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熱帯夜でも快眠!プロが教える夏のひんやり寝具選び

  • 2018.7.1
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暑さと湿気で寝苦しい季節になってきました。ぐっすり眠りたいのに、なかなか寝付けないという方もいるのではないでしょうか?そこで、夏の夜のお悩みを解消してくれるアイテムがないか、東急ハンズ新宿店「ぐっすりスヤスヤ商店」の安土さんにお話を聞いてきました。

涼しく眠れる寝具を求め、ハンズ「ぐっすりスヤスヤ商店」へ

ーSheage編集部(以下S)
寝苦しい夏の夜におすすめの寝具についてお話を聞きにきたのですが、その前にちょっと気になることが…。安土さんのエプロンは、ほかのスタッフの方と違うストライプ柄で、「Hi!Tenshu」の刺繍が入っているんですね。

ーHi!Tenshu 安土さん(以下安土)
そうなんです。実は東急ハンズ新宿店では、ある趣味や分野に熱い思いをもったスタッフが、分野ごとの商店を開いて店主となる「Hi!Tenshu」というコーナーを作っているんです。僕は、寝具担当の「ぐっすりスヤスヤ商店」の店主。このエプロンは、店主だけが身に着けているものなんですよ。

ーS
店主だけの特別ユニフォームなんですね!ちなみに、店主の安土さんが寝具にかける思いとはいかほどなのでしょうか…?

ー安土
気になる寝具があれば、全部自腹で購入して試しているほど夢中です。ハンズクラブカードのポイントカードがどんどん溜まっちゃって…(笑)。寝具について語るなら、自分しかいない!っていうぐらいの気持ちをもっています。

ーS
なんて頼もしい!では早速、夏におすすめの寝具について教えてください。

ひんやり感じられる寝具いろいろ

ーS
ここのところ、暑さと湿気のせいでよく眠れなくなってきて…。暑い時でも涼しく感じられるような、おすすめの寝具はありますか?

ー安土
涼感寝具なら、僕がおすすめしているのはエムール「スーパーウルトラクール」(写真左)・公大「サラフ」(写真中央)・田村駒「アイスマックス」(写真右)の3つです。

ーS
涼感寝具というと、どれもひんやり感じると思うのですが、それぞれ違いはあるんですか?

ー安土
触るといちばんヒヤッと冷たく感じるのがスーパーウルトラクール。サラフは麻のような素材感が特徴で、肌に乗せてもくっつくような感じがなくサラっとしています。アイスマックスはその両方を持ち合わせた中間のようなものです。ぜひ触ってみてください。

ーS
スーパーウルトラクールはふんわりしているけど、思った以上にヒヤッとしますね!サラフのクールケットは、包まれるとサラサラで冷たい。こんなに触り心地が違うなんてびっくりしました。ところで、この冷たさはどのぐらい持続するんでしょう?

ー安土
肌が触れ続けたところは体温でだんだんと温かくなってしまいますが、コロンと寝返りをうつたびに冷たく感じられますよ。自分で実験してみたんですが、30℃ぐらいの部屋でも、寝返って触れたところは冷たく感じられるという効果がありました。

ーS
何度か寝返りをうつと常に冷たく感じられるんですね。おすすめしてもらったものはどれもひんやりしていて、何が一番いいか迷ってしまいそうです。

ー安土
どのメーカーさんも繊維などを工夫して、涼しく感じられる寝具をたくさん開発しています。だから、迷ったら触り心地や質感で選ぶといいかもしれませんね。お店にはサンプルが置いてあるので、どんどん実物に触って、自分好みのものを選んでいただくのが一番ですよ。

ーS
なるほど。私は、触り心地がふわふわで、すごくヒヤっとするスーパーウルトラクールが気に入りました!

身体を冷やしすぎない天然素材の夏掛け

ーS
ただ、私は冷え性でもあって…紹介してもらった涼感寝具だと、身体が冷えすぎてしまわないかちょっと心配にもなるのですが…。

ー安土
身体を冷やしたくないという方におすすめなのは、創業から450年の老舗・東京西川さんの夏掛け「季ノ布」。昔ながらの布団と違って、和テイストを残したストライプ模様のかっこいいデザインも特徴ですよ。

ーS
涼しげですね。(触らせてもらうと)あ、サラサラッとしてる。

ー安土
そう、中も表も麻をメインに使っていて、軽くて風通しがいい。ザラザラとサラサラの中間ぐらいの触り心地も、肌にまとわりつかず気持ちいいんです。実は僕も、次に購入するのはこれだ!って狙っているんですよ(笑)。化繊のひんやり感とはまた違い、天然素材の通気性やザックリとした質感で、涼しいながらも身体を冷やしすぎずに眠れます。

湿気を抜群に吸ってくれる寝具

ーS
あと、寝ている間に汗をかいて、べたつくのも気になるんですよね…。

ー安土
そんなときは、龍宮というメーカーの「パシーマ」です!福岡県うきは市の自社工場で一貫生産される、知る人ぞ知る逸品で、10年以上使っているという根強いファンもいるぐらいなんです。
表生地はガーゼ、中材は脱脂綿でできていて、どちらも医療用に使うことを前提にしている素材。吸水性が抜群で、汗で濡れたとしてもすぐにサラッとします。

ーS
医療用の素材って聞くだけで、もう品質が良さそうな雰囲気を感じます。実際に触ってみるとふんわりとしていて、とっても軽いんですね。でも、正直なところ、ほかの綿素材と触り心地は変わらないような気も…。なぜそんなに吸水性が高いのですか?

ー安土
それは、作る工程に秘密があります。パシーマは採ったばかりの綿に含まれる油分をきちんと取り除くことを心がけています。油を落とせばその分、水を吸い取るようになるので、何度も丁寧に洗って油分を取り除きます。それに、脱脂綿は洗うほど空気が入り、膨らむ性質もあります。空気が入るってことは、汗をかいたとき、ぐんぐん吸ってくれるし乾きが早い。だからこそ、ほかの素材よりも吸水性が高いんです。
さらにすごいのは、このパシーマ、冬も使えるんですよ。空気の層のおかげで、この上にちょっと毛布を掛けるぐらいで十分あったかく過ごせます。

ーS
一年中使えて、コスパがいいんですね!

ー安土
僕自身、パシーマが大好きすぎて、両親にプレゼントしたほどです。一生懸命なメーカーさんなんで、本当にたくさんの人に知ってもらいたい。ハンズで買わなくてもいいから!って思っちゃうぐらい(笑)。


店内にはたくさんの寝具が揃っていて、安土さんの詳しい説明もあり、思わずお財布を開きそうに。みなさんのお悩みを解決してくれそうな寝具はありましたか?次回は、布団などの寝具とは異なる変わり種の快眠グッズから、安土さんのおすすめをご紹介いただきます。お楽しみに。


※ご紹介した商品は季節商品のため、売り切れの可能性もあります。

writer / Sheage編集部 photo / 八木虎造

取材協力

東急ハンズ新宿店/安土 知宏さん

1990年、東急ハンズに入社。
ヒントショー(実演販売チーム)スタッフを経て、2018年3月からは「Hi!Tenshu」に就任し、ぐっすりスヤスヤ商店の店主として活躍中。

東急ハンズ新宿店
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タイムズスクエアビル2~8F
https://shinjuku.tokyu-hands.co.jp/

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