アメリカ人男性と気持ちがすれ違う理由

日本人女性とハワイの男性との国際結婚を応援するマッチメイキング・ハワイでは、マッチングによる最初のデートの後に、お互いの印象であったりデートの感想、2回目も会いたいかという意思確認をしています。

カウンセラーが男性女性両方の意見を聞いていると、すれ違いがとても多いことを感じます。

まずは日本人女性Aさんとハワイ男性Bさんの初デートのご感想をご紹介します。

日本人女性Aさん
「お茶の後、車でいろんなところへ連れて行ってくれて、すごく楽しいデートでした！また会いたいです！」

ハワイ男性Bさん
「可愛らしくて、いい子だったよ。素敵なデートだったけど、彼女は僕に興味がないみたいだし2回目はわからないな」

女性は男性のことをすごく気にっているのに、男性にそれが伝わっていないパターンです。

次に日本人女性Cさんとハワイ男性Dさんの初デートのご感想です。

日本人女性Cさん
「すごくかっこよくて緊張しちゃいました！英語が不安だったけど、ゆっくり話してくれたので会話も大丈夫だったと思います、是非また会いたいです！」

ハワイ男性Dさん
「相手の女性がすごく受け身で、デート中僕だけが話しかけたり、盛り上げるようにしたり、なんだかずっと一人で話をしていて疲れてしまったよ…」

女性はお互いが楽しい時間を過ごしたと思っていたけれど、男性は自分が与えてばかりと感じてしまっているパターンです。

実はこの２パターンがすごく多いんです！

では、なぜこのような気持ちのすれ違いが多く起こってしまうのか…

それは日本では男性が女性を口説き落とすもの、女性は待つものという考え方がまだまだ強く、無意識に女性が受け身になってしまっているからです。

たとえば、Aさんはとても楽しいデートだったということ「次は一緒に〇〇へ行ってみたいな」というように社交辞令ではなくまた会いたいと思っていることを言葉で伝えると、Bさんも2回目のデートへ誘いやすかったでしょう。

英語で完璧に返事をすることは、男女のコミュニケーションにおいてそんなに重要なことではありません。

Cさんは、簡単な英語でも笑顔とジェスチャーで自分から話題をふることで、相手に自分ばかりがしゃべっているという印象を与えることはなかったでしょう。

デートの時は「相手に楽しませてもらおう」ではなく「相手と一緒に楽しもう」という意識を持つだけでもこのような気持ちのすれ違いはなくすことができます。

ちょっとだけ日本にいる普段の自分より積極的になって、素敵なデートを楽しんでくださいね。（マッチメイキング・ハワイ／ライター）
（愛カツ編集部）