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ニューヨークで自家製納豆を製造販売!? その意外なおいしさにアメリカでもファン急増中!

  • 2018.8.19
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ニューヨーク納豆のパッケージ

アメリカ人も注目する発酵食品「NATTO」

広大なアメリカの田舎ならともかく、ここニューヨークには、昔から健康志向が高く「安心・安全」な食材を求める人が多くいます。オーガニック食材の需要もかなり高くて、その流れは全米にも広がりつつあります。

そんなオーガニック食品の最前線のニューヨークで2015年に、何と自家製納豆を製造販売する会社が誕生しました。その名はNYrture Food LLC。立ち上げたのは、起業家のアン・ヨネタニさん。

NYrtuneのアン・ヨネタニさん
@Vicky Wasik, seriouseats.com

アンさんはアメリカ生まれの日系アメリカ人で、子どもの頃から納豆が大好きだったそう。コロンビア大学やハーバード大学医学部などの機関で15年以上の微生物学の研究経験があり、現在もマンハッタンにあるニュースクール大学の食品学部で教鞭をとる教授でもあります。

アメリカ人にとっては未知で少々不気味な食べ物の納豆。
でも、微生物学者のアンさんは、“納豆のプロバイオティックス発酵食品としての質の高さには、アメリカの健康食品分野に新しいポジションを確立する可能性がある”と確信して、起業を決意します。

そのアンさんの直感は正しかったのです。元々、同じ発酵食品で、中には強烈なにおいもあるチーズになじみのあったアメリカ人は、初めて食べるアンさんの納豆に「おいしい!」と反応しました。今ではNYrture Foodの納豆の購入者の大半はアメリカ人で、その年齢、性別、民族、宗教もさまざまです。アメリカにはベジタリアン、ビーガンの人も多くいますが、その人たちの食生活で不足しがちなのがたんぱく質。納豆はたんぱく質を補い、栄養素の高さやヘルシーさでは、発酵食品の中でも群を抜いています。そんな納豆の健康面でのメリットが、ニューヨーカーをはじめアメリカ人に支持されたのです。

NYrtune社のサイトの画像
@NYrture Food LLC

NYrture Foodのサイトには、手づくりで冷凍せずに販売している「ニューヨーク納豆」について詳しく説明が載っています。ビーガン食、グルテンフリーであることから始まって、アメリカ人にも親しみやすいレシピの紹介もあって、カラフルな写真を見ているだけでも楽しいサイトです。
https://www.nyrture.com/

本当においしい納豆づくりを目指したアンさん。
2014年に東京・神田にある神田明神名物の芝崎納豆を製造する「天野屋」で、当主に納豆のつくり方を学び、その後ニューヨークで納豆菌の研究を続け、納豆に適した大豆を探し… やっと完成させたのが「ニューヨーク納豆」。環境にも考慮して、リサイクルできるガラス瓶に詰められていて、見た目の印象も日本の納豆とかなり違います。

リサイクル瓶に詰められたニューヨーク納豆
@NYrture Food LLC

アンさんは、これからもNYrture Foodの質の高い納豆をアメリカで納豆を食べたことがない人にも届けていくことを目指しています。

TOP写真/@Vicky Wasik, seriouseats.com
文/田中史子、ホリ・コミュニケーション

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