「普通の女子」と常に男の影がある「恋多き女」の違いとは？

いつも彼氏がいるし「好きな人すらできないなんて、ありえない！」。そんな恋多き女っていますよね。

彼女たちは必ずしも美人なわけでも色っぽいわけでもありません。でもなぜか身の回りの男性たちがみんな彼女のことを気にしていて、たとえ振られても、またすぐに彼氏ができています。恋愛体質で恋多き女は、普通の女子とは何が違うのでしょうか？

「恋多き女って、基本的に男が好きなんですよね。いやらしい意味じゃないけど。

『今までに付き合った人は全員いい人しかいない♡』とか言って恋愛に対してポジティブだし、男に対して身構えているところもない。

男が途切れない子ほど、女子の友達に接するように僕らにも接してくるし、相談相手とかも全部男なんですよ。

『彼氏に振られちゃったー、彼氏ほしい』とかも全部言ってくるから『今フリーなのか……それなら』と思う男もいるみたいですよ」（２９歳・男性）

恋愛対象として男性を意識するあまり、「遊ばれるかも」「振られるかも」と警戒して、相手に壁を感じさせてしまう女子って多いですよね。

それなのに男性と恋したいというのは「嫌いなもの・怖いものに好かれてどうするの……」という話です。

恋多き女は、その壁がない、あるいは低いのが特徴。

「恋多き女」と呼ばれてはいても、まずは恋愛感情より人としての好意を先に出しているのがみんなの心をつかむコツなのかも。

「恋多き女というと、男なら何でもいいの？と思われがちですよね。

でも、私は男性の好みはすごくはっきりしてる方だと思います。眉毛がしっかりしてて口が大きい人が好きなので、無意識に「そういう人いないかなー」っていつも周りを見回してます（笑）。

いつも探してるものって目に入りやすいじゃないですか。だから、『好きな人ができない』って悩んだことはないなあ」（２８歳・女性）

自分の好みにこだわることを「高望みになるんじゃない？」と遠慮する女子が多い中、恋多き女は好みのタイプに妥協がありません。

普段から「こういう人が好き」と公言しているのを聞いた男性が「俺もイケる？」と勇気を出して寄ってくるケースも。

この彼女の言う「探しているものは目につきやすい」というのも、とても正しいと思います。

「彼氏が途切れない女子って、失恋しても『振られちゃったー。つらいからほかの男の子とデートしてくるね』とかいうんですよ。

『悲しいけど、泣いてたって戻ってこないし、待ってるだけとか意味ないじゃん。またうまく行くことがあればあっちから寄ってくるときだけだよ』だって。

結果的に、新規の男子が彼女に夢中になったり、彼女が好きに遊んでいることをきいた元カレが慌てて戻ってきたりと、男の人たちは彼女の意のままになってる気がしますね」（２７歳・女性）

辛いことを自分の中だけで消化するタイプの人もいますが、恋多き女は「一人でグチグチ言ってもムダ」という考え方をするよう。

「失恋後はおとなしくしてるもの」のような、一般論もあまり気にしません。

頼れる男性がいたら頼っちゃう一方、「いま押してもダメだな」という男性のことは深追いせず「横に置く」感覚で前に進めるのも強いです。態度が軽やかなので、男性はつい追ってしまうのかもしれませんね。

まずは「恋と男を好きになる」ところから

恋多き女は「男性が好き・恋は楽しい」という自分の気持ちに正直。

さらに、変に妥協したりうまく行かない恋に執着しない軽やかさも持っています。たくさん恋すればいいわけでもありませんが、「恋ってどうやって始めるの？」と思う人はまねてみてもいいのでは？（中野亜希／ライター）

（愛カツ編集部）