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クリエイティブディレクターは、人を観察して想像することが第一歩。

  • 2018.8.12
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オリジナルな発想で時代に風穴を開け、見たことがないものを創る。エネルギッシュな勢いのある、若手クリエイターたちにインタビュー。

|ミラノ|

ウィット&ユーモアなビジュアルの魅力。

フェデリコ・グラッシ(クリエイティブディレクター)

Federico Grassi

1986年、イタリア・ベルガモ生まれ。ミラノ工科大学卒業後、広告代理店とオリビエロ・トスカーニスタジオに勤務し、2016年に独立。広告のデザインを手がけるほか、自身の靴ブランドを持つ。

 

 

 

イタリアの広告業界から一目置かれる、敏腕アートディレクター。幼い頃からデザインに興味があり、広告の仕事をするのが夢だったという。会社設立後は、靴好きが高じて、アシックス、ナイキ、トッズといった錚々たるブランドをクライアントに持ち、自身のシューズブランドまで立ち上げた。「人を観察してライフスタイルや求めているものを考えるのが好き。僕たちの仕事はどの角度から社会を見るかで、表現が変わってくる。人と違う角度で見ることを心がけている」という彼は、ちょっぴり皮肉の効いたユーモラスな広告が得意だ。「インパクトのあるビジュアルで、どれだけ人に訴えかけるか。時間が経っても人々の目に新しいものとして映るよう、時代を超越したデザインを生み出したい」と語る。思わず笑みがこぼれるような、人々の心を明るくしてくれる作品は、時を超えて愛され続けるだろう。

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