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【彼氏のホンネ】じつは彼が聞きたいと思っている彼女のホンネ

  • 2018.7.27
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愛そのものが潜在的に持つ不安定さゆえに、愛しあうふたりの関係はつねに風に揺れる柳のように不安定です、という言い方ももちろんできるわけですが、愛が潜在的に持つ不安定さが原因というより、男子の自分に対する自信のなさが原因で揺れていると見るほうが現実的ではないかと思います。

男子ってホント、自分の生きざまに自信がないから。これはとくに若いと、ある程度はしかたのないことです。経験がもたらす自信ってあるから、若くて経験が浅いとどうしても不安定な生き方しかできないので。そしてそういう自信のなさを彼女の前で隠そうと思えば、さらに不安定さが増して、結局別れてしまったとか。

さて今回は、彼氏がじつは彼女に聞きたいと思っていることについて、一緒に見ていきたいと思います。

■ほかに好きな人はいますか?

ある程度安定した交際ができていれば「ほかに好きな人いる?」なんて彼女に聞きたいと思わないものです。というか、そういう質問すら浮かんでこない。

でも自分の愛し方にイマイチ自信がなければ(≒自分の生きざまにイマイチ自信がなければ)、どうしても頭をもたげてくるのが「ほかに好きな人いる?」という質問。

この彼の質問に「ほかに好きな人いないよ」とあなたが100回言っても、彼は「いるっしょ? ねえ、いるでしょ?」としつこいんだから。自信のない人の困った生態です。

■僕のどこが好きなのですか?

これは女子にもいますよね、わたしのどこが好き? と彼氏に質問してみたい人。

恋愛って言ってみれば「美しい誤解」の累積だから、どうしても「どこが好き?」と聞きたくなる時があって当然といえば当然かもしれないです。

だって、たとえばあなたが、お尻が大きいことにコンプレックスを持っているとしますよね。その大きなお尻こそが好きだ! なんて彼に言われたら「はあ?」って思いますよね。

そういう、相手のあなたに対する美しい錯覚というか誤解の累積がないとそもそも恋にならないと思えば、「僕のどこが好きなの?」と質問したい彼の気持ちはなんとなく理解できたりもしませんか?

■ホントは年上の男性と付き合いたいと思っていたりしませんか?

じつは若い彼氏の恋のライバルって、自分よりかっこいい同い年の男じゃなくて、年上の男性だったりするんですよね。なぜなら若い男子は「年上の男はそこそこお金があって、そこそこ女子のわがままに応えられる(耐えられる)」と知っているから。

だから彼女に「彼氏がおれでいいの? ホントは年上の男性と付き合いたいと思ってるんじゃないの? おれに内緒で年上男性と浮気したりしてないよね」と聞きたいんです。

これはある意味、非常に切実な男心です。彼だけが一気に5歳くらい歳をとれるわけではなく、誰にもおなじスピードでしか時は流れないから、彼は自分が年上になるまでずっと不安でしかたないのです。

■結婚についてどう思っていますか?

100%チャラチャラ遊びたいと思っている彼氏ばかりじゃなくて、世の中には就職したら5年以内には結婚したいなあと思っている男子だっていますね。そういう彼氏は、彼女に「結婚について、マジどう思ってる?」というのをホントは聞きたいと思っています。

男子が28歳で結婚したい? ウソでしょ? と思うのはあなたの自由ですが、たとえば大企業だといまだに「結婚していないと半人前」みたいに思われるおかしな差別的風潮があって、出世ルートに乗せてもらえなかったりするそうです。なので、彼は若いうちから結婚を視野に入れています。そういう彼氏は当然、彼女に結婚についてのホントのところを聞きたいと思いますよね。

いかがでしょうか。

女子には女子にしか見せない感情があるように、男子にも男にしか見せない感情があります。最近、男子学生とか、社会人3年目の男子とか、そういう若い男子と話をする機会が多々あり、お話を聞かせてくださった男子たちはご紹介したような気持ちを抱いていました。

よく男の子のお母さんが「男の子は見ているだけで切なくなる」と言うけれど、男子たちの話を聞きながら、なんかそういう気持ちになったのでした。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)

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