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【アラフォーからの学び】取材を通じて知った東洋医学に目覚め、薬膳・漢方から鍼灸師を目指す~岡尾知子さん~

  • 2018.7.30
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勉強中の女性

体のことを学べば人生は何倍も豊かになる

東洋以下の生薬

現在、鍼灸学校の2年生という岡尾知子さん。仕事をしながらの学生生活は、いったいどのような毎日なのでしょう。
「学校の授業は午前中2コマ。昼過ぎに終わるので、午後や土日の時間を、雑誌の取材や撮影、原稿の執筆、薬膳教室などにあてています。最初は時間のやりくりと頭の切り替えで苦労しましたが、仕事仲間のみなさまの理解と応援のおかげで、何とかやれています」

岡尾さんが東洋医学に興味を持ったのは30代だったそう。本格的に勉強しようと思うきっかけは何だったのでしょう。
「出版の世界に身を置き、美容・健康・ダイエット情報を発信する仕事をする中、ずっと感じていたことがあるんです。それは、『私たちは何もかも頭で考えすぎているのではないか』ということ。自分自身の体調についても、自らが感じることよりも、世の中に出回っている知識や、テレビ・雑誌で得た健康情報などを疑いもなく信じてしまう。それでいいのかなと。東洋医学は、季節や年齢の変化に応じ、体が変わって当然だと考える学問。疑問を晴らしてくれると感じ、じっくり勉強したくなったのです」

最初に通ったのは、カルチャースクールのような漢方セミナー。そこから、中医薬膳、中医学を学び、4年前には薬膳教室を主宰するようになりました。さらに鍼灸の道を目指す理由は何なのでしょう。
「簡単に言えば、大いなる好奇心ですね。薬膳も漢方も鍼灸も、根本にあるのは中医学やそこから発展した漢方。根っこは同じです。薬膳だけでは解決できないことも、漢方薬やツボを使えば別の角度からアプローチできます。だったら、鍼灸を学ばない手はない! 興味を持っているのにやらなければ絶対に後悔する! その一念が自分を突き動かした感じです」
「一生が勉強」という岡尾さん。新しいステージに向け、挑戦を続けています。

学びの年表

2008年 漢方スクールで勉強スタート

2010年 中医薬膳の学校へ

2011年 国際薬膳師試験合格

2014年 国際薬膳師試験合格

2014年 薬膳教室を始める

2016年 医薬品登録販売者試験合格

2017年 鍼灸専門学校入学

現在 鍼灸師を目指して勉強中

手に鍼をさしている女性

岡尾さん流40代からの学び方3つのルール


まずはできる範囲で自己投資する

本を読む、学校に通う、通信教育を受けるなど、学ぶ手段はいろいろ。勉強したいと思ったら、どれでもいいからやってみることです。本当にやってみたいことなら「もっと学びたい」となるはず。それがスタートに!


学校に通うならまず見学に行くこと

学校に通って本格的に学びたいと思ったとき、迷うのは学校選び。HPで候補の学校を絞り込んだら、必ず見学に行きましょう。実際に足を運んでみると、直感的に「ここがいいかも」と思え、迷いがなくなります。


大人だからこそあえてゴールは決めない

仕事や子育てを一通り頑張った大人世代。これからの人生は自分のものだから、目的やゴールはあえて決めないほうが楽しいと思います。楽しく学びながら自分だけのゴールを見つけるのが、大人の学びの醍醐味!

アンチエイジング薬膳のおすすめレシピ3選!

 

 

年齢を感じたら始めたいアンチエイジング薬膳

くこの実

シワ、たるみ、体形の崩れ……。年齢を重ねると、さまざまな部分に〝老け〟を感じるようになります。岡尾さんが伝える中医薬膳には、そんな〝老け〟と上手に向き合う知恵がいっぱいだそう。
「東洋医学では、体の機能を五臓という5つの臓器に分けて考えます。老いに関連するのは五臓の腎。腎には命の源が蓄えられていて、それが減少することで老化が進むとされます。加齢による変化は避けられませんが、上手に食べ、腎をしっかり補充することで、心も体も元気で前向きに保てるのです」
腎を補うには、消化機能を担う脾の働きを保つことも大切だそう。そこで、岡尾さん直伝の薬膳料理をご紹介します。手軽にできる薬膳で食卓から若さを保って。

腎を助ける食材をとる
中医学では、体の機能を五臓に分けて考えます。成長、生殖、老化など生命の根本に関連があるのが腎。腎を補う食材には、山芋、キャベツ、くるみ、エビ、牡蠣、ほたて、クコの実があります。これらを積極的に取り入れましょう。

黒い色の食材を取り入れる
五臓にはそれぞれに配当する色があります。腎の色は黒。黒い食材ととると、腎は元気になると考えられています。黒ごま、黒豆、黒酢、黒米、黒きくらげなど、黒い食材をとることで、若々しさが上向きに!

不要なものはためこまない
体内の滞りは、老化や不調の原因に。薬味食材や柑橘類など香りのいい食材は、ストレスで滞りがちな気巡りを発散させます。また、とうもろこし、大豆、黒豆などには、利尿効果で水の巡りを助ける作用が。どちらもおすすめ食材です。

湿気をとって消化機能を助ける
とうもろこしシュウマイ

とうもろこしシュウマイ

【材料】(10個)
とうもろこし…1本
鶏ひき肉…200g
たまねぎ(みじん切り)…1/2個
干椎茸(戻してみじん切り)…2枚
小麦粉…小さじ1
干し貝柱…1個(なければ中華スープの素などで代用)
塩…少々
ごま油…小さじ1/2
しょうゆ…小さじ1/2強
紹興酒…小さじ1
砂糖…ひとつまみ

【つくり方】
(1)とうもろこしは皮のままラップにくるみ電子レンジで5分加熱。粒をとる。
(2)ボウルに玉ねぎと小麦粉を入れてよく混ぜ、鶏ひき肉、干し椎茸、干し貝柱(ともに戻し汁も少々入れる)、調味料を加えてよく混ぜる。
(3)(2)を、空気を抜きながら団子状にまとめ、外側に(1)をくっつける(おにぎりを握るときの容量でしっかり)。蒸し器で5~6分蒸せば完成。

腎を補う2大食材の組み合わせ
黒豆と山芋のポテトサラダ

山芋と黒豆のサラダ

【材料】(つくりやすい分量)
・黒豆甘煮(市販のもの)…適量
・山芋…200g
・たまねぎ(小)…1/2個
・クコの実…30個
・塩…少々
・オリーブオイル…小さじ1
・ワインビネガー…小さじ1

【つくり方】
(1)山芋は皮をむき、ざく切りにしてやわらかくゆでる。
(2)玉ねぎは皮をむいてスライスし、さっと水にさらす。
(3)ゆで上がった山芋をマッシャーで粗くつぶし、玉ねぎ、クコの実、黒豆(汁気を切る)と合わせ、塩、オリーブオイル、ワインビネガーで作ったドレッシングを加える。
(好みでマヨネーズを少し加えてもOK)

 

香りの力でストレスを発散!
薬味野菜のサラダ

薬味サラダのできあがり

【材料】(2人分)
三つ葉 50g
茗荷 2個
釜揚げしらす 100g
白炒りごま 大さじ1
ポン酢 少々

【つくり方】
(1)三つ葉は3cm長さに、茗荷は縦半分に切って斜めにスライス。
(2)釜揚げしらす、ごまと一緒にポン酢で和えればでき上がり。

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