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世界は広い!マニアも知らないマンガロールカレーの衝撃

  • 2018.7.18
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次々と個性的なニューカマーが登場する東京のカレーシーン。2018年も豊作といえるアツさでにぎわっているが、本場インドから“日本初”と噂されるとんでもない新星が現れて超話題となっている。それはマニアも舌を巻くほど。なぜなら、カレー好きでも食べたことのない料理があるからだ。それが銀座にオープンした「Bangera's Kitchen」(バンゲラズ キッチン)!

【写真を見る】「こだわりフィッシュターリ」(2899円)。週替わりの魚を使ったカレーとフライがメインとなり、スープやサラダなど数種の副菜が一皿に。選べるドリンクも付く

この日のカレーに使われた魚はサーモン。ソースはココナッツミルクがベースで、北海道産のバターによる自家製の「ギー」やスパイスをブレンドしている
KADOKAWA

店主、プラシャント・バンゲラさんの出身地はインド南部。しかし広義の南インドではない。アラビア海に面した「マンガロール」という港町が故郷であり、魚介類をふんだんに使った未体験の美食が味わえるのだ! 名物の一皿を中心に、その魅力を解き明かしていこう。

ワンランク上のシーフードカレーと未知なるブラウンライス

同店はマンガロール料理のレストランであり、カレー以外も多彩にラインアップされている。とはいえ、やはり初めて訪れるならカレーがメインとなったセットをオーダーしたい。オススメは「こだわりフィッシュターリ」(2899円)。週替わりのシーフードカレーと、魚のフライが中心のプレートだ。

【写真を見る】「こだわりフィッシュターリ」(2899円)。週替わりの魚を使ったカレーとフライがメインとなり、スープやサラダなど数種の副菜が一皿に。選べるドリンクも付く
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脇を固めるのは豆やカボチャが中心の煮込み「サンバル」、それよりもさらにトマトの酸味が効いたスープカレー的な「サール」。そしてリョクトウ豆のサラダと、干しエビとココナッツのふりかけ。これらを「パパド」という米と豆によるせんべいと、ライスと共に味わうのだが、このライスも独特だ。

マンガロールから仕入れている「ブラウンライス」。「こだわりフィッシュターリ」には約250gが使用されている
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雑穀米のようにも見えるこれは、「ブラウンライス」と呼ばれる日本では極めて珍しい種類。マンガロールや、南インドのケララの家庭でよく食べられているとか。日本では手に入りづらいため、同店では現地から取り寄せている。食感はパラっとしていながらもふんわり軽く、インド料理店ではおなじみの「バスマティライス」とも少々異なる旨味がある。

クリスピーでスパイシーな魚のフライも絶品!

魚のフライも特筆すべき珍しさとおいしさだ。なんといっても、衣がクリスピー。その理由は、パスタなどでおなじみのセモリナ粉をまぶして揚げ焼きにしているから。下味は数種のチリと香辛料によるマサラで調理されており、後引くスパイシーなテイストを堪能できる。

魚介類は基本的に築地から仕入れており、この日はサバ。カサゴなどになることもあるが、種類が変わるということはつまり、鮮度が抜群なものを使っている証だ
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1月14日にオープンしたばかり。ソファや壁は情熱的な赤色のデザインで、壁には現地の文化が描かれている。奥にはカウンター席があって、おひとり様にうれしい!
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もちろん魚以外にもロブスター、カニ、イカといったシーフードも豊富で、旬の日替わり海鮮による逸品も。マトンやチキンといった肉料理もあるが、やはり「Bangera's Kitchen」に来たらほかのインドレストランではなかなか味わえない魚介を楽しみたい。おトクなランチや弁当もあるので、未体験の美食に出会いたい人はぜひ銀座へ!(東京ウォーカー・取材・文=中山秀明/撮影=三佐和隆士)

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