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ビールよりハイボールのほうが太らない?夏太りと二日酔いを防ぐお酒の飲み方

  • 2018.8.18
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暑いとキンキンに冷えたお酒が美味しく、夏休みや帰省などでお酒を飲む機会も増えますよね。

夏は汗を沢山かくので痩せると思われますが、代謝が落ちるので太りやすい時期です。お酒を飲むと食欲も増して、食べ過ぎてしまうので特に注意が必要です。今回は、夏太りと二日酔いを防ぐお酒の飲み方をご紹介します。

お酒を飲む前

悪酔いを防ぐには、飲酒の前にうこんを飲んだり、お昼にカレーを食べて肝臓と胃腸の機能を高めると二日酔い予防に効果的です。また、脂肪は胃に膜をつくるのでアルコール吸収が緩やかになると言われています。仕事の休憩や待ち時間に牛乳や豆乳、カフェラテなどを飲んだり、ナッツ類を食べるのも良いでしょう。

太らないお酒の選び方

アルコールの種類に関わらず、アルコールの多量摂取により肝臓での中性脂肪の合成が増加します。健康な方のお酒の適量は、1日当たり純アルコールで20gとされています。

ビール500ml、日本酒180ml、焼酎90ml、ウイスキー60ml、ワイン200ml見当になります。

適量は個人差がありますが、長期的な多量飲酒は肥満だけでなく生活習慣病に繋がるので、休肝日を作ったり量を減らすなどしましょう。

ビールや梅酒、甘いカクテルなどの糖質を含むお酒は、血糖値を上げ、体脂肪が合成されやすくなるので、ダイエット中の方は、蒸留酒(焼酎やウイスキーなど)がおすすめです。

糖質フリーのビールや、ウイスキーを無糖ソーダで割ってハイボールにしたり、焼酎も無糖ソーダや水で割って飲むと良いでしょう。梅には浄血作用があるので、焼酎に梅干しを入れて飲むのも良いでしょう。

安いワインを何本飲むより少し高めのワインにするなど、お酒の質を良くする事は飲み過ぎを防いだり、悪酔い予防にもなります。

太らないお酒の飲み方と食べ方

空腹でお酒を飲むと血糖値が急激に上がるので、ダイエット中はお通しやサラダ、枝豆など食物繊維を含む低カロリーのものを摂取してから飲み始めると良いでしょう。悪酔いを防ぐ為には、脂質を含むチーズやナッツなど食べてから飲み始めると良いでしょう。

お酒を飲むペースが速いと中性脂肪値を上げるので、水やウーロン茶を途中で飲んで飲酒のペースを落としたり、次のお酒を勧められないようにお酒をある程度残しておくと良いでしょう。

飲酒をすると食欲が増していきますが、アルコールが体内に入るとアルコールの代謝が優先され、おつまみなどは後回しにして分解し体内に蓄積されやすくなる為、ダイエット中の方はおつまみ選びに注意が必要です。

揚げ物より煮物や蒸し物、刺身などを選び、脂質の多いチーズやクリーム系を避け、脂質の少ない赤身肉や魚、大豆製品を選ぶと良いでしょう。ビタミンやミネラルを含み抗酸化作用のある緑黄野菜も忘れずに摂取しましょう。

二日酔いを防ぐ為には肝臓や胃の機能を高める食材を取り入れて、お酒を分解する能力を高めましょう。肝機能を高める作用が高いのは、タウリンを含む牡蠣、シジミ、タコ、イカなどの魚介類や、うこん(ターメリック)、クチナシの実、葛などです。海鮮の美味しいお店にしたり、飲酒後の〆にしじみ汁などを飲むのも良いですね。ターメリックが含まれるカレー粉は、胃腸を元気にしてくれるので、おつまみ選びで悩んだらカレー風味にしましょう。

21時を過ぎたら体脂肪が合成されやすくなる為、お酒を控えおつまみを摂らない様に気を付けると良いでしょう。ダイエット中は、〆のデザートやラーメンなどはNGです。

飲みすぎたら…

飲酒後にカフェインを含む緑茶やミネラルを含むスポーツドリンクを摂取する事は、二日酔い予防に有効です。爽やかな香りのペパーミントティーは、二日酔いの胃もたれやむかつきがある時にメントールが消化を促し有効に働きます。

気がのらない飲み会などを断る勇気や、休肝日を設けて休ませる事も大切にしましょう。体調を崩さず太らない様に、上手なお付き合いと賢い飲み方をしましょう!!

監修・文章/宮本そのみ(管理栄養士)

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