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全ての女性がレジスタンストレーニングをすべき理由

  • 2018.8.2
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Women's Health

いつものワークアウトにレジスタンストレーニングを組み込むだけで、驚きの利点があることが分かったそう。

一週間に数回でも、激しい運動は脂肪を取ってくれるだけでなく、気分を高めて身体の健康状態を一新してくれるんだとか。

1.アフターバーン効果を体感

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「EPOC」という言葉をご存じ? 運動した後もカロリー燃焼が続く現象を表す言葉で、科学的には「運動後過剰酸素消費量」と呼ばれ、運動する前の基礎代謝に戻るために必要な酸素の量を指している。基本的に、体は酸素を使って運動中に筋肉を動かすエネルギーを作っているけれど、酸素を必要としない備蓄エネルギーも活用できるようになっている。レジスタンストレーニングは後者を使う運動が多く、運動した後は必要な酸素量も多い。そのため、短時間の高負荷トレーニングは、アフターバーン効果=EPOCと結びついている。つまり、運動が激しいほどEPOCが大きくなる。

2.体脂肪の軽減を助ける

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トレーニングは筋肉を増やすので、除脂肪筋肉量と共に代謝も上がるようになる。除脂肪筋肉量が多いと、筋肉に必要なエネルギーが消費され、脂肪も減るということ。従ってレジスタンストレーニングをすれば、代謝の増加によって動かないでも燃やすカロリーの量が多くなる。多くの研究によれば、週に2~3回、2カ月間トレーニングをすると、女性は平均的に1キロほど筋肉が増え、2キロまで脂肪が減るとされる。1キロ筋肉量が増えるごとに、35~50キロカロリー燃焼量が増える。長期的に考えればかなりの差。

3.ゴツくならずにパワーがつく

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女性がトレーニングを避ける理由によくあるのが、「ゴツく」なってしまうのに対する懸念。「トーニングする」とか「シェイプアップする」という言葉は聞いたことがあるけれど、それが何を意味するかは知らないという人も多いはず。「トーニング」は痩せていること(体脂肪率が低いこと)を意味し、筋肉の形が顕著になるものの、筋肉の大きさは言及するほどではない。

多くの人は、女性が筋トレをすれば男性のボディビルダーのような体つきになってしまうと誤解している。しかし実際にはテストステロンが男性の10~30倍少なく、それだけ見えるところに筋肉も付きにくいのだ。女性の筋力は、大きさと比例せずに伸びるのである。

なので、身体のトーンを整えてシェイプアップしたければ、レジスタンストレーニングを積極的にやろう。

4.気分転換に最高!

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話題になることの多いエンドルフィン。でも、一体何なの?

簡単に言えば、痛覚を和らげて気分を明るくする、抗うつ作用のある神経伝達物質。エンドルフィンは運動中、特にレジスタンストレーニングの最中分泌され、不安やストレスも自然に取り除いてくれる。ハーバード大学の研究によると、10週間筋力トレーニングを続けた人のうつ病の症状が、通常のカウンセリングに通っている人よりも減ったそう。また、日常的に筋力トレーニングを続けている女性は、トレーニングを経て自信がついたと述べる人が多い。これもまた、うつ病と戦うためには大事な武器。他に理由はいらない。とにかく筋トレをしよう!

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

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