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「お金でもめたくない!」新婚さんの家計がうまくいく5つのポイント

  • 2018.8.17
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新婚夫婦の家計パターンを調べてみたら…

知りたいけど、なかなか聞けない他人のお財布事情。新婚夫婦で回答の多かった家計4パターンと、
それぞれのモヤモヤポイントはこちらです。

パターン1 共有口座に入金

二人分の生活費を入れる専用口座をつくり、そこに毎月決まった金額を入金している。残った分はお互い自由に使ってOK。年収を考慮し、夫のほうが妻より多く入金している。

【ココが不満&不安】
・お互いの貯蓄額が不明である
・妻のお小遣いから食費を払うことが多い

パターン2 固定支出を分担

毎月必ずかかる固定支出を二人で分担している。夫は家賃と雑費と保険料、妻は光熱費と食費の支払いを担当。残った分はお互いが自由につかう。

【ココが不満&不安】
・お互いの貯蓄額が不明である
・旅行など単発の大きな出費の際にモメる

パターン3 妻が全額を管理

夫と妻の給与が振り込まれる口座を妻が全て管理し、夫はお小遣い制。「二人分の稼ぎ=家庭のお金」と考え妻がやりくりをしている。効率的に貯蓄ができる反面、自由度は低い。

【ココが不満&不安】
・夫が自由につかえるお金が少ない
・欲しい物を購入すると何となく後ろめたい

パターン4 互いの収入を完全合算

共用として支出用の口座と貯蓄用の口座を用意。まず二人分の給与を合わせて、一定の額を支出用の口座に入金。そこから二人分のお小遣いを引き、残った額は全て貯蓄用口座へ。

【ココが不満&不安】
・共用の貯蓄を分けることになったら不便
・食費の支払いが不明瞭(どうしても妻の負担が大きい)

それぞれに弱点はあるよう…どうすればいい? NEXT➡

ファイナンシャルプランナーに聞いた!新婚家計がうまくいく方法

では、どうしたら家計問題を解決できるのか、「家計の見直し相談センター」のFP山田茂睦さんに、秘訣を教えてもらいました。

その1 妻は支出管理、夫は貯蓄と資産運用に分担する
一般的に男性より女性の方がお金のやりくりが上手なので、支出は妻が担当するのがおすすめ。食料品や生活雑貨の買い物をするのは妻の方が頻繁なので、そうした方がお金のやりとりがスムーズにいくというのも理由のひとつ。

その2 お互いの収入と貯蓄はクリアに!
収入や貯蓄を秘密にすることは、勝手な憶測や喧嘩の理由となります。毎月給与明細を公開しなさい、とまでは言いませんが、夫婦ならば、おおよその給与と貯蓄はどのくらいあるかくらい話してもいいのでは。それでも貯蓄を言いたくない場合は、この先最低限必要になる3つの備え(教育・老後・非常事態用)はお互いが毎月定額を貯蓄するようにするといいでしょう。

その3 「なぜか貯まらない」なら、固定支出を見直す
「節約をしているつもりなのに、思うように貯蓄ができない」と悩む新婚夫婦には毎月決まってかかる、固定支出の見直しをおすすめします。細かな出費を気にするよりも、家賃など支出の大半を占める固定支出をチェック!

その4 支出よりも貯蓄の管理が大切
「しっかりやりくりするぞ!」と結婚を機に家計簿をつけ始める人も多いのですが、支出を把握して節約をするよりも、貯蓄簿をつくって毎月どのくらい貯蓄できているかを把握するほうが賢明です。決めた額を貯蓄していれば、残りのお金は自由に使えるので、ケチケチしてストレスを溜めないためにも、この方法が効果的。

その5 支出の内容は問い詰めないで!
「家計を一方に任せっきりなくせに、時々支出内容に口を出す」という理由で喧嘩をする夫婦は多いもの。生活費を渡した後は、その内容について精査しないのが鉄則です。生活費の予算内で収まっているのなら、その中のやりくりについては口出しをしないこと!

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