1. トップ
  2. 映画「ルパパト」伊藤あさひ×結木滉星インタビュー。Wレッドの素顔に迫る

映画「ルパパト」伊藤あさひ×結木滉星インタビュー。Wレッドの素顔に迫る

  • 2018.8.3
  • 11184 views



8月4日公開の映画『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーen film』で、ルパンレッド/夜野魁利役を演じる伊藤あさひさん、パトレン1号/朝加圭一郎役を演じる結木滉星さんにインタビュー。

映画の見どころや子どもの頃のヒーロー、そして現在のお母様との関係性まで、自他共に認める“仲良し2人組”にたっぷりと語っていただきました。

■マイナスイオンを浴びながら撮影した名シーンに注目!?



――映画公開を控えて、今の心境はいかがですか?

伊藤あさひ(以下、伊藤):魁利と圭一郎が腹を割って語り合うシーンがあって、そこはお互い一番力を入れた部分です。だから、どんな風に仕上がっているのか楽しみです。

結木滉星(以下、結木):テレビ版では快盗姿の魁利と向き合う場面がないので、新鮮な気持ちになりました。いい意味で現場の雰囲気にものまれて、すごく良いシーンになったんじゃないかと思います。



伊藤:現場は本当に空気のきれいな川辺で、マイナスイオンを感じながら本心を暴露しあうような感じでした。僕らの間にあった焚き火も心にしみるようで、グッとくるものがありましたね。

――テレビ版と映画版の大きな違いについて教えてください。

伊藤:やっぱり共闘かな。僕らレッドだけでなく他の4人が協力しているところも、映画ならではの物語になっていますね。

結木:あとは、ルパンレンジャーとパトレンジャーが6人揃って変身するシーンは、おそらく今後のTV版でもなかなかないんじゃないかと思うので、見どころだと思います。

――アクションシーンも大変だったと聞いています。結木さんは製作発表会見で「半分殺されかけた」とおっしゃっていましたが(笑)。

結木:あれはもちろん盛ったんですけど(笑)。火薬が近距離で爆破するシーンを撮ったんです。ふだんはCGだったりもするんですが、今回は「パンパンッ」と火花が出て気分はノリましたが、テストがなく一発本番撮りだったこともあって、ちょっと怖かったですね。




■子どもたちの“ヒーロー”でいるために


――伊藤さんは番組開始当初のインタビューで、子どもたちに話しかけられてもうまく返せない…とおっしゃっていましたが、最近はいかがですか?

伊藤:いまは、子どもたちが「魁利」と呼んでくれるのがすごくうれしいです。自分もその波に乗って、ヒーローっぽくできるようにはなってきたのかなとは思います。酔いしれていますね(笑)。



――子どもから話しかけられたとき、意識していることは?

伊藤:ヒーローは子どもにとっては憧れの存在なので、親しみやすい感じで「いつもありがとう」と言うのではなくて、「良い子にするんだぞ」といった感じで返すようにしています。これはヒーロー役に決まったころからそうしたいとは思っていて、最近はそれが自然と言えるようになってきました。

――なるほど。今回は初のWレッドということですが、ルパンとパトレンで差別化をはかるために心がけていることはありますか?

伊藤:もともと設定も真逆ですし、それぞれの役にどっぷりと浸かっていけば、差別化が進んでおもしろくなっていくと思っています。相手というよりは、自分の役をどう高めていけるかが大事なんじゃないかなと。



結木:本当にその通りです。わかりやすく言うと、ルパンレッドは“イマドキ”っぽくて、パトレン1号は“昭和の男”くさい感じ。自分たちがやるべきことを追求していけば、自然と差別化できると思っていたので、大きな心配はしていなかったですね。



――プライベートでは、魁利と圭一郎のどちらのタイプに近いですか?

