1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「フォローして」はマナー違反?社会人が知っておくべきSNSの使い方4つ

「フォローして」はマナー違反?社会人が知っておくべきSNSの使い方4つ

  • 2018.7.30
  • 1836 views

FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSは友人たちの近況を知れたり、旅行の写真にいいね!をしたり、コミニュケーションツールとして人気がありますよね。

しかし、最近ではそのSNSでマナー違反をする人も多く、トラブルになっているという相談もよくあります。

今回は、マナー講師であり『NPO法人 日本サービスマナー協会主催 敬語力検定 1級』の筆者が、ビジネスパーソンが知っておきたいSNSの使い方やマナーについてご紹介します。

1:「閉じたツール」ではない

友人たちとつながるには便利なツールであるSNSですが、世界にオープンになっているコミュニティでもあります。もちろん、承認制にしたり非公開にしたりすることで閉じたコミュニティにすることも可能ですが、あなたの投稿は世界中を駆け巡り、それにより非難されることも、また称賛されることもあるという気持ちを持つ必要があることは言うまでもないでしょう。

出典: shutterstock

特に注意すべきは政治や宗教、人種、男女についての話題。少ない文字数ではなかなか自分の考えが伝わりにくかったり、あらぬ誤解をされたりすることもありますので避けたほうがいいでしょう。

昨今では個人のSNSでのトラブルが、会社員として勤めている企業の問題に発展することもありますし、過去にアップした風景写真から自宅を特定されるなど防犯上の問題をふくめさまざまな事案が発生したりしているようです。SNSのトラブルを決して他人事と気楽に考えず自覚を持って付き合っていくのがいいですね。

2:無断で写真をアップロードしない

出典: shutterstock

ビジネスでSNSを活用する場合、とくに注意すべきは写真のアップです。たとえば他社に訪問した時に目を引くものがあったとして、黙って写真を撮影しアップロードするのはもってのほか。必ず先方に「これを撮影して、SNSにアップしても問題ありませんか?」と確認するようにしましょう。

また、食事会での写真などをアップする場合も全員に「アップしても問題ありませんか?」とサラッと確認するようにします。同じく“タグ付け”も参加者のプライバシーが漏れてしまうことがあるので、必ず確認するようにしましょうね。

3:訪問先のSNSは必ず確認

他社訪問する場合は、公式SNSをチェックするのはもはや鉄板な時代でしょう。

新製品の紹介やイベントなど、会社によっては情報がすばやくアップされていますので、前もってそれを確認し、先方のキャンペーンなどから話題を広げていくのもいいでしょう。

また、もし自分が自社SNSの担当になった場合は“自分のアカウントではない”という自覚を持つことが大事です。自分は会社を代表しているのだと責任感を持って運用してくことが重要になるでしょう。公式アカウントには厳しい口調のリプライなどがくることも考えられますが、そういった場合も感情的に反応しないように注意します。

4:「フォローして」にはどう反応する?

出典: shutterstock

取引先の方から「インスタやってますか?フォローしてもいいですか?」と、聞かれることも増えてきましたが、私生活とビジネスをわけたいという気持ちも持つ人も多いですよね。

このような場合は「インスタは私用なのでFacebookでもいいですか?」と答えるのもいいでしょう。さまざまなSNSがありますので、人間関係によって使い分けるのも便利です。なお、別アカウントが作成できるものなら仕事用とプライベート用を作っておくのもオススメです。

以前までは名刺交換の後、メールで挨拶をする……ということが一般的でしたが、SNSが連絡ツールとして人気になった今では、SNSのメッセンジャーなどで挨拶をするということもあります。先方が積極的にSNSを使っている場合は、必ずしもメールにこだわる必要はないでしょう。

この10年ほどで急速に広まったSNSですが、不用意なトラブルに巻き込まれることなく、楽しく使えるように心がけたいものですね。

【画像】

※ ponsulak、metamorworks、ImYanis、metamorworks / shutterstock

元記事で読む
の記事をもっとみる