月刊ザテレビジョンで掲載中のハロー!プロジェクト誕生20周年記念連載「ハロ!愛(ラブ)」。WEB版のスペシャルインタビューとして、Juice=Juiceのメンバー8人が登場です。本誌では載せきれなかったインタビューを2本立てで展開。後半は新生Juice=Juiceについてのトーク。本誌と合わせてお楽しみください。
【写真を見る】その瞳に映るものは…? 未来のJuice=Juiceの方向性は彼女が握る!?
ちょっと前のJuice=Juiceさんのラジオで、新メンバーに誰が入るか予想していたと聞きました。どんな予想を?
金澤朋子「楽屋とかで誰が入ってくるんだろうって予想大会をしていたんですよ。でも、稲場愛香ちゃんがまさか入るとは思ってなかったので、ほんとに!?って感じで(笑)」
高木紗友希「でも私は愛香ちゃんかもって言ったんですよ、皆は忘れてるんですけど!」
段原瑠々「うん! 全然忘れてます(笑)」
高木「だよね。私が楽屋で愛香ちゃんじゃない?って言ったら、(金澤)朋子だったか誰かに『それはないでしょ』って言われて、ないかって引き下がったんですよ。だから新メンバーが愛香ちゃんって聞いたときに『やっぱり』って言ったら、誰も覚えてなくて…。ほかにはハロプロ研修生の名前が予想に上がってましたね」
宮本佳林「てっきり研修生からかと思っていたので、加入が決まったときはビックリしたよね(笑)」
高木「島倉(りか)ちゃんは、私たちの『Fiesta!Fiesta!』をハロプロ研修生の実力診断テストで歌ってくれて、ベストパフォーマンス賞を獲っていたので『これは伏線なのか?』って。変に考えちゃったんですけど、そんなことなかったんですね」
段原「直感ですか?」
高木「直感なのかな? 自分の中で“愛香ちゃん、どうするんだろうな、この先”っていう心配もあったから、そういう風に思ったんじゃないかな?」
では、みなさんは新メンバーの稲場さんに対して、どんなイメージを持っていましたか?
宮崎由加「愛香ちゃんとは、ハロプロ研修生の発表会にJuice=Juiceが出ていたときにちょっとしか一緒にいられなかったんですよね。その後すぐにカントリー・ガールズとしてデビューしてしまったので。カントリー・ガールズ時代のイメージでいうと、とにかく白いふわふわなかわいい子! 身長がちっちゃいっていうのもあるんですけど、それでもそれを感じさせないダンスのパワーが本当にすごいなって。ハロプロにはダンス部があるんですけど、ダンス部のときもずっと愛香ちゃんを見ていて『かっこいいなぁ』と思っていました。そんな子がJuice=Juiceに入るんだと思うと、これからが本当に楽しみ。愛香ちゃんのダンスに刺激されて、皆ももっともっとダンスを成長させたいという気持ちが強まると思う。これからの私たちに期待してほしいですね!」
植村あかり「愛香ちゃんとは一回だけ2人で取材を受けたことがあって、メイク前だったのにも関わらず愛香ちゃんの肌がすごくキレイだったのにびっくりしたことがあります。肌がこんなにキレイな人って存在するんだ!って。北海道出身ということもあって、たぶん寒い中で耐え忍んできた肌だからこそ、あの真っ白な雪うさぎさんみたいな感じになったんだろうなって」
宮崎「ほんとに雪うさぎ!」
植村「あと私も愛香ちゃんのダンスが本当に大好き。『愛香ちゃんのダンスがまた見たいなー』って本当に言っていたんですよ。また見られる機会がきたと思ったら、こんなに間近で見られるということにびっくりしてます。すごいびっくりして、お金を取られるんじゃないかなっていうぐらいな感じなんですけど(笑)。でも愛香ちゃんと一緒のグループということで、愛香ちゃんからいろんなことを教わって、私たちも成長していけたらいいなと思います」
宮本「私は結構トークのイメージがあったんですよね」
金澤「私も」
稲場愛香「ええー!?」
宮本「やっぱりカントリー・ガールズの皆さんはトークがお上手なので。あとはやっぱりモテる女の子っていうか、めちゃくちゃかわいいし何もかもが完璧ってイメージ」
稲場「そんなことないです! 全然だし…(笑)」
宮本「実際、私とかはアイドルアイドルしたイメージを持たれがちで、でもフタ開けてみるとマジで全然違うじゃん!ってなるタイプ。愛香ちゃんは今のところそういうタイプじゃないなって。素晴らしいなって」
稲場「今のところ(笑)」
