1. トップ
  2. おでかけ
  3. 日帰りでも楽しめる!有馬温泉「銀の湯」で”銀泉”を堪能

日帰りでも楽しめる!有馬温泉「銀の湯」で”銀泉”を堪能

  • 2018.8.17
  • 7302 views

有馬温泉「銀の湯」は、日帰りでも手軽に温泉が楽しめる人気スポットです。 「蒸気式サウナ」や「ありまサイダー」など、温泉以外にも楽しめるポイントがたくさんあります。 無色透明の“銀泉”にゆったりと浸かって、日頃の疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか。

有馬温泉「銀の湯」の入浴料と営業時間

「有馬温泉 銀の湯」は、無色透明な銀泉を使用した湯処です。 銀泉の炭酸泉やラジウム泉は、“肌がつるつるになる”と女性に人気の有馬の名物湯です。
温泉以外にも、「蒸気式サウナ」や名物の「ありまサイダー」も楽しめます。 神社やお寺が集まる寺町界隈の街並みに合わせた和風の佇まいなので、温泉情緒も楽しめますよ。

入浴料

大人(中学生以上)550円
小人(小学生)290円
幼児(小学生未満)120円
※障がい者の方、介護者の方は割引制度があります。

営業時間

9:00〜21:00(最終入館 20:30)

有馬温泉の歴史

日本で最も古い自然の温泉

有馬温泉は、土を掘る技術がなかった時代から湧き出ていた、日本で最も古い自然の温泉です。

そして、環境省の指針により療養泉として指定している9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が混合した、世界的にも珍しい温泉でもあります。

現在は、浅い場所(300mまで)から採湯した、温泉の有効成分などの自然の恵みを十分に蓄えたお湯を楽しめます。

道後や白浜と並ぶ”日本三古泉”

有馬温泉は、道後や白浜と並んで”日本三古泉”として数えられています。 湯治のためにたびたび有馬に足を運んだという戦国時代の天下人であり太閤の「豊臣秀吉」は、茶人・千利休らとともに盛大な茶会を催したそうです。

その後世に広く知られるようになった有馬温泉は、江戸時代に全国でも指折りの湯治場として数多くの人々が訪れ、有馬千軒(ありませんげん)と呼ばれるほど賑わう温泉地となりました。

そんな歴史を持つ有馬温泉で楽しめる泉質のひとつ”銀泉”を楽しめるようにとつくられた施設が「銀の湯」です。 浴室内は、秀吉が好んでいた岩風呂を思わせるような造りになっています。

有馬温泉「銀の湯」の”銀泉”で楽しむ炭酸泉とラジウム泉の効能

「銀の湯」では、炭酸泉(二酸化炭素泉)とラジウム泉(放射能泉)の2種類のお湯が使われている、無色透明の”銀泉”が楽しめます。

炭酸泉の効能

炭酸泉は、その名の通りお湯から気泡が出ているのが特徴です。 毛細血管を広げて血流を良くするといわれています。 飲泉すると胃液の分泌が促され、食欲増進の効果があるそうです。

ラジウム泉の効能

ラジウム泉は、入浴中に吸入されたガスが全身の組織へ到達し、自然治癒力を高める効果が期待できます。 疲労回復にはもちろん、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性などもケアしてくれるのだそう。

女性に人気の蒸気式サウナ

太閤・秀吉とねねが入った蒸し風呂をイメージした蒸気式サウナ

「銀の湯」では、温泉だけでなく、女性に人気の蒸気式サウナも楽しめます。 「銀の湯」の蒸気式サウナは、秀吉と正妻・ねねが入った蒸し風呂をイメージしてつくられました。 じっくりと時間をかけて入浴したい方におすすめです。

有馬名物「ありまサイダー」

有馬温泉は、日本のサイダーの発祥地

「銀の湯」の休憩コーナーでは、キンキンに冷えた有馬温泉の名産品「ありまサイダー(250円)」が楽しめます。 ありまサイダー」は、1926年(大正15年)に終売した「有馬シャンペンサイダー」の復刻版として、2002年に販売が開始されたサイダーです。

ボトルに貼られたアンティーク調のラベルには、復刻した際の“てっぽう水”という表記入り。 シュワシュワ感が強めの、刺激的なおいしさが魅力です。

「金の湯」にも入れる2館券でお得に楽しんで

2館券(850円)を購入すると、有馬温泉「銀の湯」から少し歩いたところにある「金の湯」もあわせて楽しめます。 さらに、「銀の湯」から徒歩圏内にある史料館「太閤の湯殿館」も見学できる共通券(1,000円)もあります。

温泉とあわせてゆっくりと有馬温泉の歴史を学んでみてくださいね。 少し時間ができたら、日頃の疲れを癒やしにおでかけしてみてはいかがでしょうか。

スポット情報

  • スポット名:銀の湯
  • 住所:神戸市北区有馬町1039-1
  • 電話番号:078-904-0256

※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。

元記事で読む
の記事をもっとみる