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ストレンジャー・シングスから導く、シンセウェイブ。(Toru Mitani)

  • 2018.8.9
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ストレンジャー・シングスから導く、シンセウェイブ。(Toru Mitani)
2018.08.09 17:00
早く、シーズン3が始まらないものか。Netflixのドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を再び観直そうかと思うこのごろ。そこで、今作品のテーマ曲から辿ってみた音楽の話を。フューチャリスティックでレトロな、シンセの音をもっと聴きたくなってきた昼下がりです。

ドラマのタイトルチューン!「Stranger Things」


ただのSFホラーではない、近未来的なムードも感じられるタイトルチューン。この80年代のアーケードゲームから聞こえてくるようなレトロでキッチュな音の輪郭があって、でも、スタイリッシュ。「ストレンジャー・シングス」のイメージを決定付けた象徴的なインストです。ただ、コレを聴いた時に即座に思ったのが、映画『オンリー・ゴット』(2013年)。「あれ、コレはクリフ・マルティネスが作曲したのかな?」と。

黒澤明的エレクトロ。クリフ・マルティネス「Wanna Fight」


その曲がこちら。ライアン・ゴズリングとニコラス・ウィンディング・レフン監督による大ヒット作『ドライヴ』(2011年)の後にふたたびタッグを組んだ、『オンリー・ゴッド』。ライアンがラストで戦うシーンで流れる音楽ですが、本当に「ストレンジャー・シングス」のオープニング曲と似ています。ゲーム音っぽいループする展開がかなり似ている。ただ、「ストレンジャー・シングス」を作っているダファー・ブラザーズも、この曲を作ったクリフ・マルティネスも、70年代、80年代オカルト&ホラーから影響を受けていると言われているし、偶然の一致(?)なのかも。黒澤明監督作品に出てくるファイトシーンの空気なんが所々入ってくる感じもあり、このシンセウェイブは最高にかっこいいです。

軽快なシンセウェイブがかっこいい。ドレイク「Summer Games」


突然の発売に、何日間も気づかなかったニューアルバム『Scorpion』に収録されているこの曲。友達と聴いて、「超ストレンジャー・シングスっぽい」となり、そういう風にしか聴こえなくなってしまった曲です。調べてみると、コモンの楽曲を数多く手掛けてきたNo I.D.がプロデュース。冒頭から最後までループで流れるシンセ音が重くなく軽快。タイトルも含め「ストレンジャー・シングス」ぽさを感じずにはいられなくなる、この夏のヒットチューンとなってしまいました。


クリス・ブラウンがジョイナー・ルーカスと「Stranger Things」という楽曲をリリースしていたりするし、ストレンジャー的な音楽がこっそりと出てきそうな予感。とにかく、ストレンジャー的“シンセウェイブ”は、これからもトレンドとして大注目です!

Toru Mitani

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