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カゴにポイ!子供が着替えや片付けを「自分でできる」ようにするコツ

  • 2018.7.29
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日々の生活の中で、「子供が自分のことをなかなかやろうとしない」というのは、多くのママが悩んでいることかもしれません。

もちろん筆者もその一人です。子供が小学生になった今でも、試行錯誤しながら、成長に合わせて“自分でできる”をサポートしています。

そんな筆者の経験と整理収納アドバイザーとしての仕組みづくりの観点から、“子供が自分でできるようにするためのサポート”のコツをご紹介します。

とにかく「簡単な作業」にすることが大切!

子供が自分でやらない理由に、“やろうとすることの動作や工程が複雑でできない”ということがあります。簡単にいうと、お子さんにとってはハードルが高かったり、めんどくさいと感じたりしているということ。

お子さんそれぞれで違いはありますが、“自分でやりたいブーム”が過ぎ去ってしまってからは、できるはずなのに自分でやらず、習慣化できないというパターンも実は多いのです。

子供が“自分でできるように”なるために、声かけでやる気にさせたり、甘えたいときは気持ちに寄り添ってあげたりすることはもちろん大切。しかしそれに加えて、“簡単な仕組み”にしてあげることで効果がうまれるかもしれません。

たとえば…

それでは、それぞれの作業ごとに具体的な改善方法をご紹介しましょう。

(1)帰宅後、上着やカバンを片付ける・・・「置くだけ」に変更

外出から帰ったあと、上着をハンガーに掛けることをやめて、カゴに投げ込むだけにする。カバンをフックに掛けるのをやめて、置くだけにする。

普段から置いてしまいがちな場所を、逆に“収納場所”としてしまうのもひとつの工夫です。自然な動作とルールを上手に組み合わせることで、ハードルを下げます。

(2)着替え・・・服から靴下までを1セットにしておく

着替えの場面では、1つの引き出しを開ければ着替えが完了できるように、服から靴下までを1セットにして収納するなども効果的です。

引き出しには、絵や写真でラベリングしてあげると分かりやすいですね。

(3)食器の準備・・・取りやすいところに置いておく

食事の準備では、子供の食器やカトラリーは大人のものと別にして、踏み台を使わないでも手が届く高さにおいてあげる。取り出しやすい1番手前においてあげる、などの工夫に効果があります。

子供にとって“簡単”とは、分かりやすく、少ない動作で済むことです。日々成長する子供は、できることはどんどん増えていきますが、それが生活の中で習慣としてできるようになるかは、また少し違います。

子供が自分でできるようになるには、分かりやすく、動作が少なくて済むような仕組みをつくってあげるサポートが必要です。それぞれのお子さんに合わせて、“自分でできるサポート”をしてあげてください。

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