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今度の休暇は、箱根でおこもり読書三昧!

  • 2018.8.7
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本に囲まれて「暮らす」ように滞在する。そんな読書家にとって夢のようなブックホテル「箱根本箱」が、8月1日(水)にオープンした。

18室ある客室は、それぞれ異なるインテリアで、著名人の選書による「あの人の本箱」が置かれている。読書に疲れたら、室内にある温泉露天風呂へ!

国内外の良書を集めたこのホテルは、日本出版販売株式会社(以下、日販)が、箱根の強羅温泉に所有する保養所「あしかり」を全面改装したもの。施設内には、ブックホテルだけでなく、新刊・古書・洋書をあわせて1万冊を取り揃えたブックストア、自然派イタリアンレストラン&カフェ、ショップ、シアタールームなどを備え、宿泊者はもちろん、宿泊しないビジターでも本に囲まれながらゆったり時間を過ごすことができるのが特徴だ。本のディレクションは日販によるBOOKディレクションを手がけるブランド「YOURS BOOK STORE」が担当し、施設全体のプロデュース&ディレクションおよびオペレーションは、新潟県南魚沼市にある、通の旅好きに大人気の「里山十帖」を手がける株式会社自遊人が担当しているだけあって、そのクオリティはお墨つき。読書好きにはもちろんのこと、どんな本を読めばいいのかよくわからないというような人でも興味が持てる、本との距離がグッと近くなるような提案を館内に散りばめている。とくに注目は、各界の第一線で活躍する「本を愛する」著名人がそれぞれ選書した「あの人の本箱」。女優の中谷美紀さん、作家・クリエイターのいとうせいこうさん、チームラボ代表の猪子寿之さん、俳優の山田孝之さん、美術家の横尾忠則さんなど、錚々たる顔ぶれがとっておきの本を紹介してくれているのも大いに好奇心を刺激する。

「本を通じて新しいライフスタイルを提案し、未来へと文化を紡ぐ『本との出会いの空間』を作ろう」をコンセプトにした箱根本箱は、豊かな自然の中で文化的な香りに包まれることのできる幸せな空間。18室ある客室にはすべて温泉露天風呂と「あの人の本箱」が付き、それぞれ異なるインテリアになっている。一日部屋でゴロゴロしながら、または館内のラウンジなどで寛ぎながら、大好きな本に囲まれて、読書にどっぷり浸れる贅沢な時間を過ごしてみたい。

箱根といえば温泉! 館内には男女別、源泉かけ流しの大浴場もあるので、滞在中はこちらもぜひ利用して。

座り心地抜群のチェアとさまざまなジャンルの蔵書が自慢。館内の本はすべて購入可能というのもうれしい。

フードディレクターを務める佐々木祐治さん。東京、ミラノで研鑽を積み、その後は青森県弘前市の「オステリア エノテカ ダ・サスティーノ」、新潟県長岡市「MANO」などで、地方発イタリアンの名手として注目を浴びる。今年、自遊人に入社し、箱根本箱のシェフに就任。箱根本箱の自然派イタリアンレストランは、「オーガニック&クレンジング」がテーマ。相模湾や駿河湾の魚介や、神奈川県や静岡県の有機野菜などを主役に、箱根のローカルガストロノミーを表現する。アイドルタイムのカフェ営業は、今秋以降より開始。

箱根本箱住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-491tel:0460-83-8025客室料金:1泊2食¥18,321~(2名利用時の1名料金)http://hakonehonbako.com/

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