですか?

バラエティーは、瞬発力でその場の空気を感じてやるというか、ほんとに真逆ですよね。「しゃべくり007」(毎週月曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)は、企画もゲストも何も知らないまま始まるし、他の番組でもあまり打ち合わせをすることがなくて。収録に向けて準備して、計算してということがないんですけど、ドラマはせりふを覚えて準備するのが当たり前ですからね。

――せりふを覚える以外に何か準備されたことはありますか?

ないですね、(朝ドラは)リハーサルが別日にあって、バラエティーはそんなこと100%ないので、それもビックリして。リハーサルでは台本を持ったままやっている人もいるって聞いていたんですけど、誰も持ってなくて。恥ずかしくて、その日はマネジャーと会議室で練習しましたよ。

――演技中にアドリブを取り入れたことはありますか?

テンション上げ目にやったら、「抑え目で」って言われました(笑)。

――せりふが長いと思いますが、苦労したシーンはありますか?

撮影初日に9ページの長いシーンがあって。少しずつ撮影するのかなって思っていたら、「一気にいきますよ」って言われて。みんなは当たり前でも、僕は9ページを覚えるとか、受験勉強以来ですからね(笑)

――今後役者としての展望があったらお聞かせください。

ドラマって大変なお仕事ですし、こつこつ積み上げていく作業でもありますし。僕の方からこんな役を頼むとかは全くなくて。「やりませんか?」って言って頂けたらってそんな感じです。

今後の展開はもちろんのこと、有田演じる津曲がどんな活躍を見せるのか、必見だ!(ザテレビジョン)

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