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ラクな姿勢だと疲れやすい!? 疲れにくい体をつくるためのトレーニング

  • 2018.6.27
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パソコンの前で疲れた顔をしている女性の画像

疲れにくい体づくりは姿勢から

背筋を伸ばして立っている女性の画像

5月26日放送の「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)では、冬季オリンピックに8回も出場した伝説のスキージャンプ選手・葛西紀明さんが登場。疲れにくい体をつくる、独自のトレーニングを伝授してくれました。

疲れにくい体をつくるために1番大事なポイントは、基礎代謝を上げること。代謝を上げれば疲労物質を体外へ排出させることができるため、疲れを溜めずに元気な状態を保つことが可能になります。

葛西さんが考案した「葛西式メソッド」は、まず立っているときの姿勢の矯正からスタート。ラクだと感じる姿勢は人それぞれ違いますが、この「ラクな姿勢」は「疲れない姿勢」とは別物。重心が偏ったり背中が曲がっていては意味がなく、背筋を伸ばしてまっすぐ立つことで首や肩にかかる負担が減らせるのです。

体幹を鍛えるトレーニング

スポーツジムでスクワットをする女性の画像

正しい姿勢を維持するためには、しっかり鍛えた体幹が必要。葛西さんは体幹トレーニングのやり方も教えてくれました。まず両ひざを立てて仰向けに寝て、おへその下に力を入れましょう。上半身をゆっくり起こして、おへそが見えたら3秒間キープ。息を吐きながら最初の体勢に戻します。寝る前に5回行うだけで、腹横筋と腹直筋が鍛えられますよ。

続いては、下半身を強化する「スキージャンプスクワット」。足を肩幅に開いて、頭の後ろで手を組みます。つま先とひざが正面を向くように意識しながら、ひざがつま先より前に出ないように10秒かけて腰を落としましょう。お尻を突き出すイメージで下ろしていき、お尻がひざの位置より低くなったら10秒かけて元の姿勢へ。5回で1セットとし、1日3セット行うことで下半身を支える筋肉が丈夫になるはずです。

「テレマークスクワット」は、大殿四頭筋や大殿筋、腹筋を鍛えるトレーニング。手を腰に当てて、前後に足を開いた姿勢から始まります。バランスを取りながら5秒かけてひざを落とし、後ろに引いた方の膝が床に着く直前で5秒キープ。10秒かけてゆっくり元の姿勢に戻しましょう。左右交互に5回ずつ行い、こちらも1日3セットでOK。

葛西式メソッドを実践した人からは、「結構キツかった! これは効きそう」「立ち仕事だから毎日やって鍛えなきゃ」「自分のペースでやってるけど筋肉ついてきたかも」と好評の声が続出。毎日続けることに意味があるので、疲れがたまりやすいと感じている人は取り入れてみては?

文/プリマ・ドンナ

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