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「グリーン・カーペット・タレント・コンペ2018」、ファイナリストに残った5名って一体どんな人?(Moe Tsukamoto)

  • 2018.8.20


「グリーン・カーペット・タレント・コンペ2018」、ファイナリストに残った5名って一体どんな人?(Moe Tsukamoto)
2018.08.20 21:00
グリーン・カーペット・ファッション・アワードの一貫として、俳優コリン・ファースの妻リヴィア ファースが手がけるエコエイジ(Eco-Age)とのコラボレーションで開催されるグリーン・カーペット・タレント・コンペティッション。エコだけでなくクラフトマンシップにも重点を置く2018年度ファイナリスト5名をチェックします。

イタリアンリュクスを提案するGILBERTO CALZOLARI。


ミラノで生まれ育ったジルベルト カルツォーラ(GILBERTO CALZOLARI)は、イタリアを代表する若手デザイナーの一人。アッカデミア・ディ・ベッレ・アルティ・ディ・ブレラを卒業後、イタリアの数々のブランドで経験を積み、2015年に自身のブランドをスタート。一般的に言われるファストファッションやトレンドを追うのではなく、上質な素材で作るメイド・イン・イタリアにこだわったコレクションを発表しています。伝統的なイタリアンリュクスに旅行先などで得たインスピレーションがプラスされたデザインは、コンテンポラリーかつ独特な雰囲気を醸し出しています。

TEATUM JONESの独特なテキスタイルから目が離せない。


2016年に、インターナショナル・ウールマーク・プライズを受賞しているデザイナーデュオのTEATUM JONE(ティータム・ジョーンズ)。社会意識の高いファッションを生み出すため、職人や素材重視のコレクションを発表しているそう。生地のすべてを自分たちで開発しているというこだわりが伺える、洗練されたドレスのディティールから目が離せません。

イタリアの伝統とクラフトマンシップ光るDAVID EGRILLO。

セントラル セント マーチンズ(CENTRAL SAINT MARTINS)を卒業後、ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA) などのブランドでの経験を経て、2016年に自身のブランドを設立したDAVID EGRILLO。出身地であるイタリアの伝統やクラフトマンシップを大切にしたポエティックなアイテムが豊富。刺繍や製法のすべてをハンドメイドにすることに力を入れているコレクションは、フェミニンで美しく、特別なパーティーにオーダーメイドしたい逸品です。

インドの現状を知り、意識を変えたBEHNO。


リサーチのため訪れたインドで、「インドにある製法工場労働者の90%が女性で、そのほとんどが1日1ドル以下の収入で働いている」という事実を衝撃を受け、服の製法や消費に対する考えが変わったというBEHNO。上質な素材と、テキスタイルに施された繊細な刺繍の中に、エシカルなマインドの製造や消費を考慮しているクリエイティブ・ディレクターSHIVAM PUNJYAのルーツが伺えます。

WRAD LIVINGの隠されたメッセージ。


ファッションが生み出す水汚染や化学物質の廃棄などに対して真剣に取り組んでいるWRAD LIVING。オーガニックコットンや、ヘンプなど、害の少ない資源を使用したコレクションを発表。アーティなドレスの下にメッセージを隠すという独特のデザインに心惹かれます。

Moe Tsukamoto

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