金澤「あと愛香ちゃんにはキャラクターの強さみたいな、イメージもあるかな。かわいらしい雰囲気というか、誰からも慕われる感じみたいなものは、今までは傍から見ていて思っていたので。後輩、先輩のどっちからもかわいがられるタイプ」
宮本「うんうん」
金澤「同性異性を問わずに愛されるキャラクターみたいなのはすごいなって、今まではなんとなく思っていました。最近はそれを近くで実際に見て感じることが増えて、あ、やっぱり愛香はちゃんすごいんだなって(笑)」
稲場「えー、そんなことないですよー(笑)!」
金澤「今こうやって一緒にいても思いますよ(笑)」
高木「愛香ちゃんは普通によく連絡取る系の後輩で、慕ってくれる後輩。なので、よくハロコンのときとかに会えば一緒に御飯を食べたりとかしていました。どっかに行きたいねとかも話していたんですけど、北海道と行き来したりとかしていたので、なかなか都合が合わなくて…。だから、愛香ちゃんが入ってくるって聞いたときはうれしかったです。すごくいい子なのももちろん知っているので、うれしい!って思ったし、ダンスもすごいので『Juice=Juiceがまた強くなっちゃう、どうしよう』っていう気持ちでしたね」
段原「ハロプロ研修生のときに、モーニング娘。さんのバックダンスを一緒にやっていたこともありました。北海道と広島出身の地方組みということで、通ずる部分があったんですよね。二人で一緒にホテルに泊まったこととかもあって、たくさんお話したりとか、仲よくしてもらっていました。カントリー・ガールズとしてデビューしてからも仲よくしていただいていて、すごく優しい先輩。Juice=Juiceとして一緒に活動することになって、たくさんお話するようにもなりましたし、ご飯にも行ったり、空き時間に遊んだりしています!」
宮崎「2人でホテルに泊まったとき、どういう話をしていたの?」
段原「お互いの地元の話とかですね。やっぱり、方言をしゃべる人と話していると、方言がでちゃうんですよね」
高木「違う国…国じゃない! 間違えた。違うところの、そうなんだ〜」
段原「植村あかりさんも大阪出身なんですけど、大阪弁で話しかけられると広島弁で返しちゃうんですよ」
高木「え~不思議」
段原「東京の人に東京弁で圧倒されると、わ~ってなっちゃう(笑)」
高木「別に圧倒してるつもりはないですけどね(笑)」
段原「違います! 東京弁が伝染っちゃうっていう意味です!」
稲場さんはJuice=Juiceにどんなイメージをお持ちだったのでしょうか?
稲場「近くで皆さんのかわいさを見られるのが毎日の楽しみです(笑)。やっぱり覚えなきゃいけないことが最初はたくさんあるので、ちょっと心が折れそうになるというか、どうしようって思うこともあるんですけど、また次の日に「おはようございます」って、メンバーと会えるんだと思ったら頑張ろうって力がわいてくる。皆が優しい言葉をかけてくださるので、それがうれしいです。すごくセクシーなパフォーマンスをするグループっていうイメージがあったんですけど、楽屋とかでは普通の女の子みたいにワイワイ話したりとか、お菓子を広げて食べあったりとか、くっついたりとか。そういう部分も見られて、より近くに感じることができてうれいしいです。なんか、ただのファンみたいな話ですね(笑)」
金澤「そんなことないです(笑)」
梁川さんとは、カントリー・ガールズで一緒に活動されていましたよね
稲場「やっぱりカントリー・ガールズのときよりも大人っぽくなったなって。見た目はもちろんなんですけど、中身も冷静に物事を捉えているような感じが伺えたりとか。カントリー・ガールズのころに『こうしようね』って決めていたルールをずっと守っていたりして、2人でそこは分かりあえるというか。そういう部分がありますね」
梁川奈々美「稲場さんはマメな方。『ブギウギLOVE』で私がデビューするときに「メジャーデビューおめでとう」って連絡をくれたんです。加入のときはいろんな方から連絡をいただいたんですけど、メジャーデビューのときはその連絡で『私、メジャーデビューするんだ!』って思えました。そのとき、いろんな場面で連絡をすることって、些細なことでも人の支えになるんだなって感じたので、稲場さんのことをすごく尊敬しています! あといい匂いだなぁって、昔から思っているんですけど(笑)。今もいい匂いなので、ばれないようにその匂いを楽しんでいますね」
後編では、新体制での目標や最新アルバム「Juice=Juice#2 -¡Una más!-」について語っていただきます!(ザテレビジョン)