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すすぎ過ぎはNG?自宅でのシャンプー&トリートメントの正しいやり方

  • 2018.7.3
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ほとんどの人が、毎日自宅でシャンプーとトリートメントをしていると思いますが、そのやり方を教わったことはありますか?

正しいやり方をしなければせっかくのシャンプーとトリートメントも効果を最大限に発揮することができません。

今回は美容師の筆者が、シャンプーとトリートメントの正しいやり方をご紹介します。

シャンプーの目的は3つ

シャンプーの効果
出典: Shutterstock

シャンプーは髪の毛を洗うものと思っている方が多いと思いますが、実はそれだけではありません。

シャンプーの主な目的は“洗浄”、“補給”、“保湿”の3つになります。

シャンプーは頭皮の汚れを泡の力を使って浮かし、落とす(=洗浄)とともに髪の毛の主成分であるタンパク質を髪の内部に入れ込む(=補給)をします。

このとき、髪の内部からタンパク質が抜けた状態をダメージと呼びます。このダメージ状態から脱するためには外から栄養であるタンパク質を入れてあげることが大切。

そして最後にこのタンパク質が髪の内部に入ることによって水分を留めておくことができます。これが“保湿”です。

シャンプーはこの3つの効果を同時に行い頭皮や頭髪を健やかな状態にしてくれます。

シャンプーで1番大切なことは「泡立て方」

シャンプーで1番大切なことは「泡立て方」
出典: Shutterstock

シャンプーの効果を最大限に発揮するためには泡立てが必要不可欠。

泡立てがうまくいかない方はおそらく湯洗いがしっかりできていないことが多いです。湯洗いとはお湯で髪の毛を洗うこと。

シャワーで髪の毛を濡らすだけではなく濡らしながらシャンプーをするようにゴシゴシ洗ってください。

こうすることで、泡立てを邪魔する汚れを80%ほど落とすことができるといわれています。

シャンプーの正しいやり方って?

シャンプーの正しいやり方って?
出典: Shutterstock

しっかりと泡立てたのち指の腹の部分で頭皮を擦って汚れを浮かし取ります。

髪の毛の多い方は、しっかりと頭皮に指を当てないと洗い残すことが多くなるので気を付けましょう。

そして洗い終わったらしっかりとすすいでください。泡のすすぎ残しがあると頭皮や髪に悪いですよ。

トリートメントの正しいやり方と効果

シャンプーにも栄養を髪の内部に補給することはできますが、トリートメントはさらに髪の内部まで栄養を入れることができます。

また、髪の毛の表面に薄い皮膜をはり、栄養が髪の中から出ていくのを防ぐこともできるんです。やり方も簡単!

適量を髪の毛になじませたら、手で揉み込んでください。揉み込みが終わったらシャンプーのときとは逆に“すすぎ過ぎない”ように気をつけてくださいね。

毎日当たり前のようにおこなっているシャンプーとトリートメントですが、意外と正しいやり方は知らなかった方も多いかと思います。

ぜひ参考にして、健やかな髪の毛を育ててくださいね。

【画像】

※ Nicoleta Ionescu、ArchiVIZ、Oleksandr Nagaiets、shutter_o / Shutterstock

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