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「ピッツェリア・デルソル」で、いちごのデザートピッツァを味わう

  • 2015.2.27
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仙台市に隣接する富谷町の住宅地にある本格ナポリピッツァのお店「PIZZERIA del SOLE(ピッツェリア・デルソル)」。高温の薪窯が焼き上げる自慢のピッツァは表面はパリッ、中はもちもちで食べた人をトリコにする魅惑の一枚です。春のおすすめは見た目にもキュートな「いちごピッツァ」。甘酸っぱい香りのデザートピッツァで季節を味わいませんか。

手作りの薪窯で焼き上げるピッツァ

仙台市地下鉄泉中央駅から国道4号線を北に車で15分、仙台市のベッドタウンである富谷町に2002年にオープンした「ピッツェリア・デルソル」はナポリピッツァの人気店です。入り口に掲げられた「燃焼中」の看板は、自慢の石窯に赤々と火が入った状態を意味しています。天井に緑のツタが這い、あちらこちらに手描きのメニューが張られた店内は、ワクワクするような不思議な空間。

食べた人みんなが絶賛する本格ナポリピッツァを焼いているのは、オーナーの佐藤恵介さん、若いころはミュージシャンを志し世界中を旅していたという異色の経歴の持ち主です。そんな佐藤さんがピッツァに魅了されたのは、そろそろ故郷で落ち着いて暮らそうかと考えていたころ。たまたま入った仙台にあるピッツァの有名店の味に衝撃をうけました。そして、「高温に耐え、熱を逃がさない本格的な窯があれば自分にも焼けるかもしれない」と、そのあふれる情熱をナポリピッツァに注ぎ込み、とうとう薪窯まで手作りしてしまいました。

高温の窯に入れ短時間で焼き上げるピッツァは、水分を保ったまま香ばしく仕上がります。

“コルニチョーネ”がおいしいナポリピッツァの証

生地には、カナダ産や北海道産など4種類の小麦粉をブレンドして使用。季節によって使う粉を変えるなど、その時期に最上なブレンドを実現させています。

あらかじめこねて1枚分ずつ丸めてある生地は、オーダーを受けてから素早く伸ばして窯へ投入。ここでもたもたすると、せっかくのベストの発酵状態が台無しになるので、スピーディに生地を均一に延ばす名人技が物をいいます。

その技術の高さは焼き上がるとできる「コルニチョーネ」と呼ばれるピッツァのみみに現われます。ぷっくり盛り上がってほどよい焦げ具合に仕上がるのが、おいしいナポリピッツァの証です。

フレッシュな季節のデザートピッツァ

真っ赤ないちごが盛りを迎える季節は、デルソル名物「いちごピッツァ」(1188円※1~5月限定)がおすすめ。アツアツの生地に冷たいアイスクリームと甘酸っぱいいちごがのったピッツァは、リピーターも多いそう。パリッと香ばしいピッツァのみみ・コルニチョーネと中心部の薄く焼きあがった生地が、ジューシーないちごとアイスクリームと相まって、口の中でとろけます。デザートピッツァは、夏にはマンゴー、冬にはりんごなど、旬の果物を使った季節限定の味が登場します。

もちろん、ほかにも味わっておきたいピッツァがいっぱい。 15種類あるメニューに迷ったら、おさえておきたいのが「ピッツァマルゲリータドック」(1728円)です。ナポリ近郊の町・カサルタで50年以上変わらない製法で作られている無添加の水牛乳のモッツアレラチーズを、週に2回空輸し使用しているそう。こだわりのブレンド生地を芳醇なチーズが引き立てるナポリピッツァの魅力を思う存分楽しめます。

フレッシュなデザートピッツァや香ばしい焼き上がりの極上ナポリピッツアを味わいに、「ピッツェリア・デルソル」へでかけてみてはいかがですか?

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