1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 読み聞かせのお悩み8つを解決! ママも絵本を楽しむコツは?【コソダテフルな毎日 第80話】

読み聞かせのお悩み8つを解決! ママも絵本を楽しむコツは?【コソダテフルな毎日 第80話】

  • 2018.6.28
  • 9266 views

わたし、絵本を集めるのが好きで、子どもが生まれてから借りるより買う派でせっせと集めているんです。

育児で誇れるものは何もないけれど、読み聞かせを欠かさずやってきたことだけは私の唯一続けてきたことだと自負しています。実は絵本好きが高じて図書館司書資格も持っています(学生時代にアルバイトで図書館で働いたことがあるぐらいなので、名ばかりですが一応大学で資格を取得しました)。

先日、おススメの絵本についての記事をブログの方にアップしたところ、意外にも反響がありまして、読み聞かせにまつわる質問をたくさんいただきました。

せっかくだから同じように疑問を抱いてる方もいらっしゃるかもしれないので、今回ウーマンエキサイトさんのほうで質問に答えていきたいと思います。

あくまで私個人の経験にしかすぎませんが、何かの参考にしていただければ幸いです。

■お悩み1. 何歳から読めばいい?


絵本の読み聞かせをし始める年齢といえば、おそらく一番スタンダードな年齢は生後5・6か月頃ではないでしょうか。

今はブックファースト事業と称して市町村から絵本が配られますが、だいたい生後5・6か月頃が一番多いと思います。

私もちょうどその頃に読み聞かせを始めましたが、はっきり言って、最初の頃はだいたい無表情&無反応です。しーーーんですよ、しーーーーん。

1人小芝居状態になりますがそのうち興味を示す時が来るようになりますので心折れずにいてください(笑)

逆に「小さい頃から読み聞かせをしていなくて子どもも4歳、5歳になってしまいました。今から始めても遅いですよね?」といった質問もありました。

大丈夫だと思いますよ。遅すぎるなんて事はないと思います。

むしろ、4歳は絵本の黄金期と呼ばれていて、ストーリーのあるお話も楽しめるようになる年齢ですし、本を選ぶ楽しさも湧いてくる頃です。

遅すぎるということは決してありませんので、いつからでも読んであげてください。

ちなみに私が親に初めてちゃんと読み聞かせをしてもらったのは5歳頃です。


■お悩み2. 全然聞いてくれない!


「絵本をなめたり、破いたり、投げたり、何度注意してもやめません」
「絵本で遊んでばかりで読み聞かせどころではありません」

はい。私なら、読み聞かせは諦めて、絵本を一度隠してしまいます。

たぶん、今は絵本を読むものだとは認識していないと思うので、もう少し大きくなるまでいったん絵本を収納しておきます。

長男は赤ちゃんの頃から絵本を読んでもらうことが好きで集中してずっと聞いてる子だったのですが、次男は全く興味を示さず、1歳になっても2歳になっても3歳になってもちっとも聞きませんでした。

なので私も次男には無理に読み聞かせはしていません。

でも5歳になってようやく絵本の楽しさに気づいたらしく、読んで読んでと持ってくるようになりました。

きっとその子その子で興味を示し始めるタイミングがあると思うので、その時まで大事に取っておくのも手かもしれません。

■お悩み3. 読み聞かせが苦痛…


今度はお母さん自身の問題で「絵本の読み聞かせがどうしても苦手です。どうしたらいいですか?」という質問。

別に読まなくてもいいと思いますよ! 苦手なものはしょうがないです。イライラしながら読むぐらいなら読まないほうがいいとさえ思います。

お母さんとはいえ人間ですからそりゃ得意不得意ありますって! 私の場合は、母親にほとんど読み聞かせしてもらった経験がありませんが、人格的に歪んで成長してるわけでもありませんし、ちゃんと育ってます!

