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嵐山・嵯峨鳥居本の街道1.5キロに約800基の行灯が飾られる「愛宕古道街道灯し2018」開催!

  • 2018.8.17
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手作り行灯約800基が飾られる
KADOKAWA

【画像】愛宕神社一の鳥居

8月23日(木)~25日(土)に、京都嵐山の嵯峨鳥居本町並み保存地区にて「愛宕古道街道灯し2018(あたごふるみちかいどうとぼし)」が開催される。愛宕神社一の鳥居から嵯峨釈迦堂(清涼寺)までの約1.5キロの旧愛宕街道筋に、華やかな手作り行灯約800基が飾られるイベントで、化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)の千灯供養(せんとうくよう)に合わせ、1995年から始まった。行灯は毎年、地域の子供から高齢者までが制作を担当しており、晩夏の風物詩として定着してきている。

行灯はすべて手作り
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嵯峨鳥居本地区は1000年以上前、戦乱や多くの災害、病などで亡くなった人々が風葬されていた場所で、空海や法然、地域の寺院や人々により野ざらしになっていた遺骸を埋葬し、今も無縁仏様としてすべての人々の魂を大切に供養している。地区の中心、上地区と下地区を分ける場所にある化野念仏寺の境内には、約8000体もの石仏・石塔がある。

愛宕神社の近くには「町並み保存館」がある
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現在の町並みは愛宕神社の門前町として発展したもので、瓦屋根や茅葺屋根の民家が立ち並び、嵐山の中心部からは徒歩で30分ほどの距離があるが、周囲の自然と調和したレトロな町並みが美しく、散策するのも楽しい。景観を守るために、愛宕神社の一の鳥居前近くに、明治初期の建物を復元した「町並み保存館」も開設されており、1979年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。

愛宕神社一の鳥居
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共に開催される「いけばな街道」にも注目!

「愛宕古道街道灯し2018」にあわせて、約250名の認知症高齢者等のいけばな作品を町並み保存地区の街道やイベント会場に展示する「いけばな街道」も開催される。作品の制作は、日ごろ「いけばな療法」に取り組む、高齢者施設、精神科クリニック、児童養護施設、更生保護施設、不登校ひきこもり支援居場所、通信制高校など22団体が担当。「いけばな療法」(認知症ケア事例のべ30,000名以上、2017年度読売福祉文化賞受賞)は、同志社大学大学院総合政策科学研究科での研究成果等をベースに、2007年から認知症ケアや心理療法にいけばなを活用し実践している取り組みで、その目的は、認知症高齢者や社会とつながりにくい状況にある人々が、いけばなを通じて、自分らしく社会で役割を持つこととされている。

いけばな街道の作品イメージ
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「いけばな街道」の主催者である、NPO法人フラワー・サイコロジー協会の理事長・浜崎英子さんは「どんな人も大切に思う心を古くから育んでこられたこの地域の街道に、どんな人も価値ある存在であることを伝える“いけばな療法”の作品を展示し、観る人、集う人の気づきが生まれ、しなやかで、やさしい社会について考える機会になればと思います。認知症への理解や認知症高齢者や多様な人々を受け入れ、社会的包摂の充実した社会の大切さに気づく機会、またいけばなの福祉、医療、教育という新しい分野での役割の普及につながることを期待しています」と語る。

また、8/23(木)の夜には、華道家の深瀬央子氏【Ei:En】とギタリストの住吉健太郎氏が参加する無料の「いけばなライブ」も開催される。夏の終わりに、いつもの嵐山観光とはちょっと違う、嵯峨鳥居本の美しい町並みと行灯、そしていけばなにふれて癒されてみては。

■「愛宕古道街道灯し2018」

主催 嵯峨野保勝会 https://atago.work/

開催 2018年8月23日(木)~25日(土)

時間 18:00~21:00 ※23(木)18:30から点灯式

場所 愛宕神社一の鳥居から嵯峨釈迦堂(清涼寺)までの1.5キロの旧愛宕街道筋 問い合わせ先 075-864-2406(京都市嵯峨鳥居本町並み保存館)

■「いけばな街道」

主催 NPO法人フラワー・サイコロジー協会

開催 2018年8月23日(木)~25日(土)

いけばなライブ 京都市嵯峨鳥居本町並み保存館

18:30~ いけばな街道、いけばな療法の紹介

18:45~19:15 いけばなとギターのライブ

問い合わせ先 070-5555-4169(事務局)

※ボランティア活動参加者も募集中(関西ウォーカー・篠原賢太郎)

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