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モードな女の秋冬ショッピング、キーワード BEST10。【2018-19AW トレンドまとめ/ウェア編①】

  • 2018.8.13
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モードな女の秋冬ショッピング、キーワード BEST10。【2018-19AW トレンドまとめ/ウェア編①】
2018.08.13 11:00
秋冬のトレンド、もうマスターした? 今シーズンは、かつてないほどBIGなパワーショルダーや、着ぶくれOKのレイヤード術etc... これまでのスタイルを覆す最旬キーワードが満載。これをおさらいしてからショッピングに出かけて! 

1. パワーショルダー/かつてないほどBIGなシルエットが新鮮。


秋冬のスタイルをアグレッシブに攻めるなら、80年代調のビッグショルダーがマストハブだ。突き抜けるくらいに大胆でユニークなシルエットは、女性の真の強さを表現する味方になってくれる。


ベーシックの概念を覆すのは、ジュンヤ ワタナベ コム デ ギャルソン。ツイードのチェスターコートは限りなくボリューミーで、まるで魔法の力で体が小さくなってしまったかのようだ。アームも裾の位置までロング丈に。あえてアンバランスなシルエットでオーラを放って。

マーク ジェイコブスは、膨らんだ肩のラインと、オーバーサイズのシルエットで圧巻の迫力をみせた。同色のストールによってシルエットをさらに誇張し、80年代のパワーウーマンさながらの強さをアピール。マスキュリンな印象のブラックハットがいっそうグラマラスさをUPさせる。

ミュウミュウが提案するのは、ツヤ感が冴えるエナメルレザーのコートだ。存在感溢れるレッドとボリューミーなショルダーの相性もパーフェクト。首もとにさりげなく巻き付けたスカーフや、アイラインを強調したメイクもアクセントになっている。

2. マスキュリンなスーツ/ジェンダーレスな佇まいを狙って。


女性の社会進出を唱えるべくパワースーツが注目された今季。シルエットや素材も多様性に富んでおり、マスキュリンからカーヴィーでフェミニンなものまで、多くのブランドが新しいスタイルを提案した。ON/OFF問わずに、自分らしくさっそうと着こなして。

ボッテガ ヴェネタは、仕事もプライベートも充実したニューヨーカーがインスピレーション源に。フォーマルになりすぎない丸みを帯びたジャケットとカジュアルなクロップドパンツは、型にとらわれない自由な生き方を投影しているかのようだ。鮮やかなイエローで気分も軽やかに。


インテリジェントで優雅な女性像をイメージさせるロエベのセットアップ。襟やビッグサイズのレザーポケット、パンツにも部分的にレザーを施し、上質な遊び心をたっぷり仕掛けた。首もとを覆ったファーも洗練に磨きをかけている。

ソニア・リキエルならではの“いい女”感は、メンズライクなダブルのジャケットとトレンチコートで完成。マチュアな雰囲気のチェック柄で統一すれば、知的さも演出できる。中折れ帽やタートルニットなど、ベーシックなアイテムの小技も効かせて。

3. デイリーに纏うシャイニー/毎日がパーティー!? 煌めきは最高潮に。


マンネリになりがちな秋冬コーデには、煌びやかなスパンコールやメタリックアイテムでアクセントを。そろそろシンプルは卒業し、トゥーマッチすぎるくらいのキラキラを日常に添えてみるのも楽しい。


今シーズンも、潔くシャイニングに攻めるドルチェ&ガッバーナ。ヒップホップ調のストリートウェアも、彼らの手にかかればとびきり華やかなドレスルックに早変わり。サングラスやボリュミーな首もとにも、その輝きを忘れない。


サイボーグがテーマのグッチは、ピンクのラメ生地をアシメトリーにカットアウト。ヘッドピースやボディ全体を覆う装飾は、もはやドレスの一部のようだ。ホワイトのレースタイツにレトロなスニーカーをミックスするというギークな足もとも新鮮。


スポーティーモードがお好みなら、メゾン マルジェラのメタリックブルゾンをリコメンド。歩くたびに光が反射し、角度によって色彩が変化するテキスタイルが、デイリースタイルに最大級のインパクトを与えてくれる。

4. 進化系レイヤード術/モードな“着ぶくれ”が新ルール。


暖かくて実用的なのは嬉しいけれど、スッキリ着こなすのが難しいアウター同士のレイヤード。しかし、そんなお悩みはナンセンス。今シーズンは、とことん重ねてボリューミーなシルエットを楽しむのが新しい。


雪山スタイルからヒントを得たバレンシアガは、レイヤードの概念を覆した。スポーティーなロングアウターは一枚でも存在感を示せるけれど、異なる素材やパターンのアウターを何枚も加えればさらに表情豊かに。あえて着ぶくれしたような上級シルエットに挑戦しよう。


アウター同士のレイヤードはハズしを効かせるのもポイントだ。シャネルは、ブランドを象徴するエレガントなツイードジャケットに、スポーティーなブルーのフーディをプラス。大ぶりのチェーンチョーカーも大人のミックス&マッチを後押ししてくれる。


ロング&リーンなシルエットに、スポーティーの要素を加えたドリス ヴァン ノッテン。フォーマルなテーラードにウィンドブレーカーを羽織りつつも、ドレスのようなフォルムに仕立てるセンスはドリスならでは。

5. 全身アニマル柄/レオパードもゼブラも自在にMIX。


レオパードやゼブラなど、グラマラスなアニマル柄が数シーズンぶりにトレンドに復活。今季は、アニマル ON アニマルで大胆に盛るのが新鮮だ。落ち着いたカラーでエレガントに見せたり、ハードなロックテイストにもアレンジできるから、自分らしく取り入れて。


いつだって強く、しなやかで自立心に満ち溢れるマックスマーラの女性像。一見、挑戦的なレオパードは同色で統一し、袖と裾にボリュームを持たせることで、都会的で洗練されたイメージへと昇華している。


逆トライアングルのシャープなシルエットが、80年代のパワーウーマンを彷彿とさせるサンローラン。スパンコールで彩られた総ゼブラのミニドレスは、エッジを効かせながらも女性らしいシルエットを強調している。足もとはミドル丈ブーツで美脚を演出して。

トム フォードは、レオパードやフラワーなど、さまざまなパターンをスパンコールで表現。もはや大胆なアレンジはドレスだけにとどまらず、ジラフ柄のタイツをあわせるなど、臆せず全身で攻めるのが正解だ。

Photos: InDigital Text: Megumi Otake Editor: Mayumi Numao

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