私は絵本の読み聞かせは心の栄養だと思っていますが、読み聞かせをしなかったからといって栄養失調になるわけではないとも思っています。

子どもって案外たくましいので、読んでほしい! とおもったら読んでくれそうな人を見つけてきます(私の子どもの頃はゆるかったので、図書館の司書さんに「読んで~~」と言って読んでもらったりしていました。お仕事中なのに読んでくれてた司書のおばちゃんに感謝です)。

また、早くから自分で本を読むようになったのでそれはそれでよかったと思っています。


■お悩み4. 読んでいるのに話しかけられる


ありますよねー。

読んでる最中に、いろいろと話しかけてきてその質問に今答えてあげるべきか、最後まで読んでしまうべきかって考えちゃいますよね。

私も、読んでる最中に話しかけられるのが苦手なんです。流れがぷつぷつ途切れるというか、リズムが狂うというか…。

本当は子どもの目に留まった絵や、発見を一緒に共有してあげればいいのでしょうが私は「あとで」と言って一気にザァァァっと読んでしまう事が多いです。

お話はお話として最後まで聞いて、何か聞きたいことやママに見てもらいたいものがあれば読み終わってから言ってもらうスタイルにしています。

それでも途中でなんだかんだ喋りかけてきますが、聞こえないフリして通し読みしています。

たぶん、何が正解って答えはないと思うので、お母さんが読みやすいように読むのが一番だと思います。

■お悩み5. 絵本の表紙はどうしてる?


絵本の表紙は…容赦なく捨ててます!

表紙を捨てるってもったいないような気がするのですが、表紙があると読みにくいし、テープで貼り付けても結局ズレてくるし、思い切って捨ててます。

絵本のいいところは表紙をはがしても同じ表紙が印刷されているところなんです。

■お悩み6. 小学生になっても買い続ける?


たしかに。

絵本は何度も同じ本を読み聞かせをすることが多いので、ある意味元が取れるのですが、小学生の本となるとたいてい一回読んだらおしまいになることが多いです。

小説でもそうですよね? 一度読んだ小説を最初っから何度も読み返す人って少ないと思います。

それでも、我が家は基本的に購入しています。一度しか読まなくても。ただ全冊買うことは無理なので、もちろん図書館と併用はしています。

本人の中で「これは買いたい」「これは借りるだけでいい」という線引きをしているようなので本人の意向に従って買ったり借りたりしています。


■お悩み7. どうやって読んだらいいかわからない…


「図鑑や、どう読んだらいいか分からない本を持ってきて困ります」

あ~~~、わかります。いや、それ、読み聞かせする本じゃないから…みたいなの持ってきたりしますよね。

私の場合は、一度何かしら読んでやらないと引き下がらないのでとりあえず読みます。図鑑ならば、どれか1か所選んでもらって(虫ならどれか1匹の虫、といったように)そこだけ読みます。

もっと! もっと! と言ってきたら…面倒臭い時には「自分で見てー」と言ったり、「違う本にしてーー」と頼んだり…基本ゆる~~くその場その場で流しています。

個人的には擬音で書かれている絵本を読むのが苦手なのですが、結果的にその手の本は我が家には少ないです。

やはり読み手の読みやすさみたいなものも絵本選びに加味されがちなので、おのずと選書が偏ってくるのも致し方ないことかもしれません。

■お悩み8. 子どもに絵本を選ばせる?


めっちゃわかります(笑)

これはそのシチュエーションによって変わってくるのですが、まず、同じ本ばかりを「読んで」と言って持ってくる場合には同じ本でも何度も読んであげます。

読んでる方は「またこれかよー」って思うのですが、本人的には同じ話・同じ結末でも楽しいらしく、飽きるまで読みます。

しかし、本屋さんなどで子どもに選ばせると、毎回似たような絵本を選んでくることが多いです。

特に三男は本屋に連れていくと毎回のりものの本を選んできます。でも、もう家に同じようなものがありますし、買いたくありません(笑)

なので、似たような本を買って欲しがる時には親の権限で買う・買わないを決めて私が読んであげたい本、私が「気に入るんじゃないかな?」と思った本を選びます。

私の主観ですが、自分で選んだ本だから気に入って読む…ってことはあまり関係ないように思います。

自分で選んだのりものの本でも1回読んだら飽きてますし、逆に親が勝手に選んできた本でも気に入って何度も読むこともあります。

子どもの興味を広げるためにもソムリエになったつもりで「こんなのはどうですか?」とおススメしつつ、「あ、こういうの喜ぶんだ」と発見したり「あれ?全然ウケない」と気づいたりしながら読んでいくのもまた楽しみのひとつだと思います。

いずれにせよ、無理せず、楽しく、ゆる~~く、面倒臭い日には読まなくっても全然オッケー! 長く続けていくことが大事だと思っています。

読み聞かせは心の栄養。一緒に楽しみましょう。

(ちゅいママ)

元記事で読む
の記事をもっとみる