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休み明けの午後。だる〜い疲れは「ハーブの力」でリフレッシュ!

  • 2018.8.20
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ハーブティを飲む女性

リフレッシュには王道のレモン系とミント系

ボトルに入ったレモンとハーブ

みなさんは日々、どのようにしてリフレッシュを心がけているでしょうか。石山さんいわく、ハーブからリフレッシュ効果を得るならば「レモン系」と「ミント系」がおすすめだそう。

「レモンバームやレモングラス、レモンバーベナなどに代表されるレモン系のハーブは、そのすがすがしい香りが頭や体をスッキリさせ、気分転換に最適です。まずは手軽なハーブティーから摂取してみるのがいいでしょう。またペパーミントやスペアミントなど清涼感のあるミント類ハーブとブレンドすることによって、リフレッシュ効果も更にアップさせることができます」(石山圭さん)

また意外なところでは「ローズマリー」にもリフレッシュ効果があるのだとか。

「その独特な香りには記憶力や集中力を高める効果も期待できます。香りが気にならなければ、積極的に取り入れたいですね」

これらのハーブは調理に取り入れたり、ハーブティーとして日常的に取り入れやすいものばかり。味や香りが気になる人はエッセンシャルオイルを焚いても効果を得られるそうです。

香りと成分、ダブルの効果で疲労回復

ローズヒップティ

「疲労」は生命と健康を維持する上で、体にとって重要な信号のひとつ。また私たちの体は老化とともに年々疲れも取れにくくなり、翌日、翌々日…と、つい疲れを持ち越してしまうこともあるのではないでしょうか。

「疲労がなかなか抜けない…そんなときにはビタミンCを多く含む「ローズヒップ」や、ミネラルを摂取できる「マテ」に、わたしたちの体ではつくり出せない必須アミノ酸のうち8種を含む「アルファルファ」を積極的にとることで疲労回復効果を期待することができます。また「カモミール」、「ラベンダー」、「ローズ」などのハーブにはその豊かな香りからリラックスを得ることができるので、好みに合わせて就寝前にハーブティーとして飲んだり、専用のオイルを活用してお風呂上りにマッサージしてみるのもいいでしょう」

香りと成分。ハーブはそのどちらからも効果を期待できるすぐれもの。ライフスタイルや気分に合わせて使い方を工夫してみるのもよさそうです。

疲れやストレスと解消するのに重要な睡眠。より質のよい睡眠を得てぐっすり眠りたいときにはどんなハーブがよいのでしょうか?

 

 

ハーブを活用して、質のよい眠りを

寝室とアロマ

「睡眠」はただ長時間眠ればいいというわけではなく、重要なのはその「質」です。どのようなハーブを活用したら、安眠を得られるのでしょうか。

「質のよい睡眠を得てぐっすりと眠りたいときには、強い鎮静作用があるラベンダーやカモミールに頼ってみましょう。これらのハーブは気持ちを穏やかにし、リラックスして心地よい眠りにつくなどの効果を期待できるので、ハーブティーとしてはもちろんですが、ディフューザーを使用したり乾燥させたハーブを香り袋に入れ枕元に置くなどして、睡眠導入に活用するのもおすすめです」

また心配事や不安感が原因の不眠に悩んでいる場合も、これらのハーブは効果的なのでしょうか。

「その場合は神経を鎮めてくれるパッションフラワーを取り入れてみるのもいいでしょう。自然と深い眠りにつくことができるようになります」

一言に不眠といっても、原因はさまざま。細かく対処ができるのは嬉しいですね。

ヨーロッパでは古くから薬として人々と長い歴史を歩んできたハーブ。ハーブを日々の生活に取り入れるのは敷居が高いと思われがちですが、いまでは街中やECサイトなどでも簡単に手に入れられるようになりました。体にも負担をかけずに続けられるハーブを上手に取り入れて、ストレスフリーの生活を手に入れてみてはいかがでしょうか。

 

文/藤森もも子

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