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ノンシリコンの方がいい?シャンプーの「正しい選び方」をプロが解説

  • 2018.7.21
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毎日使うシャンプー、みなさんはどういう基準で選んでいますか? 仕上がりの質感、香り、スキャルプ効果……など選ぶ基準はいくつかありますが、“成分”にも気を遣いながら選ぶとより良いでしょう。

シャンプーの成分について、最近よく耳にするのが“ノンシリコンシャンプー”。そこで今回は、意外と知らない“ノンシリコンシャンプー”のお話と、シャンプー選びで気をつけたいポイントをご紹介します。

そもそも「ノンシリコンシャンプー」って何?

“シリコン”とは、シャンプーに使われている成分の一つ。髪にうるおいや艶を出す目的で使用されています。

シリコンをシャンプーに配合することで、シャンプー中の指通りが良くなったり、洗い上がりの髪の手触りが良くなったりする効果が期待できます。

そして、その“シリコン”が配合されていないシャンプーのことを、通称“ノンシリコンシャンプー”といいます。

「シリコン」は髪に悪いのか?

シリコンによって髪が良い手触りになりやすいのであれば、わざわざ“ノンシリコンシャンプー”にする必要はなさそうに思えますよね。

しかし一般的にシリコンの入っているシャンプーは、使い続けると毛髪にシリコンが蓄積し、本来持っている髪の柔らかさや弾力をなくしてしまう恐れがあるといわれています。また、頭皮にシリコンが詰まり、発毛の妨げになるともいわれているのです。

とはいえ、髪に悪いかどうかの判断は実はメーカーによって見解が異なります。国の定める法律に配合許可が出ている以上、公の場でシリコンを完全に否定することはできません。

ノンシリコンシャンプーの選び方

ではノンシリコンシャンプーであれば何でも良いかというと、そうではありません。ノンシリコンシャンプーは、シリコン入りのシャンプーに比べて髪の手触りが悪くなりやすかったり、洗い上がりの髪がきしみやすかったりします。

ノンシリコンシャンプーを選ぶ場合は、洗浄成分(界面活性剤)が髪の毛と同じ成分である“アミノ酸”でできているシャンプーを選ぶとよいでしょう。シリコンが入っていなくとも、アミノ酸が入っているシャンプーであれば髪の手触りが良くなりやすいですよ。

シャンプーはどこで買えばいいのか?

体調が悪くなったとき、どんな薬を買うかで回復する効率は変わりますよね。インフルエンザにかかっているのに、市販で買った風邪薬を飲み続けても完治は難しいでしょう。

シャンプーやトリートメントも同じ考え方です。髪の状態、質感、癖、なりたいスタイルは人それぞれ違いますが、自分の髪がどういう状態なのかはあまり分かっていない方が多いと思います。

髪の状態が気になる方は、髪のプロ(美容師さんやケアリスト)にシャンプーを選んでもらってみてくださいね。プロにしっかりと毛髪診断をしてもらい、効率良く髪の悩みを解決しましょう。

シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーには、それぞれに特徴の違いがあります。今の髪や目指す髪の状態によって選んでみてくださいね。

【画像】

※ Vladeep/Shutterstock

※ freeangle / PIXTA(ピクスタ)

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