対象外の女性が脈なしから大逆転する方法

彼には脈がない。私はどうやら彼の恋愛対象外みたい。そうハッキリしていてもあきらめきれないことがあります。

しかし、脈なしの場合はほとんど「ルックスが好みではない」ということです。ルックス……。シビアな理由ですね。とはいえルックスは努力で今より少しはよくなりますから、磨けば彼に近づけるはず。だからと言って、そこで「当たって砕けろ」はしないで！

脈なしから大逆転するには、もっと冷静にならなけらばいけないのです。

今回はその方法をお教えします。

脈なしの人こそ、相手に恋愛感情を見せてはいけません。それは「怖いから」です。

どうでもいい男が必死であなたに好意をアピールしてきたら「ちょっと、何なのこの人」と思いますよね。そのうえグイグイ来たら、怖くなって逃げたくなりますよね。それと同じ。

もし恋愛感情を見せてしまっていた場合は、クールダウンのために距離をしばらく置きます。怖さをリセットするのです。一か月ほどは彼から遠くにいましょう。これは重要。

あまり短い期間だと、まだ彼が忘れておらず「また来た」と思い出させてしまうおそれがあります。できるだけ時間と距離を開けます。

「男は好意を持たれたら嬉しいので伝えたほうがいい」説ですが、これはその女性を何と思っておらず、まあまあの見た目の場合。それは脈ありということなのですが。

それ以外の場合は彼に伝えないほうがベスト。

あなたもまあまあの見た目の男性ならうれしいですが、それ以下なら何度も好意を伝えられてしまうと「何度もやめてよ」と思いませんか？

よく、このケースで「雰囲気を変えて女らしさを見せる」「ギャップで落とす」などのテクが紹介されていますが、それは二人で会う機会のある人、デートに近いことができる人です。それは脈なしではなく、実は脈ありですから参考にはならないでしょう。

ちなみに、脈なし女がイメチェンしても彼は気づきません。気づいても興味は示しません。現実は厳しいです。

「押して引く」も、恋愛対象内の場合のテクですから誤解のないように。

ではどうすればいいのかというと、男女ではなく「人間対人間」で接します。

「別にあなたが好きではないが人間として興味ある」風に。そうすることで彼は安心しますし、「人間として興味を持ってくれたんだ」と感激します。これが近づく方法です。

その際は、恋愛の話はしないようにします。してしまうとどうしても探ったり誘導したりしてしまうので。

（彼の前では）恋愛ではないのですから適度にほめ、同調する。一緒にいて楽しいと思わせ、一定して普通のテンションで接します。

好みの女性から恋愛感情を見せられると彼はテンションは上がるでしょう。しかしそうではない相手のときは「尊敬」でテンションが上がります。

尊敬される機会はそんなにありません。そして人間は尊敬されたい生き物です。でもただ「すごーい」だけではダメ。彼が言ってほしいことを先回りして言うくらいになりましょう。

価値観を合わせるのに手っ取り早いのは同じ趣味を持ち、少しできるくらいになって彼に軽く相談すること。そして趣味で使うショップを紹介してもらうなどして、じょじょに二人で行動するようにします。

人間として、友達として、仲間として居心地のいい相手になることです。それには気も話も合い、一緒にいて疲れない、そして価値観が合うことが重要です。そうして「いなくてはならない相手」になるのです。

脈なしだからといって、あきらめることはありません。

でも、全く見込みのない人にこだわるのも時間の無駄ですし、この方法で数年をかけてしまうのも無駄です。

そんなときは他の男性にも目を向けましょう。（たえなかすず／ライター）

（愛カツ編集部）