伊藤:魁利だと思います。僕はそんなにアツくはないんで(笑)。

結木:僕も魁利かな。プライベートはそんなにキッチリしてるタイプじゃないし。

伊藤:というか、圭一郎が特殊なんだよね(笑)

結木:うん。プライベートで圭一郎みたいなタイプの人って、なかなかいないと思います(笑)。


■究極のめんどくさがり屋!? 伊藤&結木の素顔に迫る



――物語には“ルパンコレクション”が登場しますが、小さな頃から大切にしてきた宝物はありますか?

伊藤:結構“新しいモノ好き”なので、大事なものが変わるんですよね。小さい頃からずっと大切にしているモノって…ないかなぁ。

結木:わかる。飽きやすいんですよ、僕も(笑)。

――(笑)。今回“ルパパト”の設定の新しさは、お2人にぴったりですね。

結木:たしかに!

伊藤:うれしいですね。

――ルパンレンジャーは“大切な人”のために快盗になったわけですが、お2人が大切にしているものはありますか?

伊藤:何ですかね…スマホ?

結木:まさかのソレなの? そこは「家族」とかじゃないの!?



――圭一郎的な模範解答ですね(笑)。伊藤さんは、スマホを片時も手離せない?

伊藤:スマホがないと、困ります(笑)。ゲームで“ランキング”とかが、あるとアツくなっちゃうタイプなんです。でも結木くんは、「ゲーム好きじゃない」とか言って、他人のスマホではめっちゃゲームやるんですよ。自分のスマホではやらないのに!

――結木さんがご自身のスマホでゲームをやらないのは、ハマりそうだからですか?

結木:いや、単純にダウンロードするのがめんどくさいからです。僕、究極のめんどくさがり屋なんですよ(笑)。

■“検索”に“ツンデレ”…お母様とのエピソードを告白!

――子どもの頃に好きだったヒーローを覚えていますか?


伊藤:僕は当時グアムに住んでいたこともあって、『スパイダーマン』とかアメコミ系のヒーローが好きでした。もちろん日本の戦隊モノも好きで、世代で言えば『特捜戦隊デカレンジャー』です。

――警察がモチーフのヒーローですね。まさかご自身が警察と戦うことになるとは…。

伊藤:本当に! 複雑ですね(笑)。

結木:僕は『仮面ライダークウガ』が好きで、ベルトもフィギュアも持っていました。クウガっていろんな色があるので、人形を全部そろえて戦わせたりして遊んでいましたね。

――お母さまにとっては、そんな息子さんがヒーローを演じるのは感慨深いことだと思います。

結木:僕がヒーロー好きだったことを知っているからこそ、出演が決まったときにはすごく喜んでくれました。報告したら「本当に!?」とびっくりしていましたけど(笑)。それから「おめでとう」と言ってくれたのが、うれしかったですね。


伊藤:僕はそんなに親に干渉されないタイプなのですが、忙しくなるので体調面の心配の方が大きかったみたいです。最近は、僕より先に作品も観ているし、僕が出ている雑誌とかは言わずともチェックしていて…うちの親はツンデレなのかもしれません(笑)。

結木:うちも連絡はしてこないですけど、僕の名前で検索はしているらしく…。家に帰ったときに「今日は、話題のキーワード第何位だったよ」とか言われます(笑)。

――お2人とも、親子仲の良さが伺えてステキです! それでは最後に、読者へのメッセージをお願いします。

結木:僕は小さな頃、本当にヒーローになるのが夢だったので、子どもたちには「夢は叶うものだよ!」と伝えたいですね。

お母さんたちは育児でお疲れもあると思いますが、大人でも楽しめる映画やドラマになっているので、お子さんと一緒に癒されたり、楽しんだりする時間を過ごしていただけたらうれしいです。

伊藤:出演している自分が言うのもなんですが…みんなで一生懸命やっています! 作品を通して僕らの成長も見られると思うので、お母さんたちはそんなところも温かく見守っていただけたらと思います。


『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーen film』



8月4日(土)ロードショー
公式サイト:http://www.build-lupin-vs-pato.jp/

(nakamura omame)

元記事で読む
の記事をもっとみる