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お弁当包みや枕カバー、ストールにも!てぬぐいの便利な使い方とは

  • 2018.8.20
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伝統の「横浜捺染(なっせん)」の技術を大切にしながら、遊び心のある柄と独自のデザインを施したてぬぐいや布小物を展開する「濱文様」。色鮮やかで可愛らしいてぬぐいは、あなたの毎日に楽しさを届けてくれます。今回は、濱文様のてぬぐいの魅力を伝えつつ、使い方やおすすめのギフトアイテムもご紹介します。

伝統技術「横浜捺染」とは

「横浜捺染」の技術を継承したテキスタイルブランド「濱文様」。横浜のイメージ通り、モダンで和ごころを感じるデザインのてぬぐいをはじめ、風呂敷や和小物など、女性だけでなく男性もつい手にとってしまうような、華やかで楽しいプロダクトを展開しています。

「横浜捺染」とは、25mの捺染台に生地を貼り、染めに必要な捺染型をのせて色ごとに刷り重ねていく伝統の職人技。鮮やかなのに、色落ちしづらいという特徴があります。濱文様では、より鮮やかな染めのために独自で開発されたオリジナル生地に、この捺染の技術を使って色とデザインをのせています。

今回は、自身も濱文様のプロダクトに魅せられ働くようになったという、アミュエスト博多店の丸島店長に、てぬぐいの魅力や使い方を伺いました。
丸島店長によると、てぬぐいには以下のような特徴があるのだとか。

・衛生的に使える
・濡らしてもすぐ乾く
・肌触りが抜群
・好きなサイズにカットできる
・用途が幅広い

私も実際に触れてみて感じたのは、持ち運びしやすい軽さと手になじむ肌触りです。ハンカチタオルよりもずっと薄く、手を拭いてもすぐに乾く優れもの。好きなサイズにカットして、家族や友人と分け合うのも良いなと思いました。

和でも洋でもない遊び心のあるデザイン

濱文様のてぬぐいは、和テイストをベースにしていながら、枠にとらわれないPOPで楽しいデザインも魅力です。丸島店長によると、伝統柄だけでなくパンダ柄など動物がモチーフになったデザインも多く、子どもから大人まで幅広い世代がショップを訪れるのだとか。写真は、一番人気の豆柴柄。海外、特にアジアからの観光客にも大人気で、てぬぐいだけでなく、同じ柄で展開されているポーチやハンカチなどを一緒に集める方も多いそうですよ。

また、季節でてぬぐいの柄や色合いが変わるのも濱文様ならでは。ショップディスプレイの印象も大きく変わるため、季節ごとに訪れるのも楽しみのひとつです。
以下、季節ごとの人気色をご紹介します。自分用やギフトの参考にしてみてはいかがでしょうか。

春:桜を思わせる淡いピンク
夏:清涼感のある淡いブルー
秋:紅葉をイメージさせるオレンジや茶系
冬:夜空のようなシックな紺色

四季の中でも、丸島店長が特におすすめするのが秋。てぬぐい自体の色味もそうですが、店内のディスプレイもオレンジや茶系の色合いで染まり、1年間で最も華やかな雰囲気になるそう。そうお聞きすると、秋にまた訪れたくなります。

濱文様のてぬぐいの使い方

見た目の美しさや肌触りの良さで、使いたい!とは思うものの、長方形のてぬぐいは使い道がわからない…という方も多いのでは?今回は、てぬぐいの多彩な使い方をご紹介します。ぜひ試してみてくださいね。

まずはてぬぐいを飾るという使い方です。
てぬぐいは壁に貼って絵のように飾ることができます。軽いため、両面テープで貼れるのも嬉しいところ。フレームに入れれば本格的なアート作品のように見えますね。上下に棒を付けてタペストリーにするのもおすすめです。絵よりも気軽に取り替えられるため、季節やイベントに合わせて楽しんでみませんか。

次は、てぬぐいを毎日の食卓やお弁当の持ち運びに使用する方法。
てぬぐいはお弁当を包む布や、おにぎりを包む布として活躍します。てぬぐいの上にお弁当を左寄りに置いて、左上と右下を斜めに折り、左右の端をねじって結べば出来上がり。長方形のてぬぐいでも、簡単に包むことができます。

その他にも、食卓のテーブルランナーとして使うアイデアも。汚れても洗えばすぐに乾くため衛生的に使えます。

てぬぐいは、料理の下ごしらえで食材を絞る際に使ったり、野菜や食器を拭く布として使ったりと生活のあらゆるシーンで活躍します。

また、ギフトに使うならおしゃれなラッピング用としてボトルを包んだり、インテリアとして使うなら枕カバー、ティッシュケース、のれん代わりにもなります。ファッションアイテムとして使うなら、ストールや、浴衣の半襟にするのもおすすめです。てぬぐい1枚から楽しいアイデアが広がりますね。

おすすめのギフトアイテム

素敵なデザインと実用性で、濱文様のアイテムはギフトとしても人気です。両親や親戚へ帰省のお土産に、友人知人への出産祝いに、内祝いやちょっとしたお礼の品として、使い道の多いてぬぐいは最適です。

さりげなく心を届けられる、無料のギフトラッピングシールも嬉しいサービス。お好みのものを選んで、てぬぐいに気持ちを添えたいですね。

一つひとつのプロダクトに込められた「使う人に笑顔になって欲しい」という思い。丁寧な手仕事から生み出された伝統の逸品は、目を奪われる美しいデザインやくすっと笑える楽しいデザインをのせることで、現代でも親しまれる身近なアイテムになっています。

「てぬぐいは、肌に触れるものにぜひ使って欲しい。」と丸島店長。しまい込まずに日常に取り入れる魅力を、たくさん教えてくださいました。あなたもぜひ自由な発想で自分らしく使ってみてください。

writer / naomi.spring photo / 濱文様、Naomi.Spring

取材協力

濱文様

https://www.hamamonyo.jp/

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