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「イギーを真ん中に」荒木飛呂彦、『ジョジョ』展描きおろしの巨大原画を語る

  • 2018.8.21
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8月24日(金)から10月1日(月)にかけて国立新美術館で開催される「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」。開催にさきがけ行われた内覧会に荒木飛呂彦氏が出席し、描きおろしの巨大原画を語るトークセッションが行われた。

【写真を見る】新作大型原画「裏切り者は常にいる」

描きおろし巨大原画を語る荒木飛呂彦氏
(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

荒木氏がこの展覧会のために描き下ろした完全新作の大型原画『裏切り者は常にいる』は、高さ2mの原画に『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの登場キャラクターがそれぞれ描かれた全12枚の連作。「描いていた場所と照明が違うので、自分でもまた新鮮」と展示の感想を語る荒木氏は、大型原画の狙いについて「私たちとキャラクターとを同じ空間に存在させたいと思いました」と話した。

各キャラクターを等身大で描いている本原画。「絵の消失点を目の高さぐらいの約150cmにしています。足の着地点などもそれで決定してきますので、そこが普通の漫画を描くのとは違ってくる」と、大型の作品ならではのポイントや、「(第3部に登場した)イギーという犬を真ん中にして、両サイドに(他のキャラクター)を置くという構図をとりました。絵の並べ方も1列ではなくコの字型で」と、一体感を出すための手法も語った。

【写真を見る】新作大型原画「裏切り者は常にいる」
(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

原画に描かれたキャラクターを選んだ基準について聞かれると「読者の人気などの基準はまったくなく、単純にキャラクターのシルエットで選びました。男性、女性、髪型や帽子、ファッションなどがかぶらないように、同じようなキャラクターがいないように構成させていただきました」と答えた荒木氏。その中でも空条承太郎とDIOは作品の象徴的な人物として一番最初に選んだという。「(第二部に登場した)カーズは半分ヌードで、描いていて自分ではよかったです」とキャラクターへの愛情もにじませた。

トークセッションでは、作品で失敗したという部分も明かされた。「DIOのところの背景がちょっと濃かったかな。近づいて描いている時は大きすぎて分からなかった。直したかったですが、原画はライブなので(笑)」と荒木氏は笑顔で話した。(東京ウォーカー(全国版)・国分洋平)

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