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“私の肌に合う!”を見極めるコツ。 – 美容家・深澤亜希

  • 2018.6.26
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美容家の深澤亜希さんに、ご自身のキレイの秘けつを伺うインタビュー。2回目となる今回は、自分の肌に合うスキンケアを見極めるコツや、深澤さんおすすめのスキンケアアイテムなどを教えていただきました!

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スキンケア、何でもやればいいってものじゃない!

―つやつやの白肌が印象的な深澤さんですが、過去に肌悩みがあったことはありますか?

深澤さん:美容家に転身した28歳のころに、いろいろなお化粧品をたくさん使っていたんですが、ものすごい肌荒れになってしまったことがありました。本当に何をつけても治らないというくらい、ひどい状態になってしまって。

そこで皮膚科に駆け込んだところ、皮膚科の先生に「全部やめてシンプルなスキンケアに戻した方が良い」というアドバイスをいただきました。

そうしたらみるみる肌が元気になり、一気にキレイな状態に戻ったんですね。その経験から「あ、何でもやればいいってものじゃないんだな」と感じましたね。

―シンプルに戻しただけで、わりと瞬間的にというか、短期間で良い状態に戻られたんですね!

深澤さん:そうなんです。今はお化粧品もどんどん進化して効果が期待できる分、肌に合わなかった時にはダメージも大きくなってしまうというのが実感で。 特に敏感肌の方などには、そういった部分にも気をつけていただきたいなと思いますね。

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“自分に合うスキンケア”を見極めるコツは

―深澤さんが、スキンケアで大切にしていることについてはいかがでしょうか。

深澤さん:やはり基本は、自分に合ったアイテムで、正しい使い方を丁寧にするということが大切です。 例えばシートパックも長く肌にのせておけばいいというものではありませんし、乳液1つとっても、雑に何種類もつけるよりは、1つを丁寧に行う方が肌はきれいになるというのが私の考え方です。

あとは、自分にこのスキンケアが合っているか分からないという方って、けっこうたくさんいらっしゃいますよね。

―そうなんです! 自分に合うスキンケアを見つけるのも、合っているか見極めることも、むずかしいと感じている女性が多いんじゃないかと思うんです。

深澤さん:おすすめの方法があるんですけれど、頭文字で「と・う・き・は・だ」というのがポイントになります。

「と」は透明感、「う」がうるおい。「き」は均一な肌色。「は」がハリ。「だ」が弾力ですね。これがご自身のお肌にあるかというのを、とにかく朝晩チェックしてみるのがおすすめですよ!

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―わかりやすいです・・!

深澤さん:日々ご自身の肌を見ていると、「今日は赤みが出ているな」だったり、「今日は生理前だから私の肌はこうなんだ」とか、「昨日夜更かししたからここに吹き出ものができるんだ」とか、細かいことにどんどん気がつきはじめます。おおざっぱに見ているとわからないことも、毎日続けると結構わかってくるようになります。

肌が一番、スキンケア成分を吸収するのはどんなとき?

―スキンケアをするときの、各手順のポイントについてはいかがでしょうか?

深澤さん:これもまた頭文字なんですが(笑)、「し・み・け・あ」というのがポイントです。スキンケアをするときに、一番肌がスキンケア成分を吸収しやすい肌状態というのがこの「しみけあ」の状態なんですね。

―なるほど。

深澤さん:「し」が湿っている状態、「み」が密閉されている状態、「け」が血行が良くなっている状態、「あ」が温まっている状態ですね。

この状態にお肌がなっている時に一番スキンケア成分が浸透するので、1つはお風呂あがりがおすすめです。温かくなっていて、肌がほぐれていて、毛穴も開いていて。そのときに丁寧にスキンケアを行い、最後にクリームなどで肌を密閉するというのがデイリーケアの基本になります。

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―いろいろ使うというよりも、自分に合っているアイテムで「しみけあ」を意識しながら行うのがポイントですね。

深澤さん:はい。乾燥が気になる時は重ねぬりをすることで効果が高まりますし、これも「丁寧にスキンケアを行う」ということにつながっていきます。

深澤さん愛用のスキンケアアイテムを教えて!

―今回は、深澤さんが特に気に入ってご使用されているスキンケアアイテムについても教えていただきたいです!

深澤さん:クレンジングは、美容家の石井美保さんが出されている「パーフェクショネール」が鉄板品ですね。泡で一気に落とせるもので、肌があまり強くない私もぴりぴり感や乾燥を全く感じることなく、本当に素晴らしいんですよ。

お化粧水は、ビーグレンの「QuSomeローション」をリピートしているんですが、物凄く透明感が出て、本当にお肌がむき卵のようにつるっとなります。

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―美容液などはいかがでしょう?

深澤さん:ドクターシーラボの「VC100APPSスペシャルエッセンスEX」はビタミンCがとても濃厚に配合されていて、私は南国に行く時に紫外線のダメージケア用として、必ず持っていきます。あまり紫外線のダメージを気にせずに、ビーチを楽しめるようになりますよ!

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最後のクリームは、津田攝子(つだ・せつこ)先生のドクターズコスメで、「スキンバリアクリーム」がお守り的なアイテムですね。肌荒れしたときにもお世話になっていて、本当にとっておきの一品です。

本当に、どのアイテムも「あなた最高!」って話しかけたいほど(笑)。

みなさんも、ぜひお気に入りの一品を見つけてみてくださいね!

今回は、深澤さんにスキンケアにおけるポイントを伺いました。最終回は、7/2(月)18時に公開予定です。気持ちの面からハッピーでいるコツなどを伺っていますので、楽しみにしていてくださいね!

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深澤 亜希/美容家

1977年生まれ。幼少期をタイで過ごし、高校はアメリカへ留学。現在は美容家として、「女性は自分に合った正しい美容法を行えば、誰でも必ずキレイになれる」をモットーに女性誌やトークイベントなどで活躍するほか、化粧品会社や、商品開発のアドバイザーも務める。 著書に「白ツヤたまご肌のつくりかた シミのできない魔法の美白ルール40」(三空出版)、「7日間で恋もキレイも手に入る! 魔法の美人プログラム」(大和書房)など。

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