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部分やせはできるorできない?7日間でやせるスクワットメニュー【7daysスクワット3日目】

  • 2018.8.13
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スクワットをするピンクのウエアの女性

≪7Daysスクワット 1日目の記事はコチラ!≫

ありえないと言われていた「部分やせ」に可能性が

全身の脂肪は同じ割合で増減するので「部分やせ」はあり得ないというのがかつての常識でした。しかし、近年の研究結果から部分やせができる可能性が暗示されています。

これまでホルモンは臓器のみで分泌されるものだと考えられてきましたが、筋肉も一定の強度以上で収縮をくり返すことによってホルモンを分泌することが発見されました。
これらは総称して「マイオカイン」と呼ばれており、「インターロイキン-6(IL-6)」という物質が含まれていることがわかっています。このインターロイキン-6(IL-6)には、炎症を抑える作用がありますが、脂肪分解を促進する作用もあることが明らかになってきました。このことより、筋肉が周辺の脂肪をエネルギー源として利用し、特定の部位をピンポイントで引き締められる可能性が出てきたのです。

ストレッチ中の女性

さらに、2012年には片足だけエクササイズを行い、もう片方の脚は休ませるという条件で、前後のグリセロール値をチェックするという実験が行われました。すると、エクササイズをした側の脚のほうがグリセロール値が高くなりました。グリセロールは脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪が分解されてできる物質のひとつです。この結果からも、筋トレによる刺激のあと、何らかの作用で周辺の脂肪が分解されているという推論が成立します。
でっぷりついた脂肪は関節を動かす際にジャマなので、よく動かす部位の脂肪は分解されやすいというのは理にかなっています。今後の研究次第では常識が変わるかもしれませんね。

それでは、『7Daysスクワット』より、3日目のスクワットをご紹介します!

 

 

<3日目>バック・スワウェイ・スクワット

片脚を逆側にクロスさせ、骨盤を正面に向けたまま軸足のひざを曲げる動作で、お尻にしっかり効かせることができます。軸足側のお尻にギュッと力が入るのを意識しながら行いましょう。

バック・スワウェイ・スクワット1

1、 足をそろえて立ち、片脚を軽く引き上げる。

 

バック・スワウェイ・スクワット2

2、 引き上げた脚を体のうしろ側でクロスさせ、反対側に伸ばす。軸足を深く曲げ、お尻に力が入っているのを感じたら、1の姿勢に戻る。

左右それぞれ15回×2セット行って。

<これはNG!>
骨盤がうしろを向いてしまうと、ストレッチできる距離が短くなるため、お尻への危機が弱まります。クロスさせる脚はできるだけ横方向に伸ばしましょう。

▼『7Daysスクワット』の内容をもっと詳しく知りたい人はこちらをチェック!

『7Daysスクワット』(https://hon.gakken.jp/book/2380093600)/学研プラス 監修:比嘉一雄

『7Daysスクワット』/学研プラス
監修:比嘉一雄

 

文/FYTTE編集部

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