日焼け後すぐの美白ケアは間違い!? 今すぐ見直したいNG「UVケア」4つ

夏の厳しい紫外線から白肌をキープするためには、“UVケア”と“美白ケア”が重要ですよね。しかしそんなUVケアと美白ケアですが、“やり方”を間違えてしまっている方も少なくありません。

そこで今回は、“間違った美白＆UVケア”と“正しいケア方法”について、コスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者が解説します。

NG1：レジャーのときだけUVケア

「UVケアをするのは、海や川などレジャーにおでかけするときだけ」という方は要注意。日頃のUVケアも、侮れないほど重要なのです。

日常生活を送る程度で、紫外線カット率の高いUVケアのアイテムを使用する必要はありません。しかし紫外線はいつも降り注いでいるため、UVケアをしないのは間違いといえるでしょう。

NG2：アイテムを使い分けずに使用

UVケアアイテムならなんでもいい！というわけではなく、シーンに合わせたアイテムを選ぶことが大切です。一言に“UVケアアイテム”といっても、紫外線カット率が高いものからさほど高くないものまで、その種類はさまざま。

最近は、“紫外線カット率が高くても肌への負担が少ないもの”も増えてきていますが、負担を最小限にすることで肌ストレスの軽減につながるもの。

そこで、日常生活ではPA値やSPF値が低いタイプのもの、海などのレジャーに出かけるときは少しPA値やSPF値の高いUVケアアイテムをセレクトしてみてください。またUVケアを謳ったサプリメントも登場しているので、こうしたアイテムを日常的に取り入れるのもひとつ。UVケアアイテムの上手な使い分けこそが、最良のUVケアといえるでしょう。

NG3：日焼け後すぐの美白ケア

UVケアをしていたはずなのに、うっかり日焼けをしてしまっていた……。そんなときに、日焼けをなかったことにしたいからと、すぐに美白アイテムを使うのはNG。

日焼け後すぐに美白アイテムを使用することにより、美白成分が刺激となってしまう場合があります。紫外線ダメージを受けたお肌は、まずクールダウンさせることを最優先させてください。

日焼けをしたあとに美白ケアをスタートさせるなら、赤みなどの炎症がおさまってからがベストなタイミングといえるでしょう。

NG4：日焼けが気になったら美白ケアをスタート

紫外線が厳しくなる夏は、日焼けをする前から、スキンケアラインに美白アイテムをプラスさせるのが正解。

どんなにUVケアをしていたとしても、少なからず紫外線ダメージは受けています。特に今年の夏は、異常気象ともいえるほど気温も高く、汗などでメイク崩れも起こりやすい状況。

メイク崩れをおこしているお肌は、紫外線ダメージをより受けやすく、シミ予備をどんどん増やしてしまう可能性も。だからこそシミができてしまう前に、美白アイテムによる事前のアプローチがマスト。これが、美肌を保つ“美白の正解ケア”なのです。

UVケアも美白ケアも、やり方次第では効果に大きな違いができてしまうことも。せっかくケアをするなら、やはり最良な方法を選択してみるのがおすすめです。

いつもの美白ケアやUVケアについて、一度見直してみてください。