彼がメロメロになるキスのやり方

以前、男子がメロメロになるキスのシチュエーションについてお届けしたので、今回は男子がメロメロになるキスのやり方についてお届けしたいと思います。

メロメロになるシチュエーションでメロメロになる方法でキスをしたら、もうふたりで燃えまくって最高の恋になるかもしれません。

さっそく見ていきましょう！

よく「男子は肉食系女子みたいな積極的なキスが苦手」と言われますよね。この言い方の背景には「女子はしおらしいほうがいい」という何時代の思想かわからない考え方があります。

がしかし、何時代かわからないと言っても、今は平成で、その平成ももう終わる頃です。

彼は、彼女に顎をぐいっと掴まれてキスしてこられるとすごくメロメロになります。キスって「男が意を決してやるもの」じゃないんですよね。

それはたとえば明治時代の話です。明治時代の男は、ホントに意を決してキスしていたそうです。当時の小説にそう書いてあります。

でも今はそうじゃない。女子が「好きだよ」を表現するためにキスがあります。

もちろん彼が彼女に「好きだよ」を伝えるためにキスがあるとも言えるわけですが、でも自分から積極的に彼女にキスをすると、自分のことがどことなく女々しい男みたいに思えてくるから自分からはキスできない、というのが男子のホンネです。

このホンネは明治時代から変わっていないです。もうそろそろ変わるといいなあと思いますが。ハリウッド映画の「いいパパ像」みたいに、「行ってきますのキス」を、旦那からする人が増えると、女子的にはうれしいですよね。

彼女から舌を入れてこられたら、彼はまずまちがいなくメロメロになります。舌を入れてこられた彼は「おれが彼女のことを愛している以上に、彼女はおれのことを愛してくれているんだ」と思います。

キスしながら彼の髪の毛を軽くクシュクシュっとしてあげると、彼はすごくメロメロになります。

がしかし、ヘアスタイルをキメッキメにしている彼は、髪の毛をクシュクシュされると「やめろよ」なんて怒るかもしれないですね。

そういうときはアレンジパターンとして、キスしながら各種ボディパーツを触るというのがあるので、彼の身体のどこかを触りつつキスしてみては？

彼女が目を閉じたままいつまでもキスしてくる……彼がキスをやめるまでずっとキスしている――こういうのって、彼にしてみたら男冥利に尽きます。

キスのときって目を閉じたほうがいいのか、目を開けたままでもいいのか？というキス初心者の質問があるので、お答えしましょう。

答えは「どっちでもいい」です。目を閉じてキスしたら上に書いたように彼はメロメロになります。目を開けたまま彼と見つめ合ってキスしたら彼はドキドキします。萌えます。燃えます。

目を閉じる、目を見つめ合う、それぞれに意味があるということなんですね。どっちがいい、じゃなくて、それぞれが持っている意味を正しく理解したうえで使い分けることが肝要。

男子だって耳が感じるから、キスのとき彼女の唇が耳へと移動してきたらかなりメロメロになります。

いかがでしょうか。

女子だって、ご紹介したことを彼氏にされたらすごく嬉しいと思います。つまり、結局のところ、男子がメロメロになるキスの方法と、女子がメロメロになるキスの方法って、ほとんど同じなんですよね。

男子は女々しいと言われたくないから、キスを雑に済ませてみたり、キスに価値を置いていないふうに振る舞ったりするだけで、ホントは女子とおなじくらいキスに価値を見出しているんですよね。

男が本質的に持つ女々しさが彼女にバレないようにするために、男たちはキスをぞんざいに扱ってきました。

今こそ女であるあなたがキスの重要性を彼に説いて、「女々しいとかそういうの関係ないから」というのを、あなたからキスすることで彼に教え込むときです。

彼女がそれをしないと、彼はいつまで経っても「ぞんざいなキス＝男らしい」という昭和な誤解をしたままです。（ひとみしょう／文筆家）

（愛カツ編集部）