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【ひとみしょうの余談ですみません】ネガティブ思考ってどう直せばいい?

  • 2018.8.21
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「彼に結婚しようと言われたけれど、もし彼が**だったら結婚生活が不安だな、どうしようかな、結婚しようかな、それとも結婚するのやめとこうかな」と悩むとか。あるいは仕事で「これを上司に報告したら上司の間違いを指摘することになるけれど、さて上司に報告したものか、しないほうがいいのか」と悩むとか。

ネガティブ思考を10個くらいかき集めてきたら、それで長編小説が1つできるくらいネガティブ思考とそれに端を発する行動には終わりがないもので。

さて今回は、ネガティブ思考ってどうやって直せばいいんだっけ?ということについてお話したいと思います。

経験してそこから脱した人じゃないとうまく語れない

ネガティブ思考って、それを経験してそこから脱した人じゃないとうまく語れないんですよね。ネガティブ思考にがんじがらめにされて、何回もチャンスをふいにしてしまったことのある人は決して「開き直りが肝心!」とは言わないです。だって、開き直ることができないからネガティブ思考なのであって、そんなことが簡単にできれば誰だって自分のネガティブ思考について悩まないですよね。

「今この時に集中しよう」という言い方も同じでしょう。

「人は過去を生きているのでも未来を生きているのでもない。現在を生きているんだ」という理屈とセットで「今を生きよう、そしたらネガティブ思考から脱することができる!」なんて言う人がいるけれど、だからそれをする方法を教えてくれっちゅうに、ということでしょ?

心理学が教える「脱ネガティブ思考法」

ネガティブ思考をどうにかする簡単な方法は、心理学でよく言われていて、1つは運動することなんだそうです。運動といっても1日5分歩くだけ、というのでもOKみたいです。

深呼吸する、という方法も、先日、心理学の先生が紹介していました。こちらも1日5分でいいから、意識的にゆっくり深く呼吸をするようにすれば、少しずつネガティブ思考が消えてくれるんだって。

睡眠をとる、という方法も、心理学的には有効らしいです。

寝不足の時って、わけもなくあれもこれもいろんなことがうまくいかないような気持ちになってきませんか?

そういうの、いったん寝ることでチャラにできれば一番いいよね。朝起きてまっさらな太陽を浴びたら、昨夜のネガティブが大空の彼方に飛んで行ったとなれば、もうその日1日がすごくハッピーに思えたりして。

そういう、比較的簡単な方法で消えてくれるネガティブは全然いいんですが、消えてくれないネガティブさはどうしたものか?

ポジティブ思考さんの「じつは・・・」

唐突ですが、あなたから見て「この人、いつも楽しそうでいいなあ」とか「いつも自分がしたいことだけをやっているように見えていいなあ」と思う人っていますか?

ネガティブさんはとかく隣の芝生を青色だと見ている節があるので、きっといるでしょう。

いつも楽しい人は、じつは楽しくないと思えることを楽しくやる工夫をしていたりします。いつも自分のしたいことばかりやっているように見える人は、じつはそう見えるだけであって、たとえば月末になればやりたくない領収書の整理なんかをしていたりします。

なので、「いつも楽しそう」とか「したくないことを一切やっていない人に見える」というのは錯覚です。

がしかし、あなたがそういう人に憧れるのはきっと「べき論」に支配されていない生き様に見えるからでしょ?

「べき論」からの卒業

こうすべき、とか、これはこうしなくてはならない、とか、そういう考え方を「べき論」と呼びます。ネガティブ思考の人って、この「べき論」をすごく強く信仰しているんですよね。

つまりどこかしら優等生的な考え方を持ってしまっているということです。これに無自覚なままだとネガティブ思考は直りません。自覚的になって「でもわたしはこれはこうすべきだと思うし、そういう考え方を直そうとは思わない」と開き直ってみたところで、ネガティブ思考は直りません。

べき論からの卒業って、べき論の対極、つまり「楽しむことに集中する」ということです。24時間すべてを楽しむ! もっと具体的に言うなら、24時間楽しむためにどのような工夫をするといいのかを考える。

これを意識するだけであなたの心からネガティブは消えてなくなってくれます。

もちろん少しはネガティブが残りますが、残っているネガティブは生存のために必要なものです。100%ポジティブ人間なんて、今頃、崖の下に転落してこの世にいませんって。だから生き残っている私たちはみな、「ちょいネガティブ」にできているんです。

(ひとみしょう/文筆家